編集:国立歴史民俗博物館, 花王株式会社出版社:吉川弘文館装丁:単行本(211ページ)発売日:2022-02-10 ISBN-10:4642084061 ISBN-13:978-4642084062 内容紹介: 「洗う」言葉 江戸勤番武士の「清潔と洗浄」 入浴習俗の実態と特徴 帝国日本の清潔と清潔感 むし歯予防と歯磨き習慣の形成と普及 インドネシアにおいて「洗う」ということ 砂を盛ること・砂を蒔くこと 歴史と民俗にみる「禊ぎ・祓へ・清め」 人間は「清める動物」産学協同というと理系の専売特許のように思われるが、人文系でも成功するケースがある。石鹼(せっけん)、洗剤、化粧品で知られる花王株式会社と国立歴史民俗博物館が行った「清潔」と「清浄」についての共同研究の成果をわかりやすく紹介した本書がそれだ。 参勤交代で江戸にやってきた武士たちは毎朝、全身で行水し、リラックスしたいときには月に数回、湯屋