日経ビジネスは1月20日号で「シリコンバレー4.0 ~変貌する革新の聖地~」と題する特集を掲載した。世界をリードするイノベーションを生み出し勢力を拡大するシリコンバレーの現状、そして次々と起業家を育むエコシステムの強さを描いた。 シリコンバレーに拠点を構える米ベンチャーキャピタル (VC)のシエラ・ベンチャーズは2013年7月、日本人起業家である芳川裕誠氏が率いるクラウド型データウエアハウスサービス提供会社「トレジャーデータ」に出資した。同社の役員にも名を連ねるティム・グレリ氏に話を聞いた。 (聞き手は日経ビジネス 原 隆) グレリ:私はドットコムバブルを目の当たりにした人間の一人だ。ただ、起業した会社を1999年、2000年に売却したから巻き込まれてはいないがね。 当時のバブル時に何が起きたのかを振り返るといい。ビジネスの基本である顧客、売り上げ、利益のバランスをあまりにも軽視した上場が
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