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ブックマーク / sukebeningen.blog46.fc2.com (8)

  • SUKEBENINGENSUKEBENINGEN アニメの現状に対し思ってることを(固まってない抽象的な思考を捕まえる為)アバウトにつらつらと羅列してみる。

    アニメの現状に対し思ってることを(固まってない抽象的な思考を捕まえる為)アバウトにつらつらと羅列してみる。 自分はよく美術のコトバや理論を持ち出してきてアニメを叩く、批判する。 アニメは歴史が浅い。せいぜい半世紀ちょい。過去の歴史からは学べない。 価値観も「良い、悪い」しかない。美術には「良い良いもの」「良い悪いもの」がある。オタク(作画オタク)は「良い悪いもの」を刺せない。ソレらを表すコトバを持ってないから。その為に問題が可視化されない、認識できない。 だから美術からコトバを輸入する。例えば「予備校絵」と「サロン的」というコトバ。 美術には何度も危機があった。決して盤石だった訳ではない。主流派は容易く間違える。その度に傍流のチンピラが救い生き長らえてきた、そんな綱渡りな歴史。 世の中に真実は無い。勝者が絶対。ソコにあるのは現実だけ。だから皆それがすべてだと信じ込んでいる。 美術、つまりア

    laislanopira
    laislanopira 2009/06/15
    「抽象と物語(時間を伴う表現)は相性が悪い」
  • SUKEBENINGENSUKEBENINGEN 漫画は絵の表現。ストーリーさえも絵の一部に過ぎない。

    漫画を絵だけで批評すると反発される。彼らにも納得出来そうな「漫画質とは」という定義をもしココで示すなら「漫画は絵でもストーリーでもない。その間で空気の様に存

    laislanopira
    laislanopira 2008/11/20
    ストーリーしか関係ないなら、マンガである意味はない
  • SUKEBENINGENSUKEBENINGEN いしかわじゅんに絵の事なんて、きっと分からないよ。

    よく「一般的に絵が上手いと言われている漫画家の評価」をコメント欄でリクエストされるけど、正直、答えるのに困る場合が多い。語りようが無い作家ばかりをみんな選ぶから。 鳥山明や大友克洋の絵について語る事なんて無い。語る価値のある絵じゃないから。(逆にコレ等の作家の絵について熱心に語れる人は、絵というのをあまり良く理解してない証拠だと思う) ぶっちゃけ美大出身じゃない人の描く絵はどんなに上手くても興味を惹かない。批判性が無いから。 絵の核心というのはブラックボックスになっている。最初はソレが何か分からないまま絵を描く。分からないままでも絵というのは全然描けるから。 鳥山や大友というのはブラックボックスのまま平気で絵を描けるタイプの人たちなんだよ(きっとブラックボックスという概念さえ気付いてない)。だから「ああ、上手いですね」以上の感想がまったく出てこない。 自分の求める価値は「ブラックボックスを

  • SUKEBENINGENSUKEBENINGEN メジャー漫画というのはかなり編集者が作っている部分がある。

    メジャー系は編集者主導で作る。漫画家はただの絵描き。マイナー系は作家主義、すべてを漫画家自身が作る。メジャーだと編集者が優秀でマイナーでは作家の方が優秀な場合が多い。おそらくマイナー雑誌の方が漫画家は高学歴(その典型がアフタヌーンとIKKI。特にIKKIは極端過ぎ。東大と芸大しか居ない。難し過ぎて全然読めない)。 漫画は沢山の能力が求められる。絵を描く能力、ストーリーを考える能力、そしてソレらを(映画監督のように)構成して、演出する能力。 そしてコレ等を一人で完璧にこなせるような人間はかなり優秀。ハイレベルなので当然その内容も難しくなる。つまり「優れているけど売れない作品」。 メジャー誌はその辺りを上手くクリアーしている。 魅力的な絵を描く、若くて未熟な漫画家の卵に必ず目をつける。そして絵だけを描かせる場合においても、決して一番絵の上手い人間というのを選ばない。選ぶのは地方で外の世界とは隔

    laislanopira
    laislanopira 2008/08/31
    少し頭のおかしい「個性的な絵描き」と、安心できる話を作れる編集者
  • SUKEBENINGENSUKEBENINGEN 本当のアニメファンならアニメなんか絶対に観ない。

    掲示板の作画マニア達に、このブログのことをボロクソに貶されたよ。超キモーイ☆ 何故今のアニメが死ぬほど詰まんないのかというと、音を消した状態で観るのが一番面白くなるように作ってあるから。ストーリーを追わず、ただ動いている絵だけを鑑賞する為のモノだから。 一般の人は素直にお話も追ってしまうので当然肩透かしを喰らう。そして「アニメとは、なんと詰まらないメディアなのだ」と失望して、もうそれっきりになる。 一度作画マニアは絵を観ずにセリフだけを聞いてみれば良い。それらがすごく単純で詰まらない事に、もうすぐ気が付くから。 実写だったら、とても耐えられないレベル。あくまでもアニメだから許されているような感じ。 だから「神作画」なんてのはラーメンにおけるチャーシューみたいなもの。 ラーメンという「冴えない料理の上に添えられている」からソレは引き立つのであって、単品でそればかりをべてみても、それほど美

  • SUKEBENINGENSUKEBENINGEN アニメの絵と動きの正解について。

    アニメの質が動きにあるとした場合、一体どんな絵が求められるか? おそらくソレは「静止画だと醜い絵」だ。ディズニーのムーランなんかがそう。 「西洋人から見たカリカチュア的東洋人キャラ」 ヒロインがもう有り得ないぐらいにブス。イキナリやる気をなくす。 でも動き出すとまるで印象が違う。あんなに不細工だったキャラが俄然、魅力的になる。アニメの魔法だ。 つまり動かした時に初めて価値を持つ絵こそ、アニメにおいて意味のある絵だ。 そして今の日テレビアニメは低予算。そのため殆ど動かない。限りなく紙芝居的。その為一枚絵でも魅力的な「萌え絵の美少女キャラ」ばかりになる。 逆に動くアニメでは美少女絵は相性が悪い。「大きな瞳」は画面を安定させる象徴的なパーツだから。※きっと「よく動く作画アニメ」ほどキャラの目は小さくて不細工。スタジオ4℃なんかは絶対そう。(よく知らないけど) それから動画のアニメートのみの

    laislanopira
    laislanopira 2008/08/31
    目の大きさは画面を安定させるが動かせるのに向かない
  • SUKEBENINGENSUKEBENINGEN オタクが上手いという絵は大抵の場合、上手い絵じゃない。

    具体的には大友克洋、寺田克也、井上雄彦、小畑健、大暮維人あたり。(勿論下手ではない。十分みんな上手い) 「美大でキチンと絵を学んだことが無い人が自己流でそれなりにハイレベルな領域へと行き着いたタイプの絵」ばかり受ける。格的過ぎる絵はむしろ受けない。(美大出身者は絵を一目見れば美大出かどうかはすぐ分かる。(例えマンガ絵でも)絵の種類がまるで違うから。何故かその事実をみんなあまり喋りたがらない。そして素人はその事を全然知らない) これが自分にはすごく不思議だった。上手い絵だから受けているのではなく、もっと別のモノを彼等の絵からオタクは受けとっていて、それを「絵が上手い」という間違った言葉で言い表しているだけなのではないか?そう推察した。 そして多分ソレは「過剰さ」だと思う。 彼等の絵の共通した特徴をいうと「高出力のエンジンが常に全開でフルスロットル。でも無駄が多く、タイヤに伝えきれてない溢れ

  • SUKEBENINGENSUKEBENINGEN コレが「絵の上手い漫画家ランキング」の完全版です。

    寺田克也、鳴子ハナハル、五十嵐大介を絵の上手い順に並べてみる。 五十嵐大介(美大上位)>鳴子ハナハル(美大下位)>寺田克也(専門上位) 作画オタクは美大上位の絵がおそらく理解できない。また美大下位と専門上位の区別が付いておらず、同等あるいは専門上位の方をむしろ高く評価している。 鳴子と寺田の差は単純にデッサン。美大というより予備校レベルでのデッサン。 石膏デッサン、静物画、ヌードクロッキーなど、対象を見てひたすら写実描写をする訓練の基礎があるかどうか。漫画の絵は想像で描くけど、そういったベースの有る無しはやはり現れてくる。 寺田は限りなく1(100%)に近づく絵。09999999999と何処までも続くけど、でも結局最後まで1にはならない絵。そして鳴子は限りなく1から離れられない絵。 五十嵐と鳴子の差はオリジナリティーの差。予備校では鳴子の方が偉かったけど、美大に入った瞬間、鳴子は落ちこぼれ

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