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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/harold1234 (8)

  • 「これぞ暁斎!世界が認めたその画力」 Bunkamura ザ・ミュージアム

    Bunkamura ザ・ミュージアム 「ゴールドマン コレクション これぞ暁斎!世界が認めたその画力」 2/23~4/16 幕末から明治の絵師、河鍋暁斎の作品に魅せられた、一人のイギリス人がいました。 それがイスラエル・ゴールドマン。大学で美術史を学び、日の浮世絵に興味を抱きながら、ロンドンで画商を営んでいたコレクターです。 切っ掛けは一枚のだるまでした。その名も「達磨図」です。早速、ゴールドマンは入手。出来栄えに感心し、「暁斎」と署名のある作品を集め出します。さらに暁斎の100点の絵を収めた画帖の一部分を取得しました。 しかしどういうわけでしょうか。ほかの客に何枚かを売ってしまいます。それを大変に後悔したそうです。何と返却を願い出ます。よほど惚れ込んだに相違ありません。以来、暁斎作は商品としないことを誓いました。そして約35年。今では世界有数と称される暁斎コレクションを築き上げました。

    「これぞ暁斎!世界が認めたその画力」 Bunkamura ザ・ミュージアム
  • 「ニコラ・ビュフ:ポリフィーロの夢」 原美術館

    原美術館 「ニコラ・ビュフ:ポリフィーロの夢」 4/19~6/29 原美術館で開催中の「ニコラ・ビュフ:ポリフィーロの夢」のプレスプレビューに参加してきました。 1978年にパリで生まれ、現在は日に在住。「ヨーロッパの伝統的な美意識と日アメリカ由来のサブカルチャー」(リリースより)を取り込んだ制作で知られるニコラ・ビュフ。 つい先頃、東京芸大の大学院の博士号を取得したばかりだそうです。まさに新進気鋭のアーティスト。国内の美術館としては初めてとなる個展がはじまりました。 さてはじめにも触れた「伝統」と「サブカル」との関係。今回はどう表現しているのか。まずはヨーロッパの伝統です。ここでタイトルの「ポリフィーロ」が重要になってきます。 というのも「ポリフィーロ」とは、15世紀末のヨーロッパ古典文学の「Hypnerotomachia Poliphil」を引用している。直訳すると「ポリフィーロ

    「ニコラ・ビュフ:ポリフィーロの夢」 原美術館
  • お正月は博物館と美術館 2011

    クリスマスを過ぎて街は一斉にお正月モードへと突入しましたが、美術館・博物館でも年始にいくつかのイベントが用意されています。主に都内の美術館、博物館のお正月企画をまとめてみました。 【千葉市美術館 新春特別イベント 1/4~】 「太神楽―江戸の正月」 1/4 13:00~/15:00~ 無料 【国立科学博物館 新春サイエンススクエア 1/2~】 ニューイヤーミュージアムスタンプラリー他、各種ワークショップを開催 1/2~1/7 詳細は→pdfリリース 【東京国立博物館 博物館に初もうで 1/2~】 新春特別展示「博物館に初もうで 美術のなかのうさぎと国々のお祝い切手」 1/2~1/30 新春イベント(獅子舞/和太鼓演奏/紙切り他) 1/2~1/3 *タイムスケジュールは上記リンク先参照 館リニューアル記念特別公開(所蔵のえりすぐりの名品を期間限定で公開) 1/2~1/16 【江戸東京博物館

    お正月は博物館と美術館 2011
  • 「琳派コレクション一挙公開 国宝燕子花図屏風」 根津美術館

    根津美術館(港区南青山6-5-1) 「琳派コレクション一挙公開 国宝燕子花図屏風」 4/24-5/23 根津美術館の誇る畢竟の大作「燕子花図屏風」を中心に、館蔵の琳派コレクションを概観します。開催中の「琳派コレクション一挙公開 国宝燕子花図屏風」へ行ってきました。 ちらしの「ようこそ、新しい根津美術館へ」という言葉を、そのまま「ようこそ、新しい燕子花図屏風へ」と置き換えても問題ないかもしれません。誰もが知る光琳の「燕子花図」は、LED照明の他、新装根津美の効果的な展示方法の力を借りてか、また新たなる魅力をたたえて待ち構えていました。以下、この屏風について今回私が初めて見知った、もしくは感じた箇所を3点ほど挙げてみたいと思います。 「国宝燕子花図屏風」(右隻)尾形光琳 根津美術館蔵 1.右隻と左隻に差し込む光は異なっていた この屏風というとそれこそ一点の曇りもない金地に燕子花が羅列しているよ

    「琳派コレクション一挙公開 国宝燕子花図屏風」 根津美術館
  • 2009年 私が観た美術展 ベスト10

    ギャラリー編に引き続きます。私が今年観た展覧会の中で特に印象に残ったものを挙げてみました。 「2009年 私が観た美術展 ベスト10」 1.「根来」 大倉集古館 2.「マーク・ロスコ 瞑想する絵画」 川村記念美術館 3.「伊庭靖子 - まばゆさの在処 - 」 神奈川県立近代美術館 鎌倉 4.「奇想の王国 だまし絵展」 Bunkamura ザ・ミュージアム 5.「江戸の幟旗」 渋谷区立松濤美術館 6.「若冲ワンダーランド」 MIHO MUSEUM 7.「ヴィデオを待ちながら」 東京国立近代美術館 8.「やなぎみわ マイ・グランドマザーズ」 東京都写真美術館 9.「ゴーギャン展」 東京国立近代美術館 10.「鴻池朋子展」 東京オペラシティアートギャラリー 次点 「謎のデザイナー 小林かいちの世界」 ニューオータニ美術館 「根来とロスコ」 「朱」と「赤」を通した向こうに何かが開ける根来とロスコは

    2009年 私が観た美術展 ベスト10
  • 2009年 私が観たギャラリー ベスト10

    一年間に見たギャラリーから、印象に残った10個の展示を挙げてみました。 「2009年 私が観たギャラリー ベスト10」 1.「村田朋泰:2」 GALLERY MoMo Ryogoku 2.「池田俊彦展 - 静かなる抵抗 - 」 不忍画廊 3.「TWS-Emerging 122 海谷慶」 TWS郷 4.「内海聖史 - 色彩のこと - 」 スパイラルガーデン 5.「山口英紀 展」 新生堂 6.「エターナルフォース 画像コア 梅沢和木個展」 frantic gallery 7.「西野達 - バレたらどうする」 ARATANIURANO 8.「樫木知子 展」 オオタファインアーツ 9.「青山悟 展」 ミヅマアートギャラリー 10.「小谷元彦 - SP4」 山現代 次点 「変成態(シリーズ展全体)」 ギャラリーαM あくまでも私が観た範囲の中での、しかも好きかどうかの話でもあるので、順に深い意味

    2009年 私が観たギャラリー ベスト10
  • 「飯田竜太 - 永遠なる同等物」 TSCA

    TSCA Kashiwa(千葉県柏市若葉町3-3) 「飯田竜太- ewiges equivalent 永遠なる同等物 - 」 11/8-12/13 千葉・柏の一角に神秘的な『の滝』が出現しました。紙やを素材として用い、彫刻などの手法で作品を制作している(画廊HPより引用)、飯田竜太のインスタレーション個展です。TSCAで開催中の「飯田竜太 - 永遠なる同等物」へ行ってきました。 ともかく圧巻なのは、入口すぐ、一階フロアで展開されている「Falling like water」でしょう。高さはゆうに2メートルを超える位置から、解体された古の『しずく』が垂れ下がり、それがまるで滝のような筋を描いて地上へと流れ出ています。一つ一つ切り刻まれ、そして繋がった紙の感触はリズミカルであり、またしなやかです。轟々といった水の音までが聞こえるかのようでした。 二階へあがると、持っていた形より解き放たれ

    「飯田竜太 - 永遠なる同等物」 TSCA
  • もう一つのトリエンナーレ 「THE ECHO」@ZAIM

    今月13日よりいよいよ横浜にて「横浜トリエンナーレ2008」がはじまりますが、その会場至近のZAIMにて、もう一つの現代アートの展覧会が開催されることをご存知でしょうか。その名は「THE ECHO」。実は私もつい先日、チラシを見るまでこの展示の存在を知りませんでしたが、ともかく中を開いて驚きました。出品予定のアーティストが、まさに今話題の実力派の方々ばかりです。 参加アーティスト 青山悟、秋吉風人、天野亨彦、泉孝昭、泉太郎、磯邉郎、榎耕一、大野智史、大庭大介、川上幸之介、鬼頭健吾、榊原澄人、さわひらき、竹村京、田幡浩一、名和晃平、星野武彦、政田武史、増田佳江、山口智子、渡辺豪 率直に申し上げ、前回のトリエンナーレでとりわけ印象深かったさわひらきが登場しているというだけでも、私の中の期待度はゆうにトリエンナーレを上回っています。そしてもちろんその他にも、超絶技巧の刺繍絵画で圧倒する青山悟、

    もう一つのトリエンナーレ 「THE ECHO」@ZAIM
    laislanopira
    laislanopira 2008/09/12
    興味深い面々
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