関戸 日本企業はDXに出遅れていると言われていましたが、ここ数年の加速は目覚ましいものがあります。「スピード感を持ってやっていこう」という企業が圧倒的に増えていますね。これまではコスト削減が重視されていましたが、昨年あたりからAI(人工知能)や機械学習など、オンプレミスのシステムでは利用が難しかったテクノロジーを活用することで、ビジネスの高度化を目指す企業が多くなってきたように思います。 山中 確かに「効率化のためのデジタル化」から「経営革新のためのデジタル化」へと移りつつあると感じます。ただし、ビジネス変革としてのDXは、これまでのシステムを捨てて全く新しいものに置き換えるわけではありません。既存システムと最新テクノロジーを駆使した新システムを両立させることが重要です。 ――どのように顧客企業のDXを支援していくのでしょう。 関戸 DXには「業務DX」と「事業DX」の2種類があると考えて
![両社の知見とテクノロジーを組み合わせて顧客企業のビジネス変革を支援する](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6f02de72d2b42fc8a87ce7167f70b105ac93cfa2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fspecial.nikkeibp.co.jp%2Fatclh%2FNXT%2F21%2Fvmware1112%2F600_315.jpg)