ThinkPad X201より小型軽量モデルながら、画面解像度は1440×900ドットと「プレミアム」なディスプレイを搭載した「ThinkPad X201s」 実用的な携帯性を備えて“リアルモバイル”を掲げるThinkPad Xシリーズにあって、型番の末尾に「s」がつくモデルは、“ちょっとしたプレミアムクラス”という位置付けだ。メインストリームがあえて通常電圧版のCPUを搭載するのに対し、コストパフォーマンスで不利になる低電圧版CPUを採用することでヒートシンクとファンを軽量化し、バッテリー駆動時間を延ばそうという狙いだ。これは、従来モデルのThinkPad X200sでも同じで、ThinkPad X200の標準構成では用意されない「1440×900ドットの高解像度液晶ディスプレイ」を搭載していた。 しかし、ThinkPad X200sにおいて、こうしたポジショニングが必ずしもうまくいった