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  • 単純なバトル漫画って絶滅危惧種なのかな - 「童貞のまま結婚した男」の記録

    最近の漫画を読んでいると、 テーマ設定が複雑なものばかりだ。 少し前は『ゴールデンカムイ』 最近読んでいたのは『僕のヒーローアカデミア』 特に「ヒロアカ」には途中から萎えた。 始めのほうは王道でとても良かったのに、 誰もが「個性」と呼ばれる特殊能力をもって生まれる時代、 世界はその特殊能力を使って戦う「ヒーロー」で溢れかえっている。 誰もが「ヒーロー」に憧れる。 「無個性」として生まれるが、心は誰よりも「ヒーロー」という主人公、 彼はその姿勢を見込まれて世界一のヒーローから「個性」を受け継ぐことになる。 そこからの「成長」を軸に物語を進めていくという流れは王道のバトル漫画、 最終章に突入した最近になって読みだしたのだけれども、 途中から「敵にも苦しみがあって世界を壊したい理由がある」だなんて展開に時間を割くようになった。 私にとってはそれが萎えた。 こういうのはおそらく作家というより編集さ

    単純なバトル漫画って絶滅危惧種なのかな - 「童貞のまま結婚した男」の記録
    lambamirstan
    lambamirstan 2021/10/25
    コミックやアニメの多くが、複雑なプロットや伏線の回収の醍醐味のような、娯楽小説化していますね。小さな子供も理解できる単純明快な作品はもう望めないのでしょうか。
  • 結果的に良い方向に進むならば「マインド」はどうでもいいと言われた話 - 「童貞のまま結婚した男」の記録

    私は割と行動に「意図」を求める方だ。 「なぜこれをする必要があるのか」 「この作業は無駄ではないのか」 そういうことを考えながら生きている。 慣習をそのまま無条件で受け入れることが苦手、 そういう性質なのだ。 昔の話、 学生時代のサークル活動の中で、 「リーダー」に当たる人と話していての、 「腑に落ちなかった経験」を思い出した。 活動をする上での「利己的な動機」と「利他的な動機」 金銭的なことは一切絡まないけれども、 「成長したい」だとか「人脈を作りたい」だとかは「利己的な動機」 「困っている人を助けたい」だとか「自分にできることをしたい」というのが「利他的な動機」 もちろん「利己」も「利他」も両面あって然るべきだけれども、 個人の意識として「利他的な動機」が前に出ていないと、 活動自体が「偽善」になるのではないかという意見を私は述べた。 それに対して言われたこと、 「利己」だろうが「利他

    結果的に良い方向に進むならば「マインド」はどうでもいいと言われた話 - 「童貞のまま結婚した男」の記録
    lambamirstan
    lambamirstan 2021/10/22
    何かを行なう上で動機はとても重要だと思います。客観的に見て優れた行動でも動機が不純であれば、「自分は賛同できない」と考えることでしょう。
  • 「自分はこういう人間だ」と定義付けることに必死 - 「童貞のまま結婚した男」の記録

    誰しも「自分」というキャンバスに色を塗りながら生きている。 毎日何かを選択することを迫られて、 そのたびに「赤」か「青」か「黄色」か、 それとも新しい色を使ってみたいから「エメラルドグリーン」かって、 そうやって選びながら生きているのだ。 「油性の絵の具」で上書きすることもあれば、 「水性の絵の具」で過去に選んだ色と混ぜることもある。 納得いく出来の作品ができたならば、 「これが私なんだ」って、名前を付けて保存しておけばいい。 そうやって保存したフォルダを眺めては、 「自分はこういう人間だ」と何者かになれたように安堵する。 しばらくの間、納得のいく作品ができなかったら、 「停滞感」を感じて不安になる。 フォルダの内容を人と比べてさ。 どこか物足りないようだとまた不安になる。 そのうちに「納得していないもの」や「中身のないもの」でフォルダを埋め合わせて、 とりあえず「人と同じだけのものがある

    「自分はこういう人間だ」と定義付けることに必死 - 「童貞のまま結婚した男」の記録
    lambamirstan
    lambamirstan 2021/10/22
    会社勤め然り、誰かと関わって生きて行くためには、外向けのキャラクターを演じ続ける必要から逃れられないのだと思います。それが本来の自分とかけ離れていればそれだけ心の負担は大きくなりますね。
  • 「自分のやり方」との折り合いの付け方 - 「童貞のまま結婚した男」の記録

    私として生きれば生きるほどに、 私は「私のやり方」にこだわるようになる。 長い年月を積み上げて確立したものであるほど、 自らのアイデンティティと同一化して愛着がわく。 そうやって人は「自分であること」を確認しているのだろう。 無意識に選択をしていたら同じような選択を繰り返すだけ、 どれだけ悩んで出した答えでも、 直観に従って出した答えでも、 おそらく「私が私である限り」はそこまで大きく変わらないのだ。 今回の転職、 これまでの私ならばおそらくしないような選択をした。 だから、それは意図的にそういう選択をしたことになる。 前の場所にとどまる選択肢もあった。 むしろそれが一番安全だったのかもしれない。 複数の引き合いがあったから、 前の経験を活かせる場所への転職という選択肢もあった。 だけれども私はそれを選ばなかった。 「経験のパラダイムシフト」 もう一度くらいはそういう経験が必要だと感じた。

    「自分のやり方」との折り合いの付け方 - 「童貞のまま結婚した男」の記録
    lambamirstan
    lambamirstan 2021/10/19
    心地良い環境を飛び出して、敢えて刺激を求めるますをさんの生き方を羨ましく思ったりします。刺激とストレスはとても近いものだと思うので、ストレスを溜めずにじっくりと刺激を楽しめると良いですね。
  • 気がつけば2020年代だったという話 - 「童貞のまま結婚した男」の記録

    はてなブログがサービスを開始して10周年を迎えるらしい。 「ブロガーに10の質問」なんて記事が流行っている。 ふと10年と聞いて思い浮かんだのだけれども、 2000年を越えてから10年単位区切りの価値が薄れている気がする。 2000年代、2010年代を経て、 気がつけば今は2021年だ。 つまり2020年代に突入していることになる。 時代の節目としての10年、 少なくともここしばらくはそういう意識が私には全くなかった。 それは私が歳をとったからだろうか。 2000年代に流行った曲と2010年代に流行った曲、 その区別があまりつかなかったりする。 概ね自分が学生だったか否か。 そんなわかりやすい区切りのはずなのに、 年代別ランキングなんかをみていると、 この曲はこんなに昔だったのかと驚くことが多い。 そして2020年代のはじめ、 既に2010年代との境目はわからなくなっている。 例えば私のハ

    気がつけば2020年代だったという話 - 「童貞のまま結婚した男」の記録
    lambamirstan
    lambamirstan 2021/10/19
    歳を取ると時間の感覚はとても早くなるのは本当です。30代の10年よりも40代の10年は半分くらいの長さに感じました。50代に差し掛かってからも時間の早さは増す一方です。
  • その日暮らし、むしろ健全 - 「童貞のまま結婚した男」の記録

    なんだか「一日」を意識して生きている。 今日は何をしないといけないだとか、 何時までに何をしてだとか、 そういうことを明確に意識しているのだ。 割とそういう性質の持ち主だったけれど、 慣れない環境に身を置いている分、 余計にバッファを確保して生活しなければならない。 心に余裕がなくて、 時間に余裕があるようで余裕はなくて、 そんな不思議な感覚のまま日々が過ぎていく。 先週のこともあまり覚えていない。 下手すると数日前に事もあまり覚えていない。 常に目の前のことや先のことで頭がいっぱいなのだろう。 環境の変化というものは、 思った以上に私に変化をもたらしている。 疲れているが体調は悪くはない。 むしろ健全な生活を送っている気すらする。 前の職場では仕事以外で無駄なストレスが多かった。 そこから生まれる自己嫌悪にさいなまれている時間が多かった。 忙しくて大変で余裕がない。 それは悪いことではな

    その日暮らし、むしろ健全 - 「童貞のまま結婚した男」の記録
    lambamirstan
    lambamirstan 2021/10/16
    何事も過不足の無いのが一番なのでしょうね。やりがいのある仕事に自分の時間を注いで、満足できる収入を得られれば良いのでしょうが、何かが足りないと感じるのが現実なのだと思います。
  • 思考に余裕がないとインプットの質も量も落ちると感じた話 - 「童貞のまま結婚した男」の記録

    今の私は新しい環境に慣れようと必死だ。 時間的な拘束は転職前のほうがよほど長かったが、 どうにも常々落ち着かず、 読書をしていても、ブログ巡りをしていても、勉強をしていても、 「ハッとする感覚」というか、そういうものが湧いてこないのだ。 確か茂木健一郎さんが提唱していた。 人は感動体験により脳を活性化させるという、 いわゆる「AHA体験」というやつ、 別の話だったかもしれないが記憶の定着についても、 その時の環境や感情に紐づけたほうが効率は良いみたいだ。 だから、作業のようにこれまでと変わらずインプットをしていても、 心に余裕がないと「ただこなしているだけ」となってしまう。 これは由々しき事態、 インプット自体が時間の浪費となれば、 当然アウトプットにまで影響は出てくる。 思えば転職前は湯水のように湧いてきたフレーズが、 ここ最近はトンと湧いてこない。 記事を生み出す速度は格段に鈍化して、

    思考に余裕がないとインプットの質も量も落ちると感じた話 - 「童貞のまま結婚した男」の記録
    lambamirstan
    lambamirstan 2021/10/14
    ますをさんが良質な記事を投稿し続けられているのは、インプットとアウトプットのバランスが取れている証拠です。インプットの“目詰まり”のような状態はやがて解消するのだと思いますが、如何でしょうか。
  • 「書きたいこと」を書き続ける - 「童貞のまま結婚した男」の記録

    昨日はスワローズがタイガースとの天王山初戦を制して、ついにマジック11が点灯しました! 奥川がこの大一番で力を発揮! 当に信じられない20歳です。 これでグッと優勝を引きつける勝利! 当は今日もこのことを書きたかったのですが、 来週はドラフトなのでその記事を準備しており、 完全に野球ブログになってしまいそうなので、 今回は「書きたいこと」というテーマで記事を書きます。 私は私の心のままに毎日ブログを書き続けてきました。 それも3年を経過し、現在1170日ほどになります。 こうして続けてこられたのは、 タイトルで既に出オチではありますが「書きたいことを書き続けてきた」 それに尽きると思います。 開始した時から変わらない私のブログのテーマ、 それは「私と世界との関わり方」 あくまでも「私」が先、 その私が世界とどう関わっていくのか。 それを綴る目的で筆を執っています。 ある時は恋愛に夢中で

    「書きたいこと」を書き続ける - 「童貞のまま結婚した男」の記録
    lambamirstan
    lambamirstan 2021/10/12
    自分が好きなことは誰かに強いられなくても続けていけるものですよね。それでも、ますをさんのように毎日記事を投稿し続ける“アプトプット力”には脱帽です。
  • すごいぞ「ますをくん」 - 「童貞のまま結婚した男」の記録

    西野カナ『Have a nice day』 「がんばれ私、がんばれ今日も、行ってきます。行ってらっしゃい」 めざましテレビのテーマソングとして流れていた曲だ。 POPな曲調とは裏腹に「病んでる」かのようにひたすら自分を鼓舞する歌詞、 どこか中毒性がありクセになっていく。 この曲が流れていた時期、 メンタルをやってしまったあたりだったと記憶している。 私はこの曲に励まされて出社していたような気すらする。 こうして「西野カナが好きなおっさん」の誕生である。 一途な若い女性の忌憚ない気持ちを綴った歌詞、 私はそういうものに憧れたし、そういうものを信じていた。 「真実の愛」というものはちゃんと存在しているんだなって、 そう思えるくらいの説得力が西野カナさんの曲には込められていた。 だけれども現実に接する女性たちは「エゴ」で塗り固められている。 アプローチをしてくるくせに、すぐに靡かなければすぐに別

    すごいぞ「ますをくん」 - 「童貞のまま結婚した男」の記録
    lambamirstan
    lambamirstan 2021/10/09
    私は、ますをさんがご自身の価値観を共有できる相手を見つけられることを祈っています。都合の良い相手探しをしている女性に引っかかることだけは、何としてでも避けてもらいたいです。
  • 「経験したい」という欲求 - 「童貞のまま結婚した男」の記録

    おそらく私は好奇心の強いほうだ。 この年になって「停滞感」に耐えられずに、 居心地の良い職場から転職をするくらいなのだから、結構なものだろう。 「やるべきことをやり続ける」 それはある意味では「作業」の様なもの、 自らの頭で考えて「やるべきこと」だと思うことを見つけては繰り返す。 そうやって「習慣化」していく中で日常を作っていく。 いつのころからかそういう癖がついた。 「経験したい」から、 色々なところに飛び込んで新しいことをする。 それなのに「習慣化」によってそれを淡々とこなしていく。 なんだかとても逆説的だ。 私は敢えて自分で波立たせて、 それを落ち着かせる作業をし続けているのかもしれない。 それによって自分の成長を実感する。 そこに人生の醍醐味を見出しているのだろうか。 改めて言語化してみると何がしたいのかわからなくなる。 「生きる欲求」 私の場合は、それがそのまま「経験したい」とい

    「経験したい」という欲求 - 「童貞のまま結婚した男」の記録
    lambamirstan
    lambamirstan 2021/10/07
    新しい刺激を求める気持ちは分かる気がします。しかし、何故刺激ややりがいを求めるのかに関しては、それが生きるための原動力になっているのでしょうが、私も良く分かっていません。
  • 「不安」を糧にして前に進んでいくタイプ - 「童貞のまま結婚した男」の記録

    私は5年ほど前に一度メンタルをやってしまった。 診断は「パニック障害」だったが、定型のそれとは大きく違い、 「全般性不安」に近い症状に苛まれる。 もともと「細かいことを気にしないタイプ」だったと思うが、 それを機に「不安が強いタイプ」へと180度変わってしまった。 ストレスが溜まると後頭部がヒリヒリして休息を促すし、 のび太のように眠れていたはずなのに「眠れない夜」が増えた。 「前の私」から「今の私」に変わって戸惑うことばかりだったけれど、 ある程度は付き合い方を学び、それなりにやれるようになった。 「不安が強い」ということは何も悪いことではない。 その分、周到な準備をするようになるし、それを乗り越えた数だけ強くなれる。 「前の私」は考えなしに失敗しては落ち込むことが多かったように思うが、 「今の私」は取り組むことの精度が上がり、「失敗しても次に活かす糧にしよう」というマインドが形成されて

    「不安」を糧にして前に進んでいくタイプ - 「童貞のまま結婚した男」の記録
    lambamirstan
    lambamirstan 2021/10/05
    大きな不安に圧し潰されるのは避けたいですが、多少の不安や悩みによって心にストレス耐性を作っておくことは悪くないと、私は割り切っています。生きることは悩むことなのでは無いかと思っています。
  • 「人と目を合わさないで話す」ようになった - 「童貞のまま結婚した男」の記録

    人の心を覗くことを恐れてだろうか。 ここ最近は人の顔を見て話していないような気がする。 人と向き合うことに嫌気がさしたのだろうか。 人を信じられなくなったのだろうか。 どのようなフェーズを経てそうなったのかは自分でもわからない。 気が付くと「人への興味」が薄れているような気がする。 ある研究結果では「人に興味がない」という自覚を持っている人ほど、 人間関係を円滑に運んでいるらしい。 「なるほど」と思った。 人間関係の障害、 そのほとんどは「自意識」なのだ。 「人からどう見られるか」だとか、 「人と比べてどうなのか」だとか、 そういうことに囚われているうちにどんどんこじれていく。 「メンツ」を気にしなくなったら、 人間関係が円滑に運ぶのは当然のことだろう。 そういった意味で捉えると、私は「進化」していることになるのかな。 これまでは「誠実であること」にこだわりすぎていたのかもしれない。 もち

    「人と目を合わさないで話す」ようになった - 「童貞のまま結婚した男」の記録
    lambamirstan
    lambamirstan 2021/10/04
    私も以前は、親しくなると、相手の気持ちを推し量ろうとしましたが、それは相手からの見返りを期待する気持ちの表れなのかもしれませんね。裏切られる経験を積むに従い、そのような期待は無意味だと知りましたが
  • 人生の分散投資 - 「童貞のまま結婚した男」の記録

    何か一つのことしかできないと、 何か一つの組織に「居場所」を預け過ぎてしまうと、 それが崩壊した時ににっちもさっちをいかなくなってしまう。 だから、根的に自らが実力をつけていかなければならない。 私はここ最近、そういう思いが強かった。 だから居心地の良かった「居場所」を捨てて、 転職という形で新たな場所へと挑戦をしたのだ。 だけれども天使をした先でも同じだった。 属人化は変わらない。 人は尖った能力を身につけて、それを労働力として提供することで対価を得る。 組織の大小にかかわらず、その構図は変わらないのだと感じた。 「人生の分散投資」 何かに身を預けすぎることはリスク、 だから多くの支えを確保しておいて、誰かがダメになっても大丈夫なようにしておく。 長期の積み立て投資ではセオリーだけれども、 人生において、そのように生きてはいる人は少ないのだろう。 「親ガチャ」という言葉が物議を醸してい

    人生の分散投資 - 「童貞のまま結婚した男」の記録
    lambamirstan
    lambamirstan 2021/10/04
    周囲の環境を変えることは自分ひとりでは難しいので、それに潰されない心の持ち様は大事ですね。生きて行く上で大なり小なりのリスクは避けられないので、常にプランBは必要かなと思います。
  • 「世界」に対して言いたいこと - 「童貞のまま結婚した男」の記録

    ある意味でブログを書き続けているということは、 何かしら「世界」に対して言いたいことがあるからなのだろう。 それは収益を目的としていたとしても変わらない。 質的に人は誰かに認めてもらうために、 誰かと繋がるために、 居場所を増やすために、 自らの意思で何かを発信するのだ。 だから「満たされたり」あるいは「忙殺されていたり」して、 「世界」に対して言いたいことが枯渇してしまうと、発信の意欲は下がっていく。 そうやって更新の頻度は減っていき、 やがて消えていく。 ブログを更新するために更新し続けていても、 長くは続かないのだ。 どこかブログを続けることが義務感になってきたら、 それは「終わりの始まり」なのかもしれない。 私は「書きたいこと」があるから書き続けてきた。 今は変化の最中にいて心が落ち着かないながらも、 それはそれで書きたいことは浮かんでくる。 だけれども、メモをとっていて、 そこ

    「世界」に対して言いたいこと - 「童貞のまま結婚した男」の記録
    lambamirstan
    lambamirstan 2021/09/30
    日々片づけなければならないことに忙殺されると、身の回りで起こることを五感を使って“味わう”ゆとりが無くなってしまいます。最近の私は時間的にも精神的にも忙しくし過ぎないように注意しています。
  • 映画『聲の形』に見る、「救われるため」の身勝手さ - 「童貞のまま結婚した男」の記録

    人生のある一面だけを切り取って、 あたかもそれが人生の全てのように賛美する。 私はそういうのが苦手なのだろう。 映画『聲の形』 耳の聞こえない少女と、彼女をいじめていたことを後悔する少年、 時を経て偶然再会する。 少年は人生うまくいっておらず、少女をいじめていたことを後悔して懺悔のために彼女に近づく。 そんな筋書きからカタルシスを狙う作品、 原作は未読だ。 京アニの傑作とのこと、 少し前に金曜ロードショーで見たけれど、 レビューの高評価とは裏腹に正直私は「イマイチ」だった。 まず原作を2時間で収めるには尺が足りなかったのだろう。 心理描写が甘い。 唐突で肝心のヒロインの心の動きがよくわからない。 そして「懺悔」と言うテーマに偏りすぎだ。 大きな後悔があり、 それをクリアしなければ先に進めない。 だからそれに拘り続ける。 そういう気持ちはわかるけれども、 あまりにも「懺悔」に人生を捧げすぎて

    映画『聲の形』に見る、「救われるため」の身勝手さ - 「童貞のまま結婚した男」の記録
    lambamirstan
    lambamirstan 2021/09/28
    謝罪では癒やせない心の傷もあるのではないでしょうか。加害者は謝罪することで心の負担を軽くしたいと考えるのかもしれませんが、それがかえって被害者に新たな重荷になることもあるのではないかと思いました。
  • 読みたい本が溜まっていく - 「童貞のまま結婚した男」の記録

    心が落ち着かないからだろうか。 色々なものに手を出しては積み上がっていく、 習慣としての読書時間は変わらないけれど、 「積極的読書」とでもいうべきだろうか。 をめくる手が止まらないような経験はしばらくしていない。 今年は月に4〜5冊のペース、 そう考えると来年と変わらないくらいのは読んでいる。 だけれども、は溜まっていく。 私は身近ではない自分の場所から遠い、 そんな外の世界に何かを求めているのだろう。 インプットの量は変わらないけれど、 「インプットしたい量」は増えている。 おそらくそういうこと、 心は「変容」を求めている。 今の私のままでは太刀打ちできない課題を突きつけられて、 「変わりたい」と願っているのだ。 思えばブログを書き始めてからの私はずっとそうだった。 主に女性関係で苦しんで、 「変わりたい」と思って書き続けてきた。 20人近くとの女性たちと出合いを重ねて、 誰とも

    読みたい本が溜まっていく - 「童貞のまま結婚した男」の記録
    lambamirstan
    lambamirstan 2021/09/28
    私も買い漁った本で未読のものを積みっ放しにしています。心の準備が整えば一気呵成に読み進むのでしょうが、まだその時が来ません。本は待っていてくれます。焦る必要は無いと思います。
  • 「居場所」が不確かな環境に身を置いて思うこと - 「童貞のまま結婚した男」の記録

    確固たる「居場所」のあった職場から転職して、 足元が大きくぐらついている。 職場ではもちろん謙虚に「ハイ!ハイ!」と教えを乞いながら過ごしている。 だけれどもそれだけではない。 日常まで謙虚になっている自分に気がつく。 不確かな居場所は日常にまで侵し、 根的に私の「立ち位置」を変容させる。 私の中で「自信」が揺らいでいるからだろう。 仕事という生活の基盤で確かな「居場所」を確保していた頃は、 ある程度は「我が物顔」で生きることができた。 それはその「居場所」には止まらない。 「自分は社会に貢献している」という思いもあるだろう。 些細なことでイライラしては態度に出すことを厭わない。 そんな「傲慢さ」を野放しにしていたのかもしれない。 今は駅で左側通行を守らない奴なんかがいても、 全くイライラしないどころか自分から避けて通る。 自らの「立ち位置」というものは、 私が思った以上に日常に影響を

    「居場所」が不確かな環境に身を置いて思うこと - 「童貞のまま結婚した男」の記録
    lambamirstan
    lambamirstan 2021/09/24
    今のご時世、安全が保証された環境は無いので、環境の変化に対応できる柔軟性が隠れた武器になるのではないかと思います。とは言え、親しんた環境から抜け出すのは大変なことでしょうが。
  • 「成り行き」に身を任せるということ - 「童貞のまま結婚した男」の記録

    何か目には見えない大きな流れがあって、 それに抗うように生きていても、 もしかしたら、それはロスの多いサステナブルではない生き方なのかもしれない。 村上春樹さんは『ノルウェイの森』の中で、 主人公の性質を通してこれを「自分のやり方にこだわりすぎている」と表現していた。 私もそういう性質を持っていて、 それは歳を取るごとに強くなっていく。 心が耐えきれなくなり、 一度多くを手放した末にここまで辿り着いた。 だから今は割と自分のことを客観的に見て、 どこか自分を研究対象のようにしている節がある。 心の動きをつぶさに観察して、 こういうときの自分はこんな心の動き方をするのかと、 どこか別の視点から眺めているような時もある。 精神的と身体的、 一度ずつ死にかけたものだから、 心の振れ幅は小さくなったのかもしれない。 その小さな振れ幅に物足りなさを感じて、 「転職」という形で環境を大きく変えてみたけ

    「成り行き」に身を任せるということ - 「童貞のまま結婚した男」の記録
    lambamirstan
    lambamirstan 2021/09/22
    私は年齢と経験を重ねるに従い、気持ちの起伏を無意識に抑えるようになった気がします。仕事が思うように捗らなかった時にショックを受けないための防衛本能(?)なのかもしれません。
  • 「属人業務」で評価されても市場価値は高まらない - 「童貞のまま結婚した男」の記録

    どこの会社でも課題の一つに上がるのだろうけれど、いわゆる「属人化」というものがなくなる気配はない。 限られた人員で業務を回すものだからやむを得ない部分はあるのかもしれないけれど、 「属人化」が進めば進むほどに企業はリスクを抱えていることになる。 「担当者がいないとわからない」って、 その担当者が就業できなくなったらどうするのか。 そういう分野が増えれば増えるほどに組織は「脆弱」と言わざるを得ない。 経済産業省が「2025年の崖」と銘打って、 デジタルトランスフォーメーション(DX)推進に向けての指針を出している。 それによると、2025年までに「業務の標準化」「レガシーのブラックボックス解消」に対応できない企業は、急速に市場から取り残されていくという。 これから先は「労働者」だけでなく「企業」も二極化が進んでいくのだろう。 市場価値を高める努力をしてきた「企業」は伸びて、そうでなければ消え

    「属人業務」で評価されても市場価値は高まらない - 「童貞のまま結婚した男」の記録
    lambamirstan
    lambamirstan 2021/09/22
    仕事を“属人化”することで社内での存在価値を高めようとする人もいます。属人化した知識は、一歩社外に出れば“潰し”が利かないものなので、自分の市場価値を高めるのには何の役にも立ちません。
  • 1200の記事を書いて - 「童貞のまま結婚した男」の記録

    昨日の記事が1200個目の記事だった。 1100の記事を書いた時を振り返ってみると、 内定は出ていたもののまだ転職することを決断していなかった。 この100日で、こんなにも大きく私の日常は変わった。 2つの企業から引き合いがあり、 選んだ先の今、 前の職場に残るという選択肢も十分に考えられた。 今が大変なものだから、 今でも後ろ髪を引かれる思いを拭いきれない。 別の選択をしていたらどうだったのだろうか。 そんなことを考える日もある。 だけれども思い返してみると、 前の転職もはじめは大変だった。 そこから努力を重ねて成果を積み上げてきた。 そうして「居心地の良い」環境を作り上げたのだ。 だからまたゼロからのスタート、 新たな挑戦、成長の機会なのだ。 とにかくそう自分に言い聞かせるしかない。 今はとにかく前に進むしかないのだから、 100日の重み、 こんなにも環境って変わるのだな。 記事数と連

    1200の記事を書いて - 「童貞のまま結婚した男」の記録
    lambamirstan
    lambamirstan 2021/09/20
    100日間と言う時間はあっと言うまでもあり、その中で様々な変化が起きるに十分な時間でもありますね。自分が意図しない変化もありますが、それも含めて人生を楽しめれば良いと思っています。