この画像を大きなサイズで見るPhoto by:iStock この世でひとつだけ避けられない「絶対」確実なことがある。それは死だ。 我々ヒト族の場合、同胞の死に対して埋葬や葬儀という形で悲しみを表現する。絶滅してしまったネアンデルタール人やその他旧人類にもそうした習慣があったことがわかっている。 それでは、動物はどうなのか。彼らは死をどのように理解し、どのような反応をするのだろうか?それはどんな感情からくるのか、それとも単に本能的なものだけなのか? 動物の種類、個体、状況によって千差万別 ウィリアム・アンド・メアリー大学の人類学名誉教授で『動物の悲しみ方(How Animals Grieve)』の著者であるバーバラ・J・キング氏によると、それはその動物の種、個体、状況によって千差万別だという。 仲間の死をいかにも悲しみ悼んでいるように見える行動から、あらかじめプログラムされていたと思われる事