今回は、心理学者トマス・ゴードンさんの開発した『親業』を参考にしています。親業からは、子どもへの関わり方について学ぶことができます。 能動的な聞き方とは 親業では、主に2つの話の聞き方について紹介されており、受容的な聞き方と、能動的な聞き方があります。能動的な聞き方とは、相手(子ども)の話したい事、話しているその気持ちを積極的に(能動的に)汲んで聞くことを指します。具体的には、親が、子どもの気持ちを言葉で口にし、確認する作業の事を言います。 www.kakkoii-kosodate.info 親が子どもの気持ちを理解する姿勢を示すことで、子どもは自身の感情を肯定し、その感情と向き合うことができます。そして自分でそれを対処しようと考える方向に向かうので、子どもの自立の力を育むことができます。 今回は、近藤千恵さんの書かれた『「親業」に学ぶ子どもとの接し方』から、実際に能動的な聞き方を学んだ親