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ブックマーク / science.srad.jp (189)

  • オーストラリアで Wing の宅配ドローンとカラスの縄張り争いが発生 | スラド サイエンス

    オーストラリア・キャンベラ北部ハリソンで Alphabet 傘下 Wing の宅配ドローンに対するカラスの縄張り行動が発生し、サービスが一時中止となったそうだ (ABC News の記事、 The Register の記事、 動画)。 Wing の宅配ドローンは少なくとも 14 基のモーターを搭載する大型のもので、カラスよりもはるかに大きい。コーヒーを出前するドローンをカラスが襲う様子が動画撮影されているが、ドローンは揺さぶられる程度で墜落の危険は大きくないと思われる。 キャンベラとその周辺地域を含むオーストラリア首都特別地域 (ACT) では現在ロックダウンが行われており、デリバリーサービスでのドローン利用増加と巣作りの時期に入るカラスの縄張り行動激化が重なる事態になっている。カラスが負傷したとの報告はないようだが、Wing ではカラスの行動を評価するためハリソンでのサービスを一時停止す

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    labunix 2021/09/28
  • COVID-19感染の懸念から北米でエコバッグ一時禁止の動き | スラド サイエンス

    買い物袋を繰り返し使用することでCOVID-19感染リスクが高まるとして一時的にエコバッグを禁止し、使い捨て型レジ袋の禁止を解除する動きが北米で出ているそうだ(EcoWatchの記事、 Gristの記事、 Thompson Citizenの記事、 northjersey.comの記事、 POLITICOの記事、 Hawaii Tribune-Heraldの記事、 The Vergeの記事)。 最近の研究によれば、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は実験室の環境でボール紙の表面に付着してから最大24時間、プラスチックやステンレスの表面に付着してから2~3日は検出可能な状態を維持することが明らかになっている。エコバッグの素材に多い布帛は研究の対象になっていないが、客の持ち込んだ買い物袋に触れる機会の多い店員は感染リスクが高いという。エコバッグ利用者は使用後に毎回洗濯・消毒することでリス

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    labunix 2020/04/05
  • 民間初の月面着陸を目指したSpaceILの探査機、着陸は失敗 | スラド サイエンス

    民間初の月面着陸を目指し2月に打ち上げられたイスラエル・SpaceIL の探査機「Beresheet」だが、4月11日の月面降下中に通信が途絶、着陸は失敗に終わった(NHKニュースの記事、 日経済新聞の記事、 soraeの記事、 動画)。 Beresheetは打ち上げ後も順調に飛行を続け、4日には月周回軌道へ移行して月の裏面を撮影をするなどの活動を行っていた。11日にはついに着陸に挑むもエンジントラブルが発生。エンジンは復旧したが高度約149mの地点で通信が途絶し、探査機は月面に衝突したとみられている。 一度目で成功とはいかなかったが、かなり惜しいところまで到達したように見えるので、次の挑戦に期待したいところである。 民間の探査機が月軌道へ到達するのも、イスラエルの探査機が月軌道へ到達するのも今回が初めて。着陸は失敗したものの、月面にも到達した。これを受けてXPRIZE創設者のPeter

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    labunix 2019/04/14
  • Falcon Heavyロケット第1段、3基のブースターすべてを回収成功 | スラド サイエンス

    SpaceXは11日、Falcon Heavyロケットによるアラブ連盟の通信衛星Arabsat-6A打ち上げミッション(PDF)をケネディー宇宙センターLC-39Aで実施した(SpaceX Newsの記事、 Arabsatのニュース記事、 GeekWireの記事、 Ars Technicaの記事)。 Falcon Heavyは昨年2月にデモミッションを実施しているが、実際に商用のペイロードを載せた打ち上げは今回が初めてだ。打ち上げが行われたのは東部夏時間11日18時35分。およそ34分後に衛星は予定軌道へ投入され、打ち上げは成功した。 Falcon Heavyロケット第1段は3基のブースターで構成されており、デモミッションではサイドブースター2基のみ回収に成功したが、今回は3基すべての回収に成功した。サイドブースター2基は打ち上げから約7分50秒後にケープカナベラル空軍基地のLZ-1とLZ

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    labunix 2019/04/14
  • 牛肉そっくりの味で赤い肉汁も出る植物性人工肉バーガー、米食品医薬品局が重要成分の安全性を認定 | スラド サイエンス

    米Impossible Foodsは23日、植物性原料のみで牛肉そっくりの味や赤い肉汁を実現した同社の人工肉バーガー「Impossible Burger」の重要な成分について、米品医薬品局(FDA)から安全性に問題ないとの通知を受け取ったことを発表した(プレスリリース、 Ars Technicaの記事)。 Impossible Burgerで牛肉の味や肉汁を再現する主要成分は、根粒菌に感染したマメ科の植物の根で生成されるヘムタンパク質、大豆レグヘモグロビンだ。Impossible Foodsでは遺伝子操作したピキア酵母を用いて大豆レグヘモグロビンを製造している。この大豆レグヘモグロビンについて、Impossible Foodsでは一般に安全と認められるGRAS物質の認定を求めたが、2017年にFDAは安全性を認定するに足る十分な情報がないとコメントしていた。 そのため、Impossibl

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    labunix 2018/07/29
  • ダークチョコレートの健康増進効果が広く信じられるようになったのは、チョコレート産業が学術研究に資金を投入し続けた成果? | スラド サイエンス

    近年、ダークチョコレートの健康増進効果を信じる人が増加し、米国では砂糖菓子全体の売り上げが減少する中でチョコレートの売り上げは増加しているそうだ。これはMarsやNestlé、Barry Callebaut、Hershey’sといったチョコレート製造大手が30年にわたり、学術研究に資金を投入し続けた成果なのだという(Voxの記事、 Consumeristの記事)。 Marsの資金提供または助成による100件の研究をVoxが調査したところ、98件がチョコレートやココアに健康増進効果があると結論付けるものだったという。米ニューヨーク大学の栄養学研究者Marion Nestle氏は、製品のイメージをお菓子から健康品に変えることを意識してチョコレート産業が研究に資金を投入したと指摘する。これにより、ダークチョコレートやココアはスーパーフードの仲間入りを果たし、売り上げに貢献することになる。 当初

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    labunix 2017/10/23
  • 米国、ユネスコ脱退を表明 | スラド サイエンス

    米国務省は12日、ユネスコ(国連教育科学文化機関)に対し、2018年末の脱退を通告したことを発表した(プレスリリース、 NHKニュースの記事、 朝日新聞デジタルの記事、 YOMIURI ONLINEの記事)。 国務省では増加し続けるユネスコへの分担金滞納が懸念されること、組織の抜的な改革が必要なこと、ユネスコで反イスラエル的なバイアスが続いていることを脱退の理由に挙げている。 米国ではパレスチナのユネスコ加盟が決まった2011年から分担金の拠出を凍結しており、滞納額は5億ドルを超える。米国は1984年にも政治的なバイアスを理由にユネスコを脱退し、2003年に復帰している。ユネスコはヨルダン川西岸のヘブロン旧市街をパレスチナの世界遺産に登録することを7月に決定し、イスラエルが反発していた。 米国は2019年以降、オブザーバー国として関与を続ける意向を示している。

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    labunix 2017/10/15
  • モントリオール議定書から30年、オゾン層破壊防止に重要な役割 | スラド サイエンス

    今から30年前の1987年、オゾン層破壊に繋がる物質の規制を目指したモントリオール議定書がカナダで採択された。この議定書により、世界各国で特定フロンなどの規制が行われたことは知られているが、この議定書が発効していなければ地球のオゾン層破壊は進行し、たった5分の外出だけで紫外線によって皮膚がダメージを受ける世界になっていたかもしれない、という研究結果が報告されているそうだ(ナショナルジオグラフィック)。 米国環境保護庁(EPA)は、もしこの議定書が発効していなかった場合、米国において皮膚がんの発生は2億8000万件、それによる死者は150万人、白内障は4500万件増えたと推定している。さらにほかの研究では気候変動の悪化によるハリケーンやサイクロンの被害拡大の可能性も推定されているそうだ。 いっぽうで、代替フロンに関する問題も残っているという。フロンの代わりに導入されたハイドロフルオロカーボン

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    labunix 2017/10/07
  • 2017年のノーベル化学賞は低温電子顕微鏡法を開発した3氏が受賞 | スラド サイエンス

    2017年のノーベル化学賞は、スイス・ローザンヌ大学のJacques Dubochet氏と米コロンビア大学のJoachim Frank氏、英ケンブリッジ大学のRichard Henderson氏が共同受賞した。授賞理由は溶液中の生体分子の構造を高解像度で解析する低温電子顕微鏡法の開発(プレスリリース)。 電子顕微鏡は1930年代に実用化されているが、真空の電子顕微鏡内では生体分子が乾燥して構造が変わってしまう。また、生体分子は強い電子ビームで焼かれてしまうため、観察は不可能と考えられていた。 Richard Henderson氏は1990年、グリッド上に配置したタンパク質と弱い電子ビームを用い、原子レベルの解像度でタンパク質の3次元イメージを生成することに成功する。 Joachim Frank氏は1975年から1986年にかけて、電子顕微鏡による不鮮明な2次元イメージを分析・結合して鮮明な

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    labunix 2017/10/07
  • 中国の宇宙ベンチャー、再使用小型ロケット「New Line 1」を発表 | スラド サイエンス

    ファルコン9によるロケット再使用の実現以後関心を集めているロケットの垂直離着陸だが、中国の宇宙ベンチャーLink Space社もファルコン9と同様の構成の小型ロケットの開発を進めていることが明らかになった(Spaceflight Insider、reddit.com)。 このロケットは「New Line 1」(新幹線1)と呼ばれており、太陽同期軌道に200kgのペイロードで1回の打ち上げ費用が450万ドルという、いわゆる小型ロケットである。第1段はケロシンを燃料とするロケットエンジン4基のクラスタで構成されており、将来的に1段目を垂直着陸する計画と相まって、まさにミニファルコン9といった様相となっている。 開発費は4500万ドルで、試験飛行を行うなど既に開発の途上にあり、2020年にも初飛行を行うとしている。再使用が実現すれば打ち上げ価格は半額まで下がるということで、小型ロケット市場の風雲

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    labunix 2017/09/22
  • 気温データを学習させた人工知能、人間活動による地球温暖化はほぼないとの予測を出す | スラド サイエンス

    人工知能(ニューラルネットワーク)を用いた検証で、地球温暖化は人間活動によるものではなく、長期的な気温変動周期によるもので自然現象である、という結果が出たという(マイナビニュース、GeoResJ誌掲載論文)。 研究では、樹木の年輪やサンゴの骨格年輪といった間接データから得られる過去2000年間の北半球での長期的な気温データをニューラルネットワークに入力して学習させ、「産業革命が起こらなかった場合」に気温変化がどうなるかを予測させたそうだ。その結果、「産業革命が起こらなかった場合」を想定した予測では1830~2000年において間接データと同様の値が得られたという。

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    labunix 2017/09/08
  • 牛肉そっくりの味で赤い肉汁も出る植物性人工肉バーガー、米食品医薬品局は安全性を認定できないとコメント | スラド サイエンス

    植物性の原料から製造されながら、牛肉そっくりの味で赤い肉汁も出るという米Impossible Foodsの人工肉バーガー「Impossible Burger」に対し、米品医薬品局(FDA)が安全性を認定するに足る十分な情報がないとコメントしている(The New York Timesの記事、 Ars Technicaの記事、 Impossible Foodsのニュースリリース、 FDAのコメント入り文書: PDF)。 FDAが懸念を示しているのは、牛肉の味や肉汁を再現する主要な成分となっている大豆レグヘモグロビンだ。レグヘモグロビンは根粒菌に感染したマメ科の植物の根で生成されるヘムタンパク質で、Impossible Foodsでは遺伝子操作した酵母を用いて大豆レグヘモグロビンを製造している。 FDAでは大豆タンパクが人間の糧として安全と考えられているとする一方、大豆の根は糧として広く

    牛肉そっくりの味で赤い肉汁も出る植物性人工肉バーガー、米食品医薬品局は安全性を認定できないとコメント | スラド サイエンス
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    labunix 2017/08/12
  • ヤマカガシの毒の有無に関する知識、いつ、どのようにして得た? | スラド サイエンス

    先週、兵庫県で小学5年生の男児がヤマカガシにかまれて一時意識不明となる事故が注目を集めたが、福岡県でも7月下旬に小学5年生の男児がヤマカガシとみられるヘビにかまれ、入院治療を受けていたそうだ。テレビの情報番組などではヤマカガシの見分け方なども取り上げられていたが、そもそもヤマカガシを毒ヘビと認識していない人が多いことも問題点として指摘されている(NHKニュースの記事、 神戸新聞NEXTの記事、 朝日新聞デジタルの記事、 西日新聞の記事)。 これについて、あるAnonymous Coward 曰く、 昭和40年代生まれのタレコミ子は、ヤマカガシは毒が無いと図鑑等で見た覚えがあるが、そうではなかったらしい。 毒の強さはマムシの4倍くらい脳内出血や急性腎不全、死亡例あり とのこと。ヤマカガシは1972年に死亡例が確認されるまで、長らく無毒と考えられていたそうだ。編集子も子供の時に何かので見た

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    labunix 2017/08/06
  • NASAが「惑星保護官」を募集中 | スラド サイエンス

    NASAが「Planetary Protection Officer」(惑星保護官)という職種で人材募集を行っている(米政府の人材募集ページ、sorae.jp、CNBC、Slashdot)。 業務内容は、惑星保護のための各種活動を行うというもの。具体的には人類やロボットによる宇宙探索において、有機的・生物的な汚染を避けるための活動を行うという。 昨今では宇宙探索の成果物として地球外からさまざまなサンプルを持ち込むミッションが計画されているが、その際に地球外環境を汚染しないような対策を行うことが求められている。NASAはすべての宇宙飛行ミッションにおいて、意図的/非意図的にかかわらず地球の有機物や有機化合物を地球外の天体に持ち出すことを防ぐためのポリシーを維持しているという。惑星保護官はそのため責任を持ち、ポリシーの維持や各種ミッションの監督を行うとのこと。 雇用期間は3年で、加えて最大で2

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    labunix 2017/08/05
  • オーストラリア税関、検疫で貴重な植物標本を焼却処分 | スラド サイエンス

    フランス・パリの国立自然史博物館から貴重な植物標がオーストラリア・ブリスベンのクイーンズランド植物標館に送られたのだが、書類の不備により検疫で焼却処分されていたことが判明した(ABC Newsの記事、 Scienceの記事)。 焼却処分が問題になっているのは、18世紀にフランスの探検隊がオーストラリアで採取したものを含むデイジーのタイプ標6種類。検疫官は1月初めに到着した標について、不足している情報を提出するよう標館に要求した。しかし、標館側がメールアドレスを間違えたことで返信は3月初めまで遅れ、さらに不足していた情報の提出を求めている最中に処分が行われたという。この問題を受けてニュージーランドの植物標館が調査したところ、2016年に同館が送付したタイプ標1種を含む地衣類のサンプルも同じように処分されていたことが明らかになった。 件についてオーストラリア農業・水資源省は、

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    labunix 2017/05/14
  • 人工ニューラルネットワークで人間の知性の進化を表現 | スラド サイエンス

    「マキャベリ的知能仮説」とは、人間の知的能力が社交性や協力性のような人間の駆け引きの能力に影響されて発展したのではないかという仮説であるが、アイルランドのダブリン大学の研究者らはこの仮説を実証するため、人工ニューラルネットワークを構築した。この研究では「協力」システムが出現する過程を解明するのが主な目的である (Sciencemag.com の記事、家 /. 記事より) 。 この人工ニューラルネットワークには、3 〜 6 個のニューロンにより構成される 50 パターンの「脳」がプログラムされている。実験は「囚人のジレンマ」と「snowdrift (Chicken)」というこの手の実験で多用される二つの古典的なゲームを使用した。そして、二つのゲームを各 10 回、50,000 世代分走らせ、時間経過後に脳がお互いとどれほど協力を行い、脳にはいくつのニューロンがあったかを測定している。 実験

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    labunix 2012/04/16
  • 元 NASA 職員 49 名が NASA に嘆願書、「二酸化炭素による人為的温暖化説の公表をやめて」 | スラド サイエンス

    NASA は、地球温暖化の主な原因は人為的な二酸化炭素の排出であるとする見解を公表しているが、これに対して、気候変動に懐疑的な元 NASA 職員 49 名が、こうした「極端な見解」は同局の気候調査の評判を貶めるとして、地球温暖化の主因を二酸化炭素とする立場をメディアや web サイトを通して公表することを止めるよう、嘆願書を提出したとのこと。49 名の中には、アポロ宇宙船で月面着陸した Harrison Jack Schmitt 氏や Walter Cunningham 氏が含まれる (National Post の記事、家 /. 記事より) 。 NASA Watch の編集者 Keith Cowing 氏によれば、嘆願書を提出した 49 名のほとんどはヒューストンにあるジョンソン宇宙センターに勤務しエンジニア畑を歩んできたという。つまり「気候科学者ではない」とのこと。また NASA の

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    labunix 2012/04/16
  • 宇宙からコウテイペンギンをカウント | スラド サイエンス

    英、米、豪の科学者らによる研究チームが、衛星からの画像を利用してコウテイペンギンの生息数を割り出した(PLoS ONE掲載論文、 BBC Newsの記事、 National Geographic Daily Newsの記事、 家/.)。 調査の方法は、コウテイペンギンのフンで氷原上にできた茶色いしみにより群れの位置を特定し、高解像度の画像からコンピューターでペンギンの成鳥を検出するというもの。調査は2009年の繁殖期に実施されたもので、新たに存在が確認された7つの群れを含め、群れの総数は46。繁殖を行っている成鳥は、過去に発表されていた生息数の2倍近い238,000ペアが検出されたという。繁殖を行っていない成鳥を含めると、合計595,000羽が生息していると考えられるとのこと。 コウテイペンギンは地球温暖化の影響で減少すると考えられているが、正確な生息数を継続的に把握することは難しかった

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    labunix 2012/04/15
  • 福島原発の最大の教訓は「確率論に従うと失敗する」 | スラド サイエンス

    MITで原子力工学博士号も取得している経営コンサルタント大前研一氏が、福島原発事故から学ぶべき最大の教訓は「(災害に関しては)確率論に従うと失敗する」という点だと主張していると述べたことが家/.で話題になっている(家/.、The Christian Science Monitor記事)。 確率論に基づいて原発事故の起きる可能性を予測すると、原発事故は「起こる可能性が極めて低い」、つまり「原子炉は安全だ」という結論に達してしまうことになり、事故に対する備えを欠いてしまうことになるという。 また原子炉を安全に閉鎖するための冷却方法については何通りか用意しておくべきとのこと。非常用電源設備として、ソーラーや風力、ガスタービン発電機、または天然ガススタンドなど、数カ所に分散させて配備する必要があり、ヒートシンクは従来の冷却水にのみ頼ることなく、空気や代替冷却水などの選択肢も用意しておく必要があ

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    labunix 2012/04/10
    確率論を持ち込むということは、失敗する確率は既に組み込まれていたはず。最悪のケースの想定とは異なるので、話をややこしくしないようにw。。。
  • 科学で証明、機内食が不味く感じられる理由 | スラド サイエンス

    機内が不味く感じられるのには科学的な根拠があるとのこと (The New York Times の記事、家 /. 記事より) 。 人間の舌には 1 人当たり味蕾が 10,000 個程あり、高度が低い場所ではこの味蕾は来ある機能ではたらくためべ物が美味しく感じられ、べ物の香りも味を楽しむのに大きな役割を果たす。だが離陸前から乾いた機内の空気で鼻腔が乾燥し、高度が上昇するにつれて変化する気圧により味蕾の機能は 3 分の 2 も低下してしまうのだという。また航空機は高度 35,000 フィート (≒ 10670 m) に達すると、胴体腐防止の理由から機内の湿度を下げるよう設計されているのだが、これが「ドライマウス」を引き起こすため増々べ物が味気なく感じてしまう状態となる。このため機内は塩分など調味料やスパイスを多めに使われているのだそうだ。 また「機内でべて美味しいべ物といっ

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    labunix 2012/03/28