神戸・六甲アイランドにある複合商業施設「神戸ファッションプラザ」(神戸市東灘区)。長く閉鎖状態だった商業棟が3月1日、「ROKKO i PARK」として生まれ変わった。 ホテルや美術館とともに開業した1997年当時は、近未来的な外観も話題だった同施設。年を追うごとにテナントの撤退が続き、映画館が閉館したあとは廃墟モールのような状況で、近年は商業棟が閉鎖されて閑散としていた。 ◆ 必ず訪れたいのは「屋内アスレチック施設」 そんな同館が全面リニューアルし、3月1日に第1弾オープンを迎えた。島外からも人を集めそうな注目テナントは、8階の大型スポーツエンタテインメント施設「KOBE SUPER STADIUM(神戸スーパースタジアム)」(平日一般2900円/120分ほか)で、アスレチックのようなものから、大型スクリーンに合わせて体を動かして楽しめるアクティビティなどが豊富にスタンバイする。 8階の
日本初の女性弁護士のうちのひとりであり、戦後は女性で初めての判事・家庭裁判所長を務めた三淵嘉子さんをモデルに、主人公・猪爪寅子の半生を描く連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合ほか)。三淵嘉子さんをモデルにした経緯や、主人公を演じる伊藤沙莉、尾野真千子のナレーションなどについて、制作統括・尾崎裕和さんに訊いた(取材・文/佐野華英)。 (インタビュー前編→女性たちの物語「虎に翼」、制作統括に聞く作品に込めた思い) ■「当事者に寄り添って考えること」がテーマ ──まず企画の成り立ちについて伺いたいのですが、三淵嘉子さんをモデルに、というのはどういうかたちで決まったのでしょうか。 2024年度前期の朝ドラを私が担当することに決まって、まず脚本は『恋せぬふたり』(2022年)でご一緒した吉田恵里香さんにお願いしました。『恋せぬふたり』はアロマンティック・アセクシュアルの当事者の方を主人公にしたドラマ
1970年代の特撮テレビ番組の雰囲気を徹底的に再現しつつ、岡本太郎の言葉と作品を伝えるという斬新な番組『TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇』(Eテレ)や、作品すべてが嘘という企画展『大嘘博物館』などを手がけ、今もっとも注目を集める映像作家・藤井亮さん。 10月某日、ファン待望ともいえる彼の最新作の撮影が極秘でおこなわれるとの情報をキャッチし、大阪市内某所の現場スタジオに急行。独特の特撮スタイルの映像がどんなふうに作られるのか・・・撮影のようすを独占でお届けしたい(取材・文・写真/脈脈子)。 ■ 怪しい照明のなか、おこなわれていた撮影 撮影現場は古めかしいビルの一角にあった。コンクリートむき出しの壁、無造作に積み上げられた廃材・・・。廃墟風にしつらえられたスタジオ内には30人ほどの大人がひしめいていた。 照明やカメラなどゴツい機材の数々のなかで、埋もれることなく異彩を放つショッキングピンクの
5階建てビルを丸ごと使った巨大3D広告ビジョンが、大阪屈指の繁華街・宗右衛門町(大阪市中央区)に誕生。11月末から放映がスタートする。 3D広告とは、LEDディスプレイにより、ゴーグルなどを付けずに3次元映像のように見せる動画広告のこと。思わず撮影したくなる迫力があり、SNSでの拡散効果によってより高い広告効果が期待できる。最近では、「JR大阪駅」の巨大なヒョウの映像や、梅田の歩道橋から見える「梅田BS3Dビジョン」の『名探偵コナン』のオリジナル映像などが話題を呼んだ。 今回誕生する3D広告ビジョン「MONSTER 3D VISION OSAKA」は、地上5階建て(14m)のビル全体を使い、L字型に巨大LEDパネルを設置することでさらにインパクトのある映像を放映できる。また、「マンモス交番前」と呼ばれる待ち合わせスポットということで、長時間視聴される環境となっている。 運営会社の「ブランコ
入門百科シリーズの本家「小学館」より6月28日に発売された『タローマンなんだこれは入門』※手前のフィギュアはこの記事の筆者私物 「ファスト的にメリットを求められる今だからこそ、なにひとつ有益な情報の無いこの本を是非!」。著者自身がそう推すのは、一筋縄ではいかない「タローマンワールド」を、144ページにわたって解説する新刊『タローマンなんだこれは入門』。 1970年代から1990年代初頭に出版されていた「小学館入門百科シリーズ」の装丁を復刻し、6月28日に発売された。 もともとは2022年夏に「大阪中之島美術館」で開催された『展覧会 岡本太郎』のプロモーション用の企画から誕生した「タローマン」。1972年に放送された(というテイの)岡本太郎の「ことば」と「作品」をもとにしてつくられたNHKの番組『TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇』の主人公で、大阪の風景にすっかりなじんでいる「太陽の塔」と、
大阪・南港のホテル「ハイアットリージェンシー大阪」(大阪市住之江区)がホテルマネジメントを終了し、30年の歴史に幕を閉じることが3月28日に発表された。 大阪市内ながら、都会の喧騒から離れたベイエリアに位置する「ハイアットリージェンシー大阪」。都市型ホテルには珍しく、施設内に大阪湾を望む開放的なテラスや屋外プールもあってリゾート気分が味わえるうえ、「インテックス大阪」の至近にあることから1994年の創業以来、レジャーからビジネス利用まで、幅広く利用されてきた。 しかし今回、同ホテルがマネジメントを終了。2023年7月から「西武・プリンスホテルズワールドワイド」(代表:小山 正彦)が運営を引き継ぎ、同所に「グランドプリンスホテル」がオープンすることが決定。名称変更の後に施設の改装もおこなわれ、大幅な刷新が予想される。 大阪で、早くに外資系ホテルとして開業した「ハイアットリージェンシー大阪」。
「『去年は木簡に万葉仮名で書いてきたのがいた』と授業で言ったら、今年はパピルスに古代エジプト文字で書いたのがきた。読めねえ」というキャプションとともに、古代エジプトの象形文字で書かれた書物の写真を載せたツイートが話題となっている。 これは「京都市立芸術大学」(京都市西京区)の田島達也教授によるツイートで、実は学生の課題を紹介したもの。コメント欄には「さすが芸大、レポートと芸術の境界がどんどんとけている」「自由だ」「執念が凄い」など、芸大ならではのユニークな提出物に関心する声が続々。このクセの塊のようなレポートを受け取った田島教授に話を聞いてみた。 ■ 「自分の思うことを自由に表現してほしい」クセ強レポートができた背景 「去年は木簡に万葉仮名で書いてきたのがいた」と授業で言ったら、今年はパピルスにヒエログリフで書いたのがきた。読めねえ。このまま行くと来年は楔形文字か。大西由羽作。 pic.t
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