【2月24日 カーリング女子3位決定戦 日本対イギリス】 イギリスが有利な後攻で始まった試合は、両チームとも一歩も譲らず、第8エンドまで後攻が1点を取り合う形で進んだ。第9エンド、LS北見の日本はイギリスのミスから1点スチールに成功。そして、第10エンド。イギリスが勝ちを狙って2点を取りにいくラストショットが失敗しLS北見が1点をスチール、5−3で勝利し、カーリングで初めて日本がオリンピックメダルを獲得した。 ゲームが動き出した第8エンドから第10エンドのラストショットを中心に、山本研究室のカーリング戦略AI「じりつくん」が分析した。 残り3エンドで1点差負けの状況で、「じりつくん」はLS北見の勝率を44%と見積もりました。序盤から中盤のように1点ずつを取り合う形で進むと同点で最終エンドを終え、LS北見が不利な先攻でエクストラエンドを戦わなくてはならず、仮に第8エンドでLS北見が得点しても
カイコ使いインフルワクチン 生産量100倍、免疫効果10倍 北大出身の研究者ら開発 (12/03 11:31) 人工のDNAを基にカイコを使ってインフルエンザワクチンを安価に大量生産する製造法を、沖縄県名護市のベンチャー企業・生物資源研究所が世界で初めて開発した。鶏の受精卵を使う従来の方法に比べて生産量は100倍、免疫効果は10倍。猛威を振るう新型インフルエンザやエボラ出血熱のワクチン作りにも活用が期待される。 同研究所の根路銘(ねろめ)国昭所長(75)は沖縄出身で北大獣医学部卒の獣医学博士。国立予防衛生研究所に長く勤め、世界保健機関(WHO)インフルエンザ・呼吸ウイルス協力センター長なども歴任したインフルエンザ研究の世界的権威だ。旧厚生省を退職後、2001年に研究所を立ち上げた。 今回開発した製造法は、インフルエンザウイルスのDNAに、カイコのDNAの一部を組み合わせた「多重ハイブリッド
公衆無線LAN、利用は慎重に 安全性に弱点/重要情報入力しないで (09/15 20:30) 外出先でインターネットに接続できる「公衆無線LAN(ラン)」。コンビニエンスストアやホテル、飲食店など無料で使える場所も増えてきた。だが、公衆無線LANはセキュリティーが弱いものが多く、他人にメールや個人情報を盗み見される恐れもある。神戸大大学院の研究グループが7月、成田と関西、神戸の3空港で調べたところ、他人のメールが丸見えの状態だった。仕組みを十分に理解した上で、慎重に利用したい。 インターネットは自宅や職場などではケーブルで使うことが多い(有線)。これに対し、無線LANは文字通り、無線通信を利用してデータを送受信する。ケーブルは必要なく、電波が届く範囲なら使える。自宅や職場で無線LANの環境を整えている人もいる。 一方、外出先などで使うときが多い公衆無線LANサービスでは、Wi―Fi(ワイフ
スキンヘッドや丸刈り、宿泊料割引「ハゲみます」 掃除が簡単と層雲峡のホテル (08/13 07:15) 三浦孝司社長 【層雲峡温泉】掃除の手間が減る分、割り引きます―。ホテルテトラ(函館、三浦孝司社長)は、同社が運営する上川管内上川町の層雲峡マウントビューホテルで、抜け毛がないスキンヘッドや丸刈りの短髪にしている利用客の宿泊料を500円安くする「ハゲ割」を導入した。 今月7日、同ホテルの従業員が「清掃のうち、浴槽や洗面台の排水溝にたまる抜け毛処理が一番手間がかかる」とぼやいたところ、現場で話を耳にしたスキンヘッドの三浦社長が「私みたいに毛がなければ掃除も助かるね」と一言。これをヒントに導入が即座に決まり、翌8日からホームページで告知を開始した。 現金精算時に割引利用を自己申告した宿泊客に限り適用する。同ホテルによると既に利用者が出ているといい、テトラが運営する他の12宿泊施設にも広げる。同
ジンギスカン食べ放題ピンチ 豪産羊肉が価格急騰 豪ドル高、対中輸出増で (05/26 08:30) 競り場で値が付けられ、加工場に向かう羊。中国などでの需要が増し、道内価格にも影響が出ている=5月12日、オーストラリアのシドニーに近いタムワース 北海道の郷土料理である「ジンギスカン」の材料の羊肉が値上がりしている。道内主要スーパーの小売価格は、昨夏より7割上昇。最大輸入元であるオーストラリアの豪ドル高に加え、羊肉の鍋料理の人気が高まる中国の大量買い付けで、輸入価格が高騰しているためだ。関税もなく、豚や牛より安く手に入る庶民の味はどうなるのか。道内の飲食店や食肉加工の業者らによる現地視察団(歌原清団長、12人)に同行し、豪州の現状や今後の動向を探った。 「輸出国トップは中国になった。その量は10年前の4倍。今後も中国の買い付けが強まる結果、日本を含む各国への輸出価格は上がっていくだろう」 シ
食べ物の絵を描くだけでカロリー計算 大島孝子さん(北海道函館出身)ら開発のソフトが全米最大級の大会で優勝 (01/27 20:11) 全米のIT技術者たちが競うソフト開発大会を制覇した大島孝子さん(中央)ら インターネット技術を使った製品の開発力を争う米国最大級の大会で、公立はこだて未来大大学院を休学中の大島孝子さん(26)=米国カリフォルニア州在住=のチームが優勝した。食べ物の絵をパネル画面に実物大で描くと、カロリーが分かる健康管理ソフト「フードロウ」を開発。並み居る技術者を押しのけ全米を制覇した。 大会名は「インターネット・オブ・シングス・ハッカソン」。米国の通信会社AT&Tや米半導体大手のインテルなどが主催し、ニューヨーク、デンバー、ロサンゼルス、サンフランシスコの4地区の予選を勝ち上がった8組が競った。 大島さんは昨夏、サンフランシスコ地区の予選に日本人の友人と2人で出場。24時間
NTT、ビッグデータ事業を加速 医療分野で活用 (11/15 02:13) NTTの鵜浦博夫社長(64)は14日、インタビューに応じ、電子機器などから発生する膨大な情報「ビッグデータ」を活用する事業を、グループで加速する方針を強調した。ビッグデータ活用では、医療分野などが有望という見方を示した。 ビッグデータの事業では、データ活用と個人情報の保護の両立が課題となっている。NTTは、データを暗号化したまま分析する技術をすでに開発しており「医療のような個人情報の扱いが難しい分野で、さまざまな事業者のお手伝いができる」と述べた。 前の記事 次の記事
先住民族マオリ女性の入浴拒否 北海道・石狩管内の温泉、顔の入れ墨理由に (09/12 06:25) ニュージーランドの先住民族マオリの言語指導者で、日高管内平取町で6日まで開かれたアイヌ語復興を目指す講習会の講師を務めた女性が、石狩管内の民間の温泉施設で顔の入れ墨を理由に入館を断られていたことが11日、分かった。講習会関係者は「入れ墨はマオリの尊厳の象徴であり、大変残念」としている。 女性はエラナ・ブレワートンさん(60)。講習会関係者ら約10人で8日、札幌市内でのアイヌ民族の行事を見学後、入浴と食事のため温泉施設に行った。その際、ブレワートンさんの唇とあごの入れ墨を見た温泉側が「入れ墨入館禁止」を理由に入館を断った。同行したアイヌ民族の関係者らが温泉側に「多様な文化を受け入れることが必要では」と再考を求めたが聞き入れられなかった。 同温泉は、入り口に「入れ墨入館禁止」の看板を設置。入れ墨
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