4Gamerの年末恒例企画「ゲーム業界著名人コメント集」。168名が振り返る2024年と新年への抱負を語る 編集部:Chihiro 編集部:Igarashi 12345678→ 4Gamerの年末恒例企画,「ゲーム業界著名人の年末コメント集企画」が今年もやって来ました。今回は168名の方にご参加いただきました。 ※記事掲載時点では164名でしたが,2024年12月29日18:15頃に2名追加しました。 2024年のゲーム業界は「原神」「崩壊:スターレイル」で知られるHoYoverseの新作「ゼンレスゾーンゼロ」のサービス開始や,「西遊記」をベースにしたアクションRPGで,発売からわずか2週間で売上本数が全世界1800万本を突破した「黒神話:悟空」,世界的な評価を獲得した「ELDEN RING」待望のDLC「ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE」のリリース,ポーカ
電柱や電気設備を撮影するだけで、ポイ活さながらにお金を稼ぐ。そんなスマホアプリがある。 ブロックチェーンゲーム(Web3ゲーム)『ピクトレ〜ぼくとわたしの電柱合戦〜』だ。 運営元は2018年にシンガポールに誕生したスタートアップのDigital Entertainment Asset(DEA)。その背後で仕掛けているのは、東京電力グループ傘下の送配電事業である東京電力パワーグリッド(以下、東電PG)だ。 東電PGは、中部電力らとともにシンガポールにGreenway Grid Global(GGG)を設立し、新規事業創出などを進めている。2023年3月にGGGとDEAが基本合意(MOU)を締結すると、7月には東電PG自身もパートナーとして協力しながらピクトレを開発してきた。 電力業界大手が、Web3ゲームという言わば“異世界”とタッグを組む背景には、深刻なインフラ課題がある。 「電柱1本30
These AI Minecraft characters did weirdly human stuff all on their own マイクラ内に「AI文明」、 1000体のエージェントが 仕事、宗教、税制まで作った 最大1000体のAIエージェントが、ゲーム「マインクラフト」内で驚くべき社会を形成した。エージェントは自発的に役割を分担し、経済活動を始め、文化や宗教を作り上げたという。 by Niall Firth2024.12.03 26 この記事の3つのポイント マインクラフト上で1000体のAIエージェントが自律的にやり取りした エージェントは専門的な役割を担い人間らしい行動を示した 開発者は将来、AIと人間が日常的に交流する世界の実現を目指している summarized by Claude 3 放任された人工知能(AI)キャラクターの一群は、ただ生き延びるだけでなく、繁栄し
[インタビュー]母子家庭の子女を対象とした「えりかわ学資金」に,コーエーテクモの襟川恵子会長が込めた想い―――「当支援金は返済する必要がないので,ぜひ多くの人に知ってほしいです」 編集長:Kazuhisa ライター:Ayaka カメラマン:佐々木秀二 2024年7月,コーエーテクモホールディングスの会長である襟川恵子氏が設立した「襟川教育財団」が,神奈川県知事より公益財団法人の認定を受けた。 襟川氏は,公式サイト内の挨拶で自らもシングルマザー家庭で育ったことを明かし,同じひとり親家庭であるシングルファザー家庭に比べると収入が半額以下であることなどを挙げ,自身の境遇と照らし合わせて,母子家庭における教育費用捻出が困難であることを語っている。そこで作られたのがこの教育財団で, ・中学生(2年生,3年生) ・高校生(1〜3年生) ・大学生(1〜4年生,修士課程2年間) を対象とした「えりかわ学資
漫画家はSNSのオモチャ わしがもし漫画の夢や才能もなく、何もない20代の小僧だったら。 きっと地元でアルバイトでもしながら。 雀荘に連日通っては、たまにパチンコ。 仕事に疲れ、自宅に戻って服を脱ぎ散らかし、スマホを握り。 麻雀が唯一の趣味だからと、Mリーグを眺め、SNSで麻雀の話題を追い。 一番の楽しみはゴシップネタや炎上ネタに乗っかり、誰かをめちゃくちゃ叩くこと。さあストレス発散だ。 バイト先では上司から理不尽にキレられ放題だが。 SNSでは自分は匿名で無敵だ。少しでも麻雀プロに、非のありそうな発言やアクションがあれば、まるであの上司のように思いっきり叩きまくれる。 ああ、なんて楽しいんだろう。 お、強打したのか、けしからん、上司のように怒ったれ! ……そんなことを、わしも思って、やっていたかもしれない。 そんな小僧ばかりの麻雀タイムラインに。 ある日、漫画家が現れた。 「ウヒョ助」あ
とある海外ユーザーがSNS上に「ファンのアドバイスを聞いてよくなったゲームの例はある?」という質問を投稿。それに対し、SNSユーザーから多数の返信が寄せられ、具体例として多くのタイトルが挙げられ盛り上がりを見せているようだ。 その発端となっているのは、Xユーザー@LilithLovett氏による以下のポストである。ポストには海外フォーラム上の書き込みとみられるスクリーンショットが添付されており、“起こるわけないこと”を示すネットミーム画像と共に「開発者がファンのアドバイスを受けてゲームを改善する」「(そして)ゲームは成功を収める」と綴られている。つまり「開発者がユーザーのアドバイスからゲームを改善して、成功することはありえない」といった考えだろう。 一方そうした考えに対して、@LilithLovett氏は「それが実際に起こった例を挙げてほしい」と呼び掛けている。この投稿には本稿執筆時点で約
2023年の末、私はPlayStation5で『ペルソナ5 ザ・ロイヤル(以下、『P5R』と表記)』(アトラス)をプレイしていた。高校生の主人公を中心とするグループが「心の怪盗団」として活躍する人気RPGだ。 私は『P5R』をプレイしながら、幾度となく「大衆社会論だ……」と呟くことになった。その少し前、私は大衆社会論に関する論文を書いたのだが、『P5R』はまさに「大衆」を重要なテーマとする作品だったからだ。 ペルソナ5には無印とロイヤルの二種類があるのだけれども、ロイヤルのほうが大衆社会論としての深みが増している。 — Shotaro TSUDA (@brighthelmer) April 5, 2024 折しも、アトラスは2024年の10月11日(金)に新作RPG『メタファー リファンタジオ』の発売を予定している。ペルソナ3/4/5のスタッフによる作品で、トレイラーを見る限り、たしかにイ
ひとつの寓話から始めたい。『サルたちの狂宴』という、シリコンバレーのスタートアップ企業を運営していた人間が自らの経験を記した本がある。FacebookやAppleで活躍した著者は、当のスタートアップについて自嘲的にこう語る。 スタートアップとは、新しいアイディアによって華やかな未来を提案する夢のある新興企業のように思える。しかし著者にとってそれは、本の原題である“カオスモンキー”に近いものだ、と。 カオスモンキーとは、自社のシステムが障害に耐えられるかどうかを試すために、意図してシステム障害を起こすプログラムのことだ。『サルたちの狂宴』では、スタートアップの台頭とはある種、「社会にとってのカオスモンキーのようなものだ」と喩えてみせる。 たとえばUberの登場によって既存のタクシー業界が影響を受けたように、新興サービスが台頭するということは、既存の社会が無傷でいられるか、どんな犠牲を払うこと
宮本氏: ひとつは、アーケードゲームを始めとする膨大な資料や、毎年何百本と増えていくゲームソフトなどをどのように保存・管理していくかということです。アーケードゲームは動かないと意味がないですし、ゲームソフトもただパッケージだけ残していてもしょうがないので、なんとか管理していかなければいけない。 もうひとつは、任天堂に百人~二百人と入ってくる新入社員に対して「任天堂とはなんぞや」という説明をする時間の問題です。かつては2時間かけて新入社員セミナーという講座をやっていたんですが、それがいつしか2時間半になり、気付けば3時間近くになってきました。社員は面白がって聞いてくれるんですが、20年近くセミナーをやっているといい加減にそれを引退したいと思うようになりました。 本ミュージアムの展示は、そのセミナーで話していた内容がベースになっています。 たとえば、Wiiを作るにあたっては、『ウルトラマシン』
「12万が出せないのか貧乏人!」みたいな煽りも見かけるけど、 「高いか高くないか」の議論の前にそもそも「買いたいか買いたくないか」の論点が 置き去りにされている希ガスる。 自分はそこそこ年いった大人で収入も多少あるので、買おうと思えば買える。 ただ、それよりも「買いたくない」 「ソニーに自分のお金を渡したくない」という感情が先に出てきてしまう。 モノを買う、というのはそのモノ自体の価値を得ることに加えて、 その作り手・売り手に対する応援としてオヒネリ(今風に言えばスパチャ?)を 渡している側面もあると思う。 我々が想像した以上の価格をふっかけてくるソニーを、 そのうえ縦置きスタンドすら別売りにするソニーを、 PS5 Proの発表動画に日本語字幕をつけないほど日本ユーザーを軽視するソニーを、 マリオやゼルダのように愛されるIPを作ってこなかったソニーを、 ポリコレにこだわり続けラスアス/ホラ
世界観や設定をきちんと踏まえていない多様性は,コンテンツを不自然なものにしかねない。ゲームにおけるDEI表現の意義と重要性,そして導入する際の留意点[CEDEC 2024] ライター:大陸新秩序 2024年8月22日,ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2024」にて,セッション「『表現』でもグローバルを目指す! DE&Iに関する取り組み」が行われた。 このセッションでは,バンダイナムコオンライン 事業本部 品質保証部 大熊未来氏が,同社のオンラインゲームプロジェクトの海外展開を目指すうえで得たDE&I(DEI)表現に関する知見と,それを社内へ浸透させるために行った取り組みを紹介した。 大熊未来氏 なぜDEI表現を重要視するに至ったか セッションの冒頭,大熊氏はバンダイナムコオンラインがなぜDEI表現を重要視するに至ったかについて,「コンテンツの間口を広げ,多種多様なゲームプレイヤ
ついに、国がインディーゲームクリエイターの支援に乗り出した。 経済産業省が主催するゲームクリエイター・映像クリエイターへの支援事業「創風」が、いよいよ本格的に動き出そうとしている。 このプログラムでは国内の若手のクリエイターを対象に、最大500万円に及ぶ支援金が手配される。さらにゲーム開発の補助のみならず、海外市場に進出するために必要なノウハウなどのレクチャー・メンタリングを約8か月にわたって行っていくという、非常に本格的な内容のものだ。 そして、そのゲーム部門の“実働部隊”として選ばれたのが「iGi indie Game incubator(通称: iGi/イギ)」。 株式会社マーベラスの運営するインディゲーム支援プログラムであり、BitSummitで大賞を受賞した『NeverAwake』や『Death the Guitar』、『8番出口』がヒットしたKOTAKE CREATE氏の『ST
■TL;DR囲碁と 囲碁界、 そして、 囲碁のルールを持つゲーム。 この先も活き残るには、 この3つを分けて考えるべき。 ■はじめに「囲碁」。 残念ながら日本でのプレイヤー数が大きく減少し、世間で話題になることが少なくなり、「衰退の一途を辿っている」状況となっている。 私は20年ほど前に囲碁に興味を持ち、普及の一助として「初心者向け囲碁対局サイト Go-Up!」や、それ以前もいくつか活動をしていました。 初心者向け囲碁対局サイト Go-Up! https://go-up-online.com/ Go-Up!の閉鎖をもって、私の囲碁との関係は終了します。 長きに渡る活動の中で、囲碁に纏わるいろんな事を端から追ってきました。 せっかくなので、囲碁を巡る現況について、見えていることや考えを書き残して去りたいと思います。 囲碁界に知人もおらず、直接の繋がりや恩義もない、しがらみの無い部外者にしか言
初代「ドラゴンクエスト」の取扱説明書を読み返してみる。“日本のRPG夜明け前”に,どんなゲームで,どう進めたらいいかを丁寧に説明 ライター:大陸新秩序 カメラマン:愛甲武司 本日(2024年5月27日)は「ドラゴンクエストの日」。今から38年前の1986年5月27日に,ファミリーコンピュータ用ソフト「ドラゴンクエスト」(以下,DQI)が発売されたことを記念する日だ。 ドラゴンクエストシリーズは,これまでにナンバリング11タイトルと,多数のスピンオフタイトルを展開してきた。言わずとしれた日本のRPGの代表的存在だ。 DQIが発売された1986年当時,すでにPC向けのRPGは,海外産はもちろん国産も存在し,ゲーマーやゲームクリエイターから注目を集めていた。 だが一般的にはメジャーと言えないジャンルだったし,そもそもプラットフォームであったPCを個人的に所有している人は限られていた。そんな時代に
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