「準備不足」による課題対応に向けた7つの最適解 DXでの現場によるアプリ整備の策として、ローコード開発に対する関心が一層の高まりを見せている。アプリの高速開発を狙いとしたツールは従来から存在したが、それらの大半は設計情報からのコード生成など、技術者によるウォーターフォール型開発の効率化を狙いにしたものだった。 対して、ローコード・アプリケーション・プラットフォーム(LCAP)は、コード記述などの専門知識を要する作業を、ソフトウェア部品のGUIによる組み合わせなどで極力省き、開発の知見が乏しい現場社員でもアプリ開発に乗り出せるようにした。 ガートナーではLCAPを、「ローコード型の宣言記述やビジュアルなプログラミングの抽象化表現をサポートする、データベースを含めたアプリケーション・プラットフォーム」と定義している。ガートナー シニア ディレクター,アナリストの飯島公彦氏は、「今年2月の調査時