望ましい文字サイズの単位 使用できる文字サイズの単位は、それぞれの処理系(アプリケーション)で決まっている。今日では複数の単位も使用できる処理系も多く、小数点以下の細かい単位で指示できるので、どんな長さの単位でもよいように思われる。しかし、実務的にはどんな単位が望ましいのか、考えてみるのもよいだろう。 その場合、国語辞書と同じように、“使い慣れた単位が最もよい”というのが答えとして考えられる。慣れた単位は、デザインする際に具体的にイメージできるからである。 私は、ポイント単位であれば、ある範囲の大きさがイメージできるが、級の場合はせいぜい10級から13級くらいの範囲しかイメージできない。 大きさに差が付くサイズ 文字サイズは、表示体裁にアクセントを付けるものである。別の言い方をすれば、どのくらいの大きさの違いがあれば見た目の差が付くのか、という問題でもある。 書籍では文中で括弧書きする例が