1月4日の東京ドームにケニー・オメガが映し出した、プロレスとゲームとの親密な関係
1月4日。日本のプロレス界において一年でもっとも大きな興行である、新日本プロレスの東京ドーム興行WRESTLE KINGDOM。その日のメインイベントで、オーロラビジョンに、『UNDERTALE』のクリエイター、TOBY FOXが制作に携わった映像が流れた。見る人が見れば一目で『UNDERTALE』のものとわかるそのドット風のイメージ、演出、そして音楽。3万人以上の観客で埋め尽くされた同会場にどれほどのインディーゲームファンがいたか、そして『UNDERTALE』を遊んだプレイヤーがいたかはわからないが、それがひとつの事件であったことは間違いがない。その映像を背負って現れたのは、ひとりのカナダ人レスラー。鎧を模した入場コスチュームを纏い、片翼の白い羽をなびかせて、大きな剣を背負っている。『FF7』に登場するキャラクターのイメージをそのまま体現したかのようなビジュアル。ひとめでわかる強さのなか
「D&D第3.5版ルールで一生ハクスラするゲーム」の決定版『Low Magic Age』
ようこそ！ フォー…… 『Low Magic Age』へ！ かつて栄えた魔法のゴールデンエイジは終わりを告げ、鉄と筋肉そして20面ダイスが支配する世界。呪われた島なんて気の利いた観光名所はないが、古代王国の遺跡そして財宝にことかかない、冒険者たちの世界がここアルシア大陸である。今日も人間、ハーフオーク、ドワーフ、その他いろいろが富と名声を求めて旅立ちを決意する。そう、時はまさにローマジックエイジだ。 トレーラーは中国語だが、英語も収録している。また、本稿のスクリーンショットは有志日本語MODを導入したものである。この場にて有志諸氏への感謝を表したい。 本作は『ダンジョンズ＆ドラゴンズ』（以下、D&D）第3.5版ルールをベースに、現代ゲーム水準のユーザインタフェースで完全武装した、シングルプレイのコンピューターRPGである――これが何を意味するか、最近卓を囲んでいないテーブルトークRPG（以
「ゼルダの伝説 BotW」にバグが少ない理由
素晴らしいオープンワールドゲームならいくらでもある。「The Elder Scrolls V: Skyrim」、「ウィッチャー3 ワイルドハント」、「グランド・セフト・オートV」、「Fallout 4」など、巧妙に作り込まれた膨大なスケールのゲームは特に海外のタイトルが多いように思う。それらと比べても遜色のない国産タイトル「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」（以下、BotW）だが、他のオープンワールドゲームより優れている点があるとすれば、バグの少なさなのではないだろうか。僕はハイラルの世界を150時間以上冒険しているが、バグらしいバグに遭遇したのは片手で数えられる程度の回数しかないのだ。 では、なぜBotWはこんなにもバグが少ないのか。「何年も入念に開発してきたからだ」とか「細かいところを丁寧に作り込む日本人の職人魂が備わっているから」とか、そんな理由でも片付けられそうな気がするが
データに紐づくタスク管理ツールで骨組みから作るオープンワールド「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」のプロジェクト運営
8月31日、パシフィコ横浜で開催されたCEDEC 2017にて「『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のプロジェクト運営 ～試作から製品までシームレスに！～」と題された講演が行われた。タイトルの通り、今年3月に発売された「ゼルダの伝説 ブレスオブワイルド」（以下「BotW」）の開発を任天堂のスタッフが振り返り、エンジニアとアーティストの立場からプロジェクトマネジメントの秘訣を説明したセッションであった。任天堂がこのような公開での発表を行うことが非常に稀であり、特に今回の発表では任天堂が社内で利用している内製タスク管理ツールが紹介されたのが貴重だ。すべてのスタッフが作品のクオリティにコミットするという任天堂らしい開発スタイルを大規模プロジェクトでいかに実現したか、そのあらましを説明しよう。 まずは登壇者の紹介が行われた。プログラマーの岡村祐一郎氏は「BotW」でシステムアーキテクトを担
ミニスーパーファミコンが国内向けにも発表！10月発売へ
海外での発表に続き、小型スーパーファミコン「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」が国内向けにも発表された。2017年10月5日（木）に、7980円（税別）で発売される。 収録タイトル数は、海外版と同じく21本。ラインナップは海外版と若干異なるが、幻のタイトル「スターフォックス2」はちゃんと収録されている。 スーパーファミコンのパッケージを再現 「ミニスーファミ」の収録タイトル一覧は以下の通り。 F-ZERO がんばれゴエモン ゆき姫救出絵巻 超魔界村® ゼルダの伝説 神々のトライフォース スーパーフォーメーションサッカー 魂斗羅スピリッツ スーパーマリオカート スターフォックス 聖剣伝説2 ロックマン®X ファイアーエムブレム 紋章の謎 スーパーメトロイド ファイナルファンタジーVI スーパーストリートファイター®II スーパードンキーコング スーパーマリオ ヨッシーアイランド
物議を醸したメガCDの実写ゲーム「ナイトトラップ」がPS4とXbox Oneで発売
リマスター版「ナイトトラップ」がPlayStation 4とXbox Oneで発売されることがわかった。 デベロッパーのScreaming Villainsは、「Night Trap: 25th Anniversary Edition」を公式サイトで発表した。リマスター版は、米国とヨーロッパで今春リリースされる。 実写ゲーム「ナイトトラップ」は、1992年にメガCDで発売された。大人向けの内容から90年代に物議を醸し出し、アメリカで公聴会が開かれる騒ぎにもなった。 「ナイトトラップ」は、ヴァンパイアに襲われる5人の少女を守るゲームだ。Limited Run Gamesでは、「Night Trap: 25th Anniversary Edition」のパッケージ版（PS4）が期間限定で発売される。 「Night Trap: 25th Anniversary Edition」のパッケージ版
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