宮城県南三陸町にあるおよそ2億5千万年前の地層から、見た目がエイリアンのような古代生物の新種の化石が発見されました。見つけたのは、南三陸町を化石で盛り上げようと活動する男性で、今回の発見が町おこしの追…
![まるでエイリアン 新種の化石「パリシカリス・ナオヤイ」に日本人漁師の名前が入った理由 | TBS NEWS DIG](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0993c88bdbc8073eee3bf3e4fce18d65782dfcc8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnewsdig.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F6%2F1%2F1200w%2Fimg_610e65e921777d5e77a72a4e9fb20e05781963.jpg)
「来ていますよ、津波。来ている、来ている! 川を上って来ていますよ! 正面」 それまで冷静だったパイロットの緊張した声で、カメラを前方へと向けると、名取川を津波が遡上してくる様子が確認できた。 午後3時54分。ヘリの映像が、テレビで生中継され始める。 白波がザーッと川を上ってくる様子の撮影を続けていると、再び前方の席に座るパイロットと整備士の叫び声がした。 「海、海、海。もっと左、左、左」 カメラマンの座席は後部右側。真ん前や左側はよく見えない。指示された側にカメラを振ると、黒い津波が陸上にも押し寄せていた。 東日本大震災の津波の恐ろしさに、世界中の人が気づいた瞬間だった。 撮影できたのは「偶然」 この映像を撮影したのは、当時入局1年目の鉾井喬だ。ヘリでの撮影は研修を含めてこの日が4回目。4回といっても、実際に放送に使われたのは、前日に撮影した海岸の不法投棄現場の映像が初めてだった。 NH
宮城県栗原市の小学校で児童4人が軽トラックにはねられけがをした事件で、小野寺容疑者は事件の直前に「自分の様子がおかしい」と警察に相談していたことがわかりました。 6日午後3時ごろ、栗原市の若柳小学校で児童4人が軽トラックにはねられけがをし、運転していた近くに住む小野寺章仁容疑者(34)が殺人未遂の疑いで逮捕されました。児童4人は全員、命に別状はありません。 小野寺容疑者は警察の調べに対し「人にわざと車をぶつけようとした」という趣旨の供述をしているということです。 市の教育委員会によりますと、小野寺容疑者は業者が搬入などで使う通用口から小学校に侵入し、児童をはねたことが分かりました。 通用口の門扉は当時、開いたままだったということです。保護者によりますとこの門扉は、普段も開いていることが多かったということです。 また、警察によりますと小野寺容疑者は事件の直前に「自分の様子がおかしい」と若柳警
創業は1950年。米マクドナルドが日本に初出店する20年以上も前から存在するこの店は、日本に現存する最古のハンバーガーショップと言われており、長い間、仙台市民をはじめ、多くの人たちの胃袋を満たしてきた。 看板商品の「ハンバーガー」(税込350円)だけで、一日40〜50個売れる。創業から70年余りで累計販売数は130万個以上。作り置きをせず、客からの注文が入ってからパテを一枚一枚丁寧に焼く。手間ひまかけたこその美味しさが人気の秘密だ。 「出来立てが一番美味しいからね。それを食べてもらいたい」と、2代目オーナーの細谷正弘さん(69)は話す。 さっそくハンバーガーをオーダーすると、ジューという音とともに、店内には牛肉を焼く香ばしい匂いが充満する。5、6分ほど経って、「お待たせしました」とカウンター越しにお目当てのものが出てきた。
「奇跡の少年」。東日本大震災の後、そう呼ばれた小学5年生がいる。只野哲也さん(22)は11年前のあの日、宮城県石巻市の大川小学校で津波にのまれながら助かった。22歳の青年に成長した今年2月、石巻市で開いた集…
仕事の関係で、しばらく仙台に来ている。会社の手配したホテルに滞在しているのだが、出張先とホテルの位置関係上、どうしても国分町という仙台における歌舞伎町のような繁華街を通らざるを得ない。このご時世あまりそういった場所へ近づきたくないということもあり必ずしも快く思っていなかたのだが、足早にホテルへ帰ろうとする私に声をかけてくる有象無象のキャッチのなかで、ひとりだけ異彩を放っている男がいることにある日気がついた。 だいたいキャッチというものは「キャバクラいかがっすか」「さ、居酒屋の、ご利用は」「お店お探しですか」の3パターンしかボイスの収録がされていないものと思っていたが、その男だけはそれらの聞き馴染んだセリフが一切なく、あまりに独特の語彙、それも妙にかっこいいコピーライティングのような文句でキャッチ行為を行っているのである。この数週間ほぼ毎日のように彼の慧句を聞いてきた中で、とくに印象に残って
戦闘機、航空機、戦車、外車。模型の箱が天井まで積み重なる。仙台市宮城野区二の森の「模型倶楽部(くらぶ)」が今月末、創業36年の歴史に幕を閉じる。店主の内田吉彦さんが2日、67歳で急逝した。在庫処分の閉店セールに、別れを惜しむ常連客らが大勢集う。 セール初日の21日、小さな店に約120人が駆け付けた。小学生の時から常連の会社員菅原令(たかし)さん(44)=宮城野区=は「年月がたっても内田さんは模型店のお兄さん。地域の子どもたちの成長も見守ってくれた」とショックを隠せない。 内田さんは、ただ模型を売るだけではなかった。客が欲しい商品を取り寄せ、制作のイロハも教えた。元日以外の364日、店を開け、…
リアス式海岸の小さな入り江にあった宮城県石巻市の市立雄勝病院は、2005年に同市と合併した旧雄勝町の住民が主な利用者だった。本館と新館がL字形につながり、1、2階は外来フロア。3階の病室からは、穏やかな雄勝湾が一望できた。 【3D特集】患者40人が犠牲になった病院、何が起きていたのか あの日、3階の病室には40人の入院患者がいた。医師や看護師、市職員を含む事務職ら30人が忙しくしていた。午後2時46分、震度6強の地震が発生し、直後に発令された大津波警報の予想高さは6メートル。3階なら安全だ。駐車場の車を高台に移動した方がいいかな。そんな雰囲気がすぐに一変した。 医師や看護師らは入院患者を屋上に上げようとしたが、到達した津波は16メートルを超え、建物ごとのみ込んだ。医師、看護師、職員らで生き残ったのはわずか6人。入院患者40人は1人も助からなかった。 「どうすれば良かったのか」 入院患者40
10年前の東日本大震災で800人以上が犠牲になった宮城県南三陸町で、高校生や高校教師が人命救助や遺体の搬送などを行った状況を記した手記をNHKが入手しました。 人の生死に関わる具体的な内容が含まれていて、初めて明らかにした高校教師は「風化させないためにありのままの震災を知ってほしい」と話しています。 手記は当時、宮城県南三陸町にある志津川高校で教師を務めていた百々智之さん(42)が震災の1か月後に書いたものです。 高台で津波の被害を免れた志津川高校では、当時校内にいた教師や生徒、住民などが高台から駆け下りて特別養護老人ホーム「慈恵園」に向かい、一時救助活動をしましたが、その詳しい状況は知られていませんでした。 百々さんの手記は、慈恵園での救助も含め3月11日から16日までの5日間について記されています。 手記によりますと、百々さんたち教師と生徒ら十数人は津波の第1波が引いた直後に浸水域に駆
【見つかりました】14年前に、仙台駅でクレイマーさんを助けてくれたJR社員 「自分だと思う」とコメント
7年半前の3月11日、宮城県石巻市で部屋ごと津波に流され、9日後にがれきの中から祖母と一緒に助け出された男子高校生がいた。阿部任(じん)さん(23)はそれからずっと、あの出来事とは距離を置いてきたが、故郷での就職を機に、今年春から体験を語り始めた。 「ここで救助を待つ間、意外とポジティブでいられたんです」。今月5日、石巻市門脇町。被災地のスタディーツアーに来た東京の大学生たちを前に、阿部さんは淡々と話す。 激しい揺れの後、80歳の祖母と2階のリビングダイニングにいた。そこを津波が襲い、家は流されながらもその部屋だけが持ちこたえた。たくさんの家屋の残骸が積み重なった中に閉じ込められた。 冷蔵庫にあったヨーグルトやビスケットを口にし、運良く圧縮袋に入っていてぬれていない布団もあった。脱出は無理とわかると、もうすることがなかった。夜は凍えて眠るどころではない。天井の裂け目から星空を見て過ごした。
職員の車に園児を分散させ、各車に子供を乗れるだけ乗せて、逃げた。 決して冷静ではなかった。災害用に備蓄していた防災グッズも持っていけなかった。車を取りに行くなかで、急いだためか靴が脱げた職員がいた。 職員は脱げた靴はそのままにして、急いで車に乗り込み、園に引き返してきた。避難の途中、佐竹さんの車も渋滞に巻き込まれかけた。道路を逆走する車もみた。 正常な状態ではない閖上の街を走りながら、ただただ恐怖だけが募った。 《もし、何もなかったら笑って帰ればいい。でも、なにか起きたら私たちは全員でさようならだと思っていました。 思い出したのは、閖上に親戚が住んでいた職員から聞いた話です。 その親戚は「引き波が怖い」と言っていたといいます。もしかしたら……という思いで精一杯走ったんです。》 午後3時20分、閖上小東昇降口に全員がたどり着いた。園児と職員の数があった一瞬だけ、安堵できた。しかし、安心できる
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