市役所に家庭用サウナを持ち込むなどしていた大阪・池田市の冨田市長は26日、辞職する考えを示しましたが、時期を明言しませんでした。 27日、市議会では、市長に対する不信任決議案が提出されましたが、「今は選挙は避けるべきだ」などとの反対意見が出され、否決されました。 大阪・池田市の冨田裕樹市長をめぐっては、市議会の百条委員会が▼家庭用サウナを市役所に持ち込んでいたことや、▼職員へのパワハラなどを認定し、市長の資質を著しく欠くとして「辞職を求めるとともに不信任決議が相当だ」とする報告書をまとめ、26日、冨田市長は辞職する考えを示しました。 ただ、辞職の時期については「高齢者へのワクチン接種が行き届いた時期」とだけ述べ、明言しませんでした。 市議会では27日、冨田市長への質疑が行われ、議員からは、「高齢者のワクチン接種は市長がいなければできない事業ではない。即座に辞職するべきだ」などの意見が出され