200万円以下のロードバランサ3製品を徹底比較 2013年8月、F5ネットワークスジャパンは、日本市場向けに特化した新たなロードバランサ/ADC(Application Delivery Controller)製品「BIG-IP 800」をリリースした。BIG-IPと言えば、これまでは高機能・高性能を誇るが、その値段も高価だという印象が強かった。しかし、今回新たに登場したBIG-IP 800は、これまでBIG-IPファミリー製品が長年の実績の中で培ってきた強みや特徴はそのままに、「138万円」という低価格を打ち出して、業界をあっと言わせた。 早くも多くの企業が、このBIG-IP 800の導入に次々と乗り出しているが、そのほとんどがそれまで他社の安価なエントリーモデルのロードバランサー製品を使っていたものの、その信頼性や機能に不満を抱えていたケースだという。BIG-IP 800はこうした製品