2013年2月2日から3日にかけて、国内のセキュリティー技術者が知識と技術を競う競技会「CTFチャレンジジャパン 2012」の決勝大会が、秋葉原のUDXギャラリーネクスト(東京・千代田)で開かれた(写真1)。12年11月から全国4か所で開かれた地方予選を勝ち抜いた9チームが2日間を戦った。不正アクセス被害の解析や証拠保全技術などを手掛けるネットエージェント(東京・墨田、杉浦隆幸社長)の技術者チーム「Agent IV」が初代王者に輝いた(写真2)。 2日間にわたる決勝大会の競技は、各チーム4人までの技術者からなる団体戦で行われた。マルウエアなど不正なソフトの動作や脆弱性の解析技術を競う「バイナリ解析」、不正アクセスなどの痕跡を分析する「フォレンジックス」、サーバーへの侵入・防御技術を競う「サービスアタック」など、セキュリティー技術の6ジャンルにそれぞれ4問ずつの課題を用意。合計24問、600
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