一度は捕獲した外来種のバッタ=神戸市東灘区の六甲アイランドで、2020年8月28日撮影(岩本哲人さん提供) 神戸市東灘区の市立六甲アイランド高校の生徒と教諭が国内で生息していない外来種のバッタを学校近くで見つけた。専門家らが確認し、昆虫の専門誌「月刊むし」の1月号に掲載された。生徒らは、環境に及ぼす影響などを調べるという。 自然科学研究部員の池田鈴姫(すずね)さん(18)と顧問教諭の釜谷尚史さん(39)、岩本哲人さん(65)ら5人が2020年8月に見つけた。同校近くの汽水池で水質調査をした帰り道、歩道脇の草むらに、鮮やかな緑色で体長約8センチの虫を釜谷さんが発見。池田さんも「見たことがない」と驚き、岩本さんはスマートフォンで撮影した。網で一度は捕らえたものの、大きく飛び出して、逃げてしまった。 岩本さんが、スーパーサイエンスハイスクールの同校で特別講義を担う横川忠司さん(44)=尼崎市=に
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