オーストラリア・キャンベラ北部ハリソンで Alphabet 傘下 Wing の宅配ドローンに対するカラスの縄張り行動が発生し、サービスが一時中止となったそうだ (ABC News の記事、 The Register の記事、 動画)。 Wing の宅配ドローンは少なくとも 14 基のモーターを搭載する大型のもので、カラスよりもはるかに大きい。コーヒーを出前するドローンをカラスが襲う様子が動画撮影されているが、ドローンは揺さぶられる程度で墜落の危険は大きくないと思われる。 キャンベラとその周辺地域を含むオーストラリア首都特別地域 (ACT) では現在ロックダウンが行われており、デリバリーサービスでのドローン利用増加と巣作りの時期に入るカラスの縄張り行動激化が重なる事態になっている。カラスが負傷したとの報告はないようだが、Wing ではカラスの行動を評価するためハリソンでのサービスを一時停止す