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ブックマーク / www.realtokyo.co.jp (11)

  • https://www.realtokyo.co.jp/docs/ja/column/outoftokyo/bn/ozaki_265/

  • https://www.realtokyo.co.jp/docs/ja/column/outoftokyo/bn/ozaki_263/

  • REALTOKYO | Column | Out of Tokyo | 259:中原浩大×村上隆×ヤノベケンジの議論

    2月16日(日)に開催されたシンポジウム「ジャパン・コンテンツとしてのコンテンポラリー・アート──ジャパニーズ・ネオ・ポップ・リヴィジテッド」が、Twitterなどで酷評されている。確かに「まじ空気悪く」(NM氏のツイート)、当初の企画意図からすれば大失敗だろうが、ある面ではなかなか示唆に富むものだった。話者は中原浩大、村上隆、ヤノベケンジの3人。モデレーターの楠見清氏は、22年前に3人が参加した『アノーマリー』展(キュレーションは椹木野衣氏)を前に、当時在籍していた『美術手帖』(BT)で3作家による座談会を企画した編集者である。BT当該号(1992年3月号)の特集は「ポップ/ネオ・ポップ」というもので、タイトルに示されているように、楠見氏はこのシンポジウムでネオ・ポップ復権の可能性を探ろうとしたのだと思う。 ところが、「日の状況には絶望した。アート作品は欧米の現代美術の専門家に対して作

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  • REALTOKYO | Column | Out of Tokyo | 257:F/T相馬ディレクター退任の舞台裏 III

    (承前) ようやく市村作知雄、相馬千秋両氏の話を伺うことができた。それは後述するとして、まずは前回に続いて「外部評価」をひとつ。ブリュッセルで開催されている領域横断型の「クンステン・フェスティバル・デザール」の創設者で、現在はウィーン芸術週間の演劇部門ディレクターを務めるフリー・レイセン氏によるものだ(原文は英語)。 注文の多い大胆不敵なフェスティバル 文:フリー・レイセン F/Tは日にとって、そしてアジアにとって重要なフェスティバルです。 日人アーティストと西洋のアーティストが同時に紹介されるフェスティバル。 商業的な、あるいはお気楽な作品に流れることなく、現代芸術にラディカルに焦点を当てる、注文の多い大胆不敵なフェスティバル。 新作の製作に積極的な、そしてとても重要なことですが、現代の社会的政治的な諸問題を炎上させることに積極的なフェスティバル。 相馬千秋はこのフェスティバルを何年

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    laislanopira
    laislanopira 2014/02/02
    もめてるなあ
  • REALTOKYO | Column | Out of Tokyo | 252:中日新聞5記者への公開質問状

    あいちトリエンナーレが10月27日をもって閉幕した。僕が担当したパフォーミングアーツ部門は、参加してくれた作家やカンパニーはもちろん、現場スタッフやボランティアの方々にも助けられて、素晴らしい結果を残せたと思う。ポストパフォーマンストークにおいては、多くの回で非常に内容の濃い質問が出て、観客のレベルの高さに感銘を受けた。数々のレビューもおおむね好評で、まずは成功と言ってよいかと自己採点している。 現代美術部門も、近年の他の国際展と比べて質が高かったと言えるだろう。何よりも「揺れる大地―われわれはどこに立っているのか: 場所、記憶、そして復活」というテーマがよかった。2年半前の震災と原発事故は、文明国を襲った大災害であり、国際展であるからこそ取り上げるべき歴史的な主題である。それをそのまま扱うのではなく「われわれはどこに立っているのか」という一歩引いた視点を取り入れた。だからこそ観た者をして

  • REALTOKYO | Column | Out of Tokyo | 240:ブログメディアの媒体責任

    英国人ジャーナリスト、エイドリアン・ファヴェルが、オンラインアートマガジン『ART iT』内の「公式ブログ」に書いた文章が物議を醸している。7月12日に公開されたもので、タイトルは「Yoshitomo Nara as Businessman/ビジネスマンとしての奈良美智」。現在は英語原文のみだが、当初は日語訳が段落ごとに併載されていた。 この文章に、奈良美智人が「激怒」して、8月5日にツイートを連投した。曰く「会ったこともない外人が、事実関係の下調べ無しに、想像で書いている文章。こういうふうに思う人は、その人自体がそういう人なんだと思う。かなり頭にきていて、訴えようかと思い中・・・困るよなぁ・・・!」「美術関係者はRTして広めてください。ホント頭に来るなぁ!嘘ばっかしの文章。こういうことを英語圏の人々が信じていくのかなぁ。ART-ITの責任者は何とかしてほしい。よっぽど、僕の事が気に

  • REALTOKYO | Column | Out of Tokyo | 237:高級ブランドとアート

    空前の不況にもかかわらずと言うべきか、富裕層貧困層の格差が広がったから当然と言うべきか、ともあれ高級ファッションブランドが往時の勢いを取り戻そうとしている。もちろんその中心地は銀座で、3月中旬のコムデギャルソンによるセレクトショップ開店に続いて、4月22日にはクリスチャン・ディオールの旗艦店「ディオール銀座」がリニューアルオープン。それに合わせて展覧会『Lady Dior As Seen By』が開催され、オープニング記念トークの司会と、顧客向けのレクチャー2回を依頼された。 銀座には資生堂ギャラリーやメゾンエルメス8階フォーラムなど、高級ブランドによるアートスペースが既に存在する。東京アートシーンのさらなる活性化につながるなら、と引き受けた。トークの話者は参加アーティストのひとり宮永愛子が事前に決まっていて、相方は芥川賞受賞作家の朝吹真理子がいいのではないかと提案し、ディオールからも朝

  • REALTOKYO | Column | RealCities | 039: from Tokyo - 「LEVEL7」のマグニチュード・ゼロ

    2011年3月に発生した東日大震災から1月半ほど経った5月1日、渋谷駅の通路に設置されている岡太郎の壁画作品「明日の神話」の右下に、崩壊した福島第一原発を思わせる風刺画がはめこまれ、にわかに注目を集めた。その後、アーティスト集団Chim↑Pom(チンポム)が風刺画を設置している動画がYouTubeにアップされ、また5月20日から25日まで無人島プロダクションで開催された同グループの展覧会『Real Times』にてその動画が展示されたことで、一連の騒ぎがChim↑Pomによるものであることが明らかになり、この原稿を書いている5月25日現在も、Twitterなどのウェブ・メディアを中心に多方面で議論を巻き起こしている。 それらの議論のなかには、それが「アートなのか」「犯罪じみた迷惑行為なのか」という二者択一の論理に終始しているものも散見される。公共空間におけるゲリラ遂行的な表現行為には常

  • REALTOKYO | Column | Out of Tokyo | 203:戦争と芸術

    ガザ停戦の前日とその1週間後に、京都で『戦争と芸術III 美の恐怖と幻影』展を観た(京都造形芸術大学 ギャルリ・オーブ。2/5まで)。タイトルにあるように今回で3回目。前回はトマス・デマンド、ダレン・アーモンドも出展していたが、今回は藤田嗣治の戦争画が特別出品されている以外は、現役の日人アーティスト6人の作品で構成されている。 戦争画は戦後、日近代美術史におけるタブーであり、恥部であるとされた。後者について言えば、例えば画家、小説家の司修は「日戦争画から生まれたものは、芸術家の奢りと、『無智な大衆』より劣る精神の貧弱さでした。そのような作品(大東亜戦争画)が芸術として評価されてよいはずがありません」「大東亜戦争、あるいは十五年戦争が日歴史の恥部であるとすれば、『大東亜戦争画』も恥部、僕はそう思うのです」と断じている(『戦争と美術』1992年)。こうした、真摯ではあるが教条的に

  • REALTOKYO | Column | Out of Tokyo | 198:Chim↑Pom展中止の顛末

    アーティストグループ「Chim↑Pom(チン↑ポム)」(Out of Tokyo 179参照)の、美術館では初めてとなるはずだった個展が中止となった。11月1日から広島市現代美術館ミュージアムスタジオで開催される予定だったものだが、展覧会の突然の中止が作家にとって、主催者にとって、そしてもちろん観客にとって大ごとであることは言うまでもない。 10月21日にChim↑Pomが航空機を自費でチャーターし、原爆ドーム近くの上空に「ピカッ」の3文字を飛行機雲で描かせたことが発端だった(紅一点のエリイは今回参加していないという)。翌日には地元紙『中国新聞』が「読者提供」の写真とともに記事を掲載。他のメディアも追随し、多くの市民の知るところとなった。 問題はこの行動が、事前にマスコミを含む公的機関や被爆者団体らに知らされていなかった点だ。展覧会担当の学芸員が現場に居合わせたこともわかり、市民局と現

    laislanopira
    laislanopira 2008/11/14
    この騒動の今のところ決定版。これから本になるまで話し合いと制作が続く。
  • REALTOKYO | Column | 昭和40年会の東京案内 | 第63回:東京のアート?【前編】 会田誠

    前回の『東京のアート』 で紹介した“未来美術家”遠藤一郎くんが千葉の家に遊びに来て、面白い話を聞かせてくれたので、それについて書いてみます。全部「又聞き」だから詳しくはないのですが。 JRおよび東横線渋谷駅のすぐ南側、国道246号線が線路をくぐる高架下の壁には、昔からスプレーによる落書き、いわゆるグラフィティがたくさんあったそうです。さらにそこに、ホームレスたちが簡易なタイプのダンボールハウスを作って暮らしていました。だからお上品なマダムなんかは通るのが憚られる、ダークな雰囲気ではあったんでしょう。 それを「改善」しようと地元住民が動き、去年の初め頃、グラフィティを全部塗りつぶした上に、ファンシーな壁画が描かれました。立案したのは「渋谷桜丘周辺地区まちづくり協議会」、依頼されて実際に描いたのは、近くにある専門学校「日デザイナー学院」の生徒たち。 http://www.ndg.ac.

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