この世には自然の法則では説明できない現象が起こり得ると信じる人がいるが、それらについて学び公式に認可される環境というのは、これまでイギリスでは存在しなかった。 しかし近年の魔術とオカルトへの関心の高まりを受けて、2024年9月からデヴォン州にあるエクセター大学で「魔術とオカルト」の学位取得が可能になるという。 スコットランドの大学には幽霊や超能力を調査するゴーストバスター養成講座があるが、大学院学位コースが開設されるのはイギリスでは初のことだ。
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なんかここ数か月毎週出張に行って講義をしていて、一昨日も秋田の国際教養大学に行ってGender and Educationの授業をしてきたところですが、忙しすぎて話題に乗り遅れましたがPISA2022の結果が出ましたね。もう既に色んな人がやいのやいの言っているので、普通のことを言っても何も面白くなさそうです。というわけで、今回は報告書の中にある沢山の図表の中からたった一つの図だけ使うという縛りをかけてどこまで言えるかやってみたら楽しそうなので、そんな感じで私もやいのやいの言ってみたいと思います。 1. 独仏米よ、お前らは黙っとけ、二度と喋るな今回使用する図は、PISA報告書の1巻の136ページにある、国民一人当たり所得と数学の成績の相関図です。基本的に国が豊かになればなるほど子供達の成績も上がっていきます。そうすると、中には豊かではないのに成績が良い凄い国、豊かなのに成績が悪いどうしようも
広大なキャンパス、多彩な学科目、超一流の教師陣―。英国式のボーディング・スクールは教育の理想郷だ。その日本校に通う生徒たちはどんな生活を送っているのか。富裕層の教育現場に迫る。 あの偉人の出身校が日本に 近年、日本の教育現場に「黒船」が来襲している。海外資本によるインターナショナル・スクールの開学が相次いでいるのだ。なかでも、富裕層に向けた全寮制の寄宿学校で、英国式のハイレベルな教育を施すボーディング・スクールの進出が目覚ましい。 その皮切りは、'22年8月に岩手県八幡平市の安比高原で開校したハロウインターナショナルスクール安比ジャパンである。 英国ハロウ・オン・ザ・ヒルにあるハロウ校本校は1572年に創設され、第二次世界大戦下で英首相をつとめたウィンストン・チャーチルをはじめ、世界の要人や芸術家、アスリートらが卒業生に名を連ねる超名門校。その系列校の日本進出は大きな注目を浴びた。 '23
前編記事『【特別ルポ】数々の偉人を輩出したイギリスの超名門が日本に進出…!聞こえてきた保護者、生徒の「本音」』では日本に進出が相次いでいる海外資本の学校の背景について解説してきた。この後編記事では、学校生活の実態について引き続き解説していく。 超セレブ校の残念な内側 取材に応じた同校の初代校長のミック・ファーリー氏は、日本進出の初年度を振り返り、こう胸を張る。 「本校の強みである『ハロウのアカデミックな教育』『安比高原の自然を活用した全人教育』『全寮制の環境だからこそできる徹底した個別ケア』を高いクオリティで実現できたと自負している。親元を離れた全寮制に戸惑う生徒もいましたが、私たちのケアを通じて成長を遂げてくれました」 しかし、当事者であり、実際に学校に通う生徒たちの声に耳を傾けてみると、周囲の期待とは裏腹の残念な一面も浮かび上がってきた。 ハロウ安比校の生徒たちの国籍は、日本人と、中国
「オックスブリッジ」といえば、英国のトップ校であるオックスフォード大学とケンブリッジ大学の併称である。裕福な家庭の学生が大半を占めることへの批判に対応するために、2校は改革に着手し、社会階層や民族の多様性を実現している。その選考方法に英紙「フィナンシャル・タイムズ」が迫った。 上位1%の家庭出身者ばかり 米国も英国も、ごく一握りの18歳を名門大学に受け入れることで、自国の成人エリートを早期に選定する。それ以外の同年代の若者たちは基本的には「悪いね、この人生では縁がなかったようだ」と言い渡される。 一方、一握りの幸運な者たちはというと、不自然なほど裕福な家庭の出身者に偏っている。多くのアイビー・リーグ校は、所得が下位60%の家庭出身者より、上位1%の家庭出身者をたくさん受け入れている。 英米両国とも、学生の多様性を拡大するのに苦戦してきた。そしていま、人種に考慮した大学の選抜法「アファーマテ
May_Roma めいろま 谷本真由美 @May_Roma 嫁子、孫のピアノ練習のためお手本でピアノを弾いたりたまに自分用の練習をやるが、義母が無言。視線が厳しい。義母はイギリス北部貧困地帯労働者階級なため町内に音楽嗜むものは皆無。音楽は階級の象徴なため、東洋の島から来た嫁子がクラッシックピアノを弾くのがお気に召さない。 2022-12-24 20:42:28 May_Roma めいろま 谷本真由美 @May_Roma ちなみに義母の義母、つまり家人の祖母は中流だったらしく、ピアノがうまく無性映画館でピアノを弾き、若い時はバレーダンサーだったらしい。 しかし嫁の義母とは階級が違うため様々な軋轢があり、嫁姑戦争は凄まじかったそうである。 従って義母はピアノで家庭内階級闘争を思い出す 2022-12-24 20:45:17 May_Roma めいろま 谷本真由美 @May_Roma イギリスは
今回は、パレスチナについて前々回および前回の続きを準備していたのだけど、英国の新内閣について言うまでもない当たり前のことをTwitterでちょろっと書いたら数千の単位でRetweet/Likeされるということになってしまったので、それについて少し詳しく扱っておこうと思う。よい機会だ。パレスチナについては明日。 リズ・トラス政権が発足し、「多様性」が注目されているようだ。だが私はその「多様性」は見かけだけだと見ている。ちなみに私は「政局」にはほぼ関心を向けずに、英国政治の細部を10年も20年もずっとウォッチしているオタクである。ただのオタクなので、権力者についてものを書き、その権力者に直接会ったといってきゃあきゃあ騒いだりしない立場にある。 順番に話をしていこう。英語を読むという技術的なことについても、いつも通り、ちょいちょい挟んでいく。いつもは当ブログは上限4000字を目安に書いているのだ
香港がイギリスの植民地だったことは一度もない――。香港の学校で使われる新しい教科書にはそう記述されると、現地メディアが報じた。 新たな教科書は、香港でイギリスは「植民地支配を実施しただけ」だと明記する。この区別は、香港をめぐって中国の主権が途切れたことはないとする、同国の主張を強調している。
著者:W.D. ルービンステイン翻訳:藤井 泰, 村田 邦夫, 平田 雅博, 千石 好郎出版社:晃洋書房装丁:単行本(269ページ) ISBN-10:4771009295 ISBN-13:978-4771009295 内容紹介: イギリス「衰退論」への反証!!経済史・文化史の最新の論点と成果。イギリスの変貌を論証。ジェントルマン資本主義論の決定版。19世紀以降、イギリスは「反産業精神」により衰退したのではなく、「商業・金融経済」への過程を現実的に認識し理性的に適応していった。 アカデミズムの逆襲『衰退しない大英帝国』を読む 文明や覇権国家の盛衰論は、史想を掻き立てる人気ジャンルのひとつである。有限を生きる人間がだれしも抱く生者必滅の「原」歴史意識と響きあうからかもしれない。何百年の単位で文明や国家を俯瞰し、神のまなざしに立てるということもあるだろう。いずれにしても国民的教養や地球市民的教養
いま中国では「海外大学の学位」がこれまでとは違って就職活動で不利に働いているようだ。中国の大学の「世界大学ランキング」が上昇するにつれて、海外留学は勉強のできない人の「逃げ道」だと見られている。香港紙「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト」が報じる。 「海外大学卒業」というブランドが、中国国内での就職で意味をなさなくなってきている。 一部の地域では「西洋が最高」という考え方があるものの、就職市場では国内の学位取得者のほうが有利と考える人たちが増えてきているのだ。 教育省の統計によると、2019年に留学した中国人の総数は70万3500人だった。2019年から2020年度には、イギリスだけで新たに10万人以上の学生が送り出され、前年の20%増を記録していたことが、イギリスに拠点を置く高等教育統計庁の調べでわかっている。 比較的裕福な家柄の学生にとって、イギリスは相変わらず人気の留学先だ。しかし
イギリスのダラム大学で、性産業で働く学生向けのトレーニングが開催され、これについて非難が相次いでいる。 しかし中には、高騰する学費を稼ぐために性産業で働き始める学生もおり、大学は「学生を守るため」とこの取り組みを擁護しているという。 「危険な業界を正当化」と批判 英紙「タイムズ」などの報道によると、同大学の学生組合は全学生とスタッフに向けてトレーニングを告知するEメールを送信。「学生のセックスワーカーが、直面する可能性のある課題を探求するインタラクティブなコース」と題されたセッションが10日、ズームを通じて行われ、少なくとも10人が参加したという。 大学側はこのメールの送信を支持。これを受けて同国のミシェル・ドネラン高等継続教育担当大臣は「危険な業界を正当化している」「保護する義務を著しく怠っている」と非難した。搾取されている女性を支援することは重要だが、こうしたトレーニングの宣伝は「性を
世界史を学ぶほど、イギリスが嫌いになる。 奴隷貿易、インド支配、アヘン漬け、三枚舌外交など、悪い印象しかない。アフガニスタン紛争やパレスチナ問題など、今なお続く厄介な問題を手繰っていくと、きっとイギリスの悪行が見つかる。にもかかわらず、イギリスが代償を支払ったことは見たことがない。 仮に、歴史の審判なるものがあるのなら、その目はイギリスを素通りしている。でなけりゃ、審判自体が存在しないか。 そんなイギリスが、自国の教科書に何と書いているか? 植民地支配を「なかったこと」にしているのか。あるいは、不都合な事実を歪曲してほっかむりをするのか。さもなくば、嘘八百を並べ立てているのか。 イギリスの中学の教科書『The Impact of Empire/帝国の衝撃』を読んでみた。 イギリスには、日本のような教科書検定制度は無い。 だが、学習指導要領に相当する、ナショナル・カリキュラムに準じる必要があ
エリー ローズさんは、日本人の父(写真家)とイギリス人の母(スタイリスト)のあいだに生まれ、モデルやDJとして幅広く活躍しています。ファッショナブルだけど肩に力が入っていない生活が人気で、Instagramのフォロワーは現在37.3万人(2021年8月時点)。国内外に友だちが多く、多様な視点でのSNS投稿が支持されています。 今回は、中学生時代、イギリスの女子寄宿学校に3年間留学していたエリーさんに、そのとき学んだ性教育について綴っていただきました。日本でもようやく性教育の重要性が叫ばれるようになりましたが、エリーさんは、中学生ですでにコンドームの付け方、セックスで知っておくべきマナーなどを学んだといいます。 日本とイギリスの性教育の違い 皆さんこんにちは。 先月のコラム「セックスレスに悩んだときの対処法」がなんと、アクセスランキング1位だったそうです! 少しでも多くの方へのサポートやアド
人文学の源流を訪ねて 前回私は、日本学術会議問題という時事的問題から、人文学叩きの問題、そして「役に立つ」学問と教育をめぐる問題を論じた。本連載で一貫して論じてきたところではあるが、そこで明らかになったのは、人文学批判、そして人文学を「役に立たない」学問にカテゴライズして葬り去ろうとする動きの文脈には、新自由主義の緊縮財政があり、また緊縮財政を背景とした大学内部での「政治」(人文学を担う旧教養課程が「狩り場」となったことなど)が存在したことだった。 学問が「役に立つ/役に立たない」こと、そして人文学が役に立たない学問の代表として扱われていることには、確かに現代の新自由主義特有の論理があるだろう。しかし、「役に立つ/立たない」という問題設定と人文学の位置づけは、まったく新しいものとは言えない。ほぼ近代の人文学の始まりから存在してきたのではないだろうか。 今回は、一旦現在の日本から離れて、「文
高校世界史深掘りシリーズ。またしても経済史になるが,こういうネタは経済史の方が拾いやすいというのはある。18世紀後半から19世紀前半にかけて,イギリスでは産業革命が起きているが,その前段階として農業革命も起きている。 農業革命とは,狭義には農業技術の革新である。細かく言えば農具の改良や土壌改良手法の確立等もあいまって全般的に改良されたようなのだが,高校世界史上でも取り上げられる最大の革新は,三圃制農業が四輪作農法(ノーフォーク農法)に切り替わったことであった。すなわち,輪作の周期に窒素固定を行うマメ科の植物(の根粒菌)を入れることで地力の回復を早めつつ,家畜用作物も生産することができるようになった。これによって休耕地が消滅し,穀物が増産され,同時に畜産物の肥育も容易になった。近代的混合農業の始まりである。 こうした農法の切り替わりは農村のあり方に波及することになる。イギリスの農村ではそれま
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