『HD-2D版 ドラゴンクエストIII』は、1988年に発売されたファミリーコンピュータ用RPG『ドラゴンクエスト III そして伝説へ…』のリメイク。スーパーファミコンからPlayStation 4まで、さまざまな機種に移植されたシリーズ屈指の人気作だ。 「HD-2D」とは、ドット絵をベースとした背景に3D的な効果を加えることで、独特の立体感や空気感を表現する手法だ。『オクトパストラベラー』で採用され、その箱庭風のグラフィックが大きな話題となった。 リメイク版のプロデューサーは「HD-2D」の走りとなった『オクトパストラベラー』の制作にも携わった早坂将昭氏。氏によると、当時『ドラクエIII』を遊んだ大人だけでなく、初めてプレイする子どもでもわくわくしてもらえるような作品を目指すという。 番組に出演した『ドラクエ』の生みの親、堀井雄二氏も「初『ドラゴンクエスト』がこれであってもいいと思う」