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ブックマーク / anemone.dodgson.org (4)

  • ROM: Managers Writing Code - steps to phantasien

    ランダムなマネージメントの話。マネージャはコードを書くべきか。 なおここでいうマネージャは Engineering Manager で、TL は他にいるものとする。この前提だと、conventional wisdom は「マネージャも重要なものはともかく少しはコードを書いた方がいい」くらいな気がする。 自分は個人的にはマネージャにはコードを書いてほしくない。全然。なぜならマネージャの書いたコードは扱いがめんどくさいから。そしてどうせならコード書き以外の面倒に時間を使ってほしいから。 例。あるとき上司上司が crash bug の修正コードを書いてきた。普段はコードを書かないがプログラマ出身の人物。そのバグは当人が現役だった頃に使っていたのと同じライブラリのよくある問題に起因していた。その知識を活かして問題を特定し、修正を試みたのだった。 問題の特定まではよかった。でもコードをみると直し方

  • 異動ルールズ - steps to phantasien

    異動してみた。Chrome と関係ない Android アプリのチームへ。 モバイルに詳しくなろうと余暇にちまちまコードを書いてみたもののまったく捗らない。いっそ仕事にしてみようという次第。座席の引越しから数日、よろよろしながらもやっと初コミットできた。めでたい。 Work Rules というがある。 Googleの人事(People Ops)のボスによる Googleで、人事制度を中心に企業文化やシステムを紹介している。 いまいち時代背景が不透明な How Google Works と違い大企業としての Google をうまく描いている。興味深く読んだ。 中でも三つの論点が印象に残った。透明性、自由、そして管理職の権威を削ぐこと。異動の支度をしながら読むと説得力がある。一例として様子を書いてみたい。 Googleエンジニアリング部門は、たまの異動を薦めている。いろいろ経験して

  • Borg Paper 感想 - steps to phantasien

    Kubernetes の元ネタになった Borg というシステムの whitepaper が出ていた。読んでみる。自分の Borg 経験は hello world したくらい。 全然知らない。そしてめんどくさそうなので出来ることなら使わずに人生を終えたいと思っている。 でも後学のために読んでも損はあるまい。 Google インフラシリーズでは親玉格のはず。 Whitepaper としては不親切な内容。読者がこの手のスケジューラについてある程度知っている前提で書かれている。ただ Cell だの Borgmaster だの Borglet だの Preemption だの、サーバ側の人々の会話に出てくる用語は一通り解説されている。きっとポイントは押さえられているのだろう。 ・・・と思って読んだものの、やはりどうにもとりとめがない。細かい工夫の話が多く big picture がよく見えない。設

  • 確率的に犠牲的 - steps to phantasien

    Martin Fowler が Sacrificial Architecture と言い出した時は驚いた。“変化を受け入れよ” はどこにいったの。書き直しはダメと自分の中の結論が出たのは随分前のことだけれど、ひさしぶりに考え直してみる。 Sacrificial Architecture の論拠として Martin Fowler はいくつかのインターネッツ企業を例にとっている。でも一般化するには偏ってないか。それにこれら企業が面していたのはごく限られた種類の変化だ: 彼らはもっぱら性能不足と戦っていた。 機能の変化に強いコードは柔軟性の裏で性能を犠牲にしがち。機能の変化を捉えることに先鋭化した従来の Agility は性能要件の変化を必ずしもやり過ごせない。一方で存在感を増すスタートアップの世界では性能への期待が当たり前のように大きく変わる。だから Agile はあてにならない、堅牢なアーキ

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