企業へのサイバー攻撃。その手法は近年より巧妙化・複雑化してます。 標的型攻撃、DDoS攻撃、フィッシング、なりすまし、ランサムウェア…。事業継続を揺るがす脅威的な攻撃には対策が必須です。サイバー攻撃には、どのような種類があるのか?何をどのように対応すべきか? 対策はどうやって選定するべきか? などをご紹介させていただきます。 サイバー攻撃の動向 近年、サイバー攻撃による犯罪は、種類・被害件数とも増加傾向です。20年ほど前は、「愉快犯」的にウィルスをばら撒き、自身の技術力を誇示するような攻撃が主流でしたが、ここ数年は「妨害」目的のサイバー攻撃や、具体的な「金銭(利益)」を目的としたより高度なサイバー攻撃が主流となり、対策を講じていない場合、大きな損害に繋がるケースも出てきています。 インターネットバンキングの不正送金(※1)や、特定企業の情報資産を狙った標的型攻撃・なりすましなど、「金銭(利