ブックマーク / enterprisezine.jp (14)

  • コードが美しくないために起きる問題を考える(後編)―テクニックの乱用・誤用問題

    小野:あとね、テクニックの乱用・誤用。これはね、この間、これちょっと書くかどうかは別として、当に怒りを覚えたんですよ、この間。 編集部:小野さんが怒るなんてめずらしい。 小野さんが怒ったテクニックの濫用・誤用 「覚えたての四字熟語を大事な卒業スピーチで使っちゃうみたいな」(小野) 小野:温和な僕が。プログラムにはけっこう厳しいんで。プログラムだと急に厳しくなるんですよ。何かって言うと、その人が最近覚えたテクニック、技術を駆使して書いたコードがあったんですよ。それ自体は全然、問題ない。最新の技術を使って何が悪いって話なんで。ただ、使い方を間違えちゃってて、すごくソースコードの見通しが悪くなってて、結果的にものすごいバグがいっぱい出ちゃってた。となると、技術をただ乱用してるだけというか、誤用して、乱用ですよね。それによってリーダビリティとか、メンテナビリティって言葉があるんだけど、リーダビリ

    コードが美しくないために起きる問題を考える(後編)―テクニックの乱用・誤用問題
    lalha
    lalha 2018/03/13
  • コードが美しくないために起きる問題を考える(中編)―リーク/魔法の手順/影響範囲が分かりにくい問題

    リーク問題もいろいろあります 「壊せちゃう問題は、Slerですごくこわい問題」(有馬) 有馬:難しいですけど、やっぱりその壊せちゃう問題は、SIerでもすごくこわい問題であって、それがメモリーリークっていう言葉でよく語られることがありますね。開発中においては、ほとんどわからないんですね。ただ、番にリリースした後に、なんか最初は問題なく動いてるんだけど、段々、動きが遅くなった、もしくは急に死んでしまうっていうことがあるんですよ。 小野:最終的には、プロセスが止まっちゃう。ソフトウェアが落ちると思ってください。 有馬:来アプリケーションとして、これくらいのメモリを確保していれば動くはずのものが、意図せずにメモリーを使いきってしまうっていう状態なんですけど、それはバグを持ったプログラミングによって、オブジェクトにどんどん値が追加されてしまって、メモリーが解放されずにどんどん蓄積してしまうって

    コードが美しくないために起きる問題を考える(中編)―リーク/魔法の手順/影響範囲が分かりにくい問題
    lalha
    lalha 2018/03/06
    「美しくない = 汚いことによる具体的な弊害」にフォーカスして会話を進めています。その意味で泥臭い話が多いですが裏返して言えば現実の痛みの話はできているかな、と。今後は高みの部分にも具体的に触れていきたい
  • コードが美しくないために起きる問題を考える(前編)―重複のあるコード/誤読問題

    (ヘアメイク:浦杉美和子) 「美しいコードと安定するコードは相反するものではない」(小野) 小野:過去の記事のフィードバックで、知人で某とあるSIerの営業の経験が長い方がですね、Facebookで記事を引用して「SIerの営業としては、美しいコードかどうかじゃなくて、美しいコードよりもバグがないコードが、お客さんに納得してもらえるんだ」というようなことを書いてて。まるで美しいコードとバグがない安定したコードが相反するみたいな感覚でいて、「美しいコードだから安定してるんだ。両者は対立しませんよ?」みたいなことを返信しました。でもたぶんそれが出てきちゃうってことは、SIの営業、しかもかなり有名で、SIerの営業はかくあるべしっていうお手みたいな人が、そういう発言を普通にしちゃうってことは……。 編集部:ちょっと軽い眩暈を覚えるくらい、共有されてないってことですよね、美しいコードについて。

    コードが美しくないために起きる問題を考える(前編)―重複のあるコード/誤読問題
    lalha
    lalha 2018/02/27
    前回から少し時間が経ちましたが、掲載されました。
  • コードの美しさがもたらすもの

    SIにおけるソースコードのライフサイクル 小野 ソースコードの美しさを考える上で大事なのが、どれくらいの期間メンテナンスしていくソースコードなのか、というライフサイクルなんですよ。パッケージとかWebのサービスっていうのは、基的にそのソフトウェアがなくなるまでの間、維持・改修し続けるもの。SIは個別のお客さん向けに作ってカットオーバーして…と、ひとつの区切りがあるわけだけれど、それは作り切りみたいな形なのか、メンテナンスされ続けるものなのか?SIにおける1つのソースコードの旅路、どこまで、何年くらい生きてくのか?どうやって変化していくのか?どういうふうに流れていくのか?そういう、SIにおけるソースコードのライフサイクルの話を有馬さんからしてもらおうかと。 有馬  SIerのコードも1度出したら使い捨てというわけでは当然ないです。たくさんの人が関わって、すごくコストをかけて開発しているので

    コードの美しさがもたらすもの
    lalha
    lalha 2017/06/19
  • 「美しいコード」という概念のない世界で

    小野 今回、「美しいコード」をテーマに考えていこうということで、まず僕が興味を持ったきっかけについて話します。僕はこれまでパッケージをベンチャーでやってきた中で、プログラマーというのは美しいコードを目指すのが当たり前だとずっと思って生きてきました。ところが、4年前にセゾン情報と業務提携をして、そこでSIの実際の現場みたいなものに触れた時に、「美しいコードが当たり前」という考え方とは大きく異なる価値観で、いろんなことが動いている生態系を目の当たりにして。コードがあまり重視されてないというか、作業的に見られていることにショックを受けたわけです。これまで芸術性を極めて、大切にするべきもの、崇高なるソースコードへの探求の道みたいに思っていたものが、なんか雑作業扱いになってる?!みたいなところがあって、ものすごく傷ついたんですよね。自分が大事にしていたものが、この世界では価値を持たないと。 その後、

    「美しいコード」という概念のない世界で
    lalha
    lalha 2017/06/05
  • デスマに射す、希望の光―『ITは本当に世界をより良くするのか?』発刊記念トーク@デブサミ2017

    井上 あらためまして、ワークスアプリケーションズの井上と申します。自分は基的にはソフトウェアを作る側のベンダーという立場でいます。神林さんはソフトウェアを作る人に対して厳しい突っ込みがあるんですけれども、まあ、半分共感するところもありながら、だいぶ反論したいところもあって、今日も戦っていきたいなと思っています(笑)。で、このの文字数を数えると、たぶん、神林さんのほうがたくさんしゃべっていると思うんですが、原稿料は同じなので僕のほうが効率がいい(笑)。 会場 (笑)。 井上 プログラマー的には短いほうが正しいので、うまく仕事をしているかなという思いはあります。今日はよろしくお願いいたします。 神林 ノーチラスの神林と申します。やっているのはオープンソース、分散系の処理を専業でやって、フレームワークを作って売っているというところです。キャリアは実はIT専業ではないです。僕はユーザー企業、そ

    デスマに射す、希望の光―『ITは本当に世界をより良くするのか?』発刊記念トーク@デブサミ2017
    lalha
    lalha 2017/05/24
  • 歴史あるSI企業でSlack導入に成功した方法――そして社内の風通しが良くなりムダや停滞感も消えていった

    EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

    歴史あるSI企業でSlack導入に成功した方法――そして社内の風通しが良くなりムダや停滞感も消えていった
    lalha
    lalha 2017/04/28
  • エンジニアのキャリアとか、生き方とか(前編)

    EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

    エンジニアのキャリアとか、生き方とか(前編)
    lalha
    lalha 2016/12/17
  • セゾン情報システムズ、「HULFT IoT」リリース――ミッションクリティカルな製造現場に対応

    EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

    セゾン情報システムズ、「HULFT IoT」リリース――ミッションクリティカルな製造現場に対応
  • 「プログラミングの能力が僕を救ってくれた」―セゾン情報システムズ 小野和俊さん

    ソフトウェアは欠点を補い、人の能力を拡張してくれるもの 株式会社セゾン情報システムズ 常務取締役 CTO テクノベーションセンター長 小野 和俊さん 子どもの頃はゲームが好きだった。とはいえ、ゲームセンターに通うお金もない。ならば、自分で作れればと考え、親にファミコン用BASICプログラミング環境「ファミリーベーシック」をねだる。ところが親は「あれはオモチャみたいなものだからダメ。88なら仕事にも使えるから」と、NECPC-8800シリーズのパソコンを買ってくれた。 88で、『マイコンBASICマガジン』(通称「ベーマガ」)に掲載されていたゲームプログラムを「写経」のように打ち込んでゲームを作り始めた。それがIT、プログラミングの世界に入るきっかけだったと語るのは、株式会社セゾン情報システムズ 常務取締役 CTO テクノベーションセンター長の小野和俊さんだ。打ち込んだプログラムの改造など

    「プログラミングの能力が僕を救ってくれた」―セゾン情報システムズ 小野和俊さん
  • 「すべてのIT屋は全力で反省しろ!」― ノーチラス・テクノロジーズ 神林飛志さん

    EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

    「すべてのIT屋は全力で反省しろ!」― ノーチラス・テクノロジーズ 神林飛志さん
    lalha
    lalha 2015/10/13
  • 佐藤一郎氏が語る「データ処理技術の歴史とビッグデータの現在」

    国立情報学研究所は、情報系・コンピュータサイエンスの研究者を中心とした文部科学省系の研究所です。そのほかに、大学や国の研究機関のネットワークも扱っており、環境系のネットワークも管理しています。 私自身は、データベースというより、データベースを実行する分散システムといわれているもののインフラが専門ですので、日はデータベースというより、データベースの外側からこれからどういう技術が起きて、それがデータベースにどう影響するのかという話をさせていただきます。 日のセミナーのサブタイトルに「ビッグデータ」とありますが、ビッグデータの話になると、必ずデータ量が増えているという話になります。例えば、2020年になるとデータ量は2011年の50倍になります。しかし、皆様の関心事は、世の中のデータが増えるか増えないかということより、皆様の企業やお客様のデータがどれだけ増えていくのか、そのデータがどのように

    佐藤一郎氏が語る「データ処理技術の歴史とビッグデータの現在」
    lalha
    lalha 2013/03/05
  • ビッグデータ分析による"人間理解の深化"がビジネスを加速させる―トランスコスモス・アナリティクス 萩原雅之氏インタビュー

    EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

    ビッグデータ分析による"人間理解の深化"がビジネスを加速させる―トランスコスモス・アナリティクス 萩原雅之氏インタビュー
    lalha
    lalha 2012/10/06
  • AWSは金融機関で安心して使えます(キリッ ―クラウドの安全性はどのように担保されるべきなのか

    さて、現在ワタクシは別のイベント会場の誰もいないプレスルームでぼっち状態でこの原稿を書いております(広々してて超さびしい……)。今回は週報用に別のネタを用意していたのですが、いま自分の勉強用に聞いたセッションがあまりにもすばらしかったので、予定を変更しましてこちらをお届けしようかと。9月14日に東京・ホテル日航東京で行われたイベント「AWS SUMMIT TOKYO 2012」の事例セッション「金融機関でのクラウド活用について - 金融機関向けAWS対応セキュリティリファレンスの活用と事例」についてご紹介します。 クラウドを安全に使うために、ユーザ側が心得ておかなければならないこと 9月10日、電通国際情報サービス(ISID)、野村総合研究所(NRI)、SCSKの3社は共同で「金融機関向け『Amazon Web Services』対応セキュリティリファレンス」というガイドラインを公開しまし

    AWSは金融機関で安心して使えます(キリッ ―クラウドの安全性はどのように担保されるべきなのか
    lalha
    lalha 2012/09/20
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