「オイスターバーって、ちょっと敷居が高いんですよねー、なんとなく」 担当Mが私にそう語ったことから、この企画は始まった。 そんなことは全然ないッ!! むしろカキが好きなら積極的に行くべきだ。 カキ好きフードライターの私は声を大にして言いたい! そしてまず「敷居が高い」という表現から誤用である。 まめちしき 敷居が高い:「不義理・不面目なことがあって、その人の家に行きにくいこと」(大辞林)例文:「ツケがたまってるんで、あのスナックは今ちょっと敷居が高いんだよ」。「高級そう、上品すぎてちょっと……」みたいな意味で入りにくい、は本来の意味ではない それはともかく! カキ好きにもかかわらず、オイスターバーを敬遠するのは実にもったいないこと。ここは信頼しているオイスターバーの匠に楽しみ方をレクチャーしてもらおう! 生ガキには「さわやか系」と「こってり系」がある! 今回ご教授いただくのはカキの国の水先