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ブックマーク / e-words.jp (12)

  • リレーショナルデータベースとは - IT用語辞典

    概要 リレーショナルデータベース(relational database)とは、データベースの構造の一つで、一件のデータを複数の属性の値の組として表現し、組を列挙することでデータを格納していく方式。属性を列、組を行とする表(テーブル)の形で示されることが多い。最も普及している方式で、単にデータベースといった場合はリレーショナルデータベースであることが多い。 リレーショナルデータモデル(関係データモデル)と呼ばれる数学的なモデルに基づいてデータを秩序立てて格納したデータ集合である。一件の登録単位は複数の属性(attribute)の組(tuple)で、同じ属性を持つ組を何件も集めたデータの集合体をリレーション(関係)という。 これは実際には縦横に項目が並んだ表(テーブル)の形で整理される。リレーションが表に相当し、属性を縦方向に並んだ列(column)、組を横方向に並んだ行(row)として表す

    リレーショナルデータベースとは - IT用語辞典
  • OP25Bとは - IT用語辞典

    概要 OP25B(Outbound Port 25 Blocking)とは、ネットワークの境界にあるルータなどの機器で、ネットワーク内から外部のコンピュータのTCPポート25番への通信を禁止すること。インターネットサービスプロバイダ(ISP)などが会員のパソコンからスパムメールやウイルスメールが送信されるのをブロックするために行う。 25番ポートは電子メールの送信や配送を行うためのプロトコル(通信規約)であるSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)が利用するポートである。メールを送信したい端末やサーバは、相手方の25番ポートに接続し、メール体を送って宛先への発送を依頼する。 OP25BとはOP25Bはネットワーク境界で内部から外部の25番ポートへの接続を遮断する施策で、内側にある端末からネットワーク外のメールサーバへ送信依頼を行うことができないようにする。I

    OP25Bとは - IT用語辞典
  • ハードコードとは - IT用語辞典

    概要 ハードコード(hard coding)とは、コンピュータプログラムを開発する際に、特定の動作環境を決め打ちして、その環境を前提としたデータをソースコードの中に直に記述すること。 外部の設定ファイルなどから読み込むのではなく、プログラミング言語で書かれたソースコードの中にリテラルなどの形で直に書き込まれたデータを指す。何らかの意味のある数値を直に記述したものは「マジックナンバー」と呼ばれる。 ハードコードされた内容は実行形式のプログラムにも埋め込まれるため、実行時に書き換えることはできず、内容を変更するにはソースコードの修正と実行ファイルへの変換(ビルド)を再度行わなければならない。 物理定数のように状況によらず不変なデータはハードコードしても後で困ることは少ないが、不適切な種類のデータをハードコードしてしまったことが原因でバグやトラブルが発生することがある。よく挙げられる例としては、

    ハードコードとは - IT用語辞典
    lamich
    lamich 2012/03/24
    ハードコードされたデータを書き換えるには元のソースコードから書き直す必要がある。外部のデータであればそれだけ書き換えればさまざまな環境に対応できる。
  • バックボーンとは - IT用語辞典

    概要 バックボーン(backbone)とは、大規模な通信ネットワークにおいて、集線装置間や拠点間、事業者間、国家間などを結ぶ大容量の通信回線網のこと。“backbone” の原義は「背骨」で、IT以外の分野では屋台骨、支え、気骨などの意味で用いられる。 バックボーンはそのネットワークにおける中枢部分のことを指すため、種類や規模は様々である。ビルのフロア間や敷地内の建物間を結ぶ構内ネットワーク(LAN)、企業の拠点間を結ぶ広域通信網、携帯電話網で基地局間を結ぶ地上の通信回線網、インターネットサービスプロバイダ(ISP)間を結ぶ通信回線網、大陸間の海底ケーブル網などがこのように呼ばれる。 バックボーンから個々の機器・端末あるいは利用者・加入者などを結ぶネットワークは、ネットワークの規模や種類に応じて、「ネットワークエッジ」(network edge)、あるいは「ワークグループネットワーク」(w

    バックボーンとは - IT用語辞典
  • データウェアハウスとは - IT用語辞典

    概要 データウェアハウス(DWH)とは、企業などの業務上発生した取引記録などのデータを時系列に保管したデータベース。また、そのようなシステムを構築・運用するためのソフトウェア。“warehouse” は「倉庫」の意。 一般的にデータウェアハウスは雑多なデータを単にそのまま記録するわけでなく、組織内で運用される様々な情報システムやデータベースなどからデータを集めて同じ意味のデータは横断的に扱えるようにするなど統合し、データの主題ごとに整理し直して格納する。このデータの収集や整形、統合を専門に行うツールを「ETLツール」(Extract/Transform/Load、ELTツールとも)という。 データは発生した時系列に記録していき、更新や削除は行わなず、過去のある時点の個別のデータを参照できるように格納される。集積された過去のデータを元に、OLAPやBIツールなどの分析ツールを用いて抽出や集計

    データウェアハウスとは - IT用語辞典
  • パリティチェックとは - IT用語辞典

    概要 パリティチェック(parity check)とは、データの誤り検出方式の一つで、ビット列中に含まれる「1」の数が偶数か奇数かを表す符号を算出してデータに付加する手法。最も単純な誤り訂正符号で、1ビットの誤り検出しかできないが算出や検証が容易で高速なため広く普及している。 データはコンピュータ上では「0」と「1」が並んだビット列として表されるが、これを一定の長さのブロックごとに区切り、各ビットの値を足し合わせた値が奇数であるか偶数であるか(「1」の数が奇数か偶数か)を表す1ビットの値(パリティビット)を末尾に付加する。 パリティを含むデータを受け取った側は、各ブロックごとに同じようにパリティを算出し、付加されたものと比較する。両者が一致すれば、そのブロックには誤りが存在しないか偶数個あることが分かり、一致しなければ奇数個の誤りがあることが分かる。 実用上、短く区切られたブロック中に同時

    パリティチェックとは - IT用語辞典
  • 【ECC memory】Error Check and Correct memory

    概要 ECCメモリ(Error-Correcting Code memory)とは、コンピュータのメインメモリ(RAM)に用いるメモリモジュールの種類の一つで、データ転送時の誤り訂正符号の付加と検証に対応したもの。データの誤りを検知したり訂正することができる。 一般的なECCメモリは、メモリ素子に記録されるデータ64ビットあたり8ビットの誤り訂正符号(ECC:Error Correction Code)を算出して保存する。読み出し時に64ビットのうちいずれか1ビットに生じた誤りを検知して正しい値に訂正でき、同時に2ビット誤っている場合はこれを検知することができる(訂正はできない)。 この機能により、記憶素子の部分的な故障や誤作動、宇宙空間から飛来する高エネルギー粒子などに起因する偶発的なビット誤り(ソフトエラー)などにある程度対処することができる。業務用のサーバ向けメモリ製品などでよく用い

    【ECC memory】Error Check and Correct memory
  • パーティションテーブルとは - IT用語辞典

    概要 パーティションテーブル(partition table)とは、ハードディスクやSSDなどのストレージ装置の記憶領域を複数の独立した区画に区切るパーティションの構成情報。記憶領域内の物理的な先頭部分に記録されている。 パーティションで区切られた区画はそれぞれが独立した装置のように扱うことができ、それぞれ別のOSやファイルシステムで管理したり、他の区画に影響することなくフォーマット(初期化)などの操作を行うことができる。 パーティションテーブルは装置内の区切り方を記した管理領域で、装置の先頭部分に一定の形式で記録される。各パーティションについて、識別番号(パーティションID)や、装置内での開始位置と終了位置、長さ(セクタ数)、ファイルシステムの種類、OS起動(ブート)の可否などの情報が記録される。 BIOSで管理される古いパソコン(PC/AT互換機)などの場合はMBR(マスターブートレコ

    パーティションテーブルとは - IT用語辞典
  • FIFOとは - IT用語辞典

    概要 FIFO(First-In First-Out)とは、複数の対象を取り扱う順序を表した用語で、最初に入れたものを最初に取り出す(先に入れたものを先に出す)方式のこと。 複数の対象を列を作って待機させ順番に処理する際に、列に入った順番通りに列から取り出すような構造や手順のことを意味する。窓口などで人々が行列に並んで待ち、早く来た順に呼び出されるのと同じ方式である。 コンピュータ上でデータ群を一定の形式やルールで格納するデータ構造のうち、データを一列に並べてFIFOで出し入れするものを「キュー」(queue)という。FIFO方式でデータなどを取り扱うことを「キューイング」(queueing)ということがある。 これに対し、積み上げられた座布団のように、最初に入れたものを最後に出す(先に入れたものを後に出す)方式のことは「LIFO」(Last-In First-Out)「FILO」(Fir

    FIFOとは - IT用語辞典
  • ブートローダとは - IT用語辞典

    概要 ブートローダ(boot loader)とは、コンピュータの起動直後に自動的に実行されるコンピュータプログラムで、ストレージ(外部記憶装置)からOSを読み出して起動するもの。実際には2段階の異なるプログラムに分かれていることが多く、そのいずれかあるいは両方を指す。 1次ブートローダ (primary boot loader)コンピュータの主基板(マザーボード)などにある不揮発性メモリ(ROMやフラッシュメモリ)などに製造時に記録された小さなプログラムで、BIOSやUEFIの一部である。起動時に一番最初に実行される。 このプログラムは設定された起動デバイスの優先順位に従ってOSが格納されたストレージ装置へアクセスし、その先頭領域などに記録されたOS起動用のプログラム(2次ブートローダ)を主記憶装置(メインメモリ/RAM)に読み込んで実行する。 2次ブートローダ (secondary bo

    ブートローダとは - IT用語辞典
  • MBRとは - IT用語辞典

    概要 MBR(Master Boot Record)とは、ハードディスクなどのストレージ(外部記憶装置)の最も先頭にある、起動に必要なプログラムや情報を記録した小さな領域。コンピュータの起動時に最初に読み込まれる。 かつて主流だったBIOS(レガシーBIOS)によって制御する方式のPC/AT互換機(いわゆるWindowsパソコンなど)で用いられる。記録メディア内部を同容量ごとに分割した管理単位(セクタ)のうち最も先頭にある特殊な領域で、いずれのパーティションにも属さない。 サイズは512バイトで、先頭から446バイトはOS読み込み用の小さなプログラム(ブートローダ/ブートストラップローダ)、続く64バイトはメディア内の各パーティションについての情報を記したパーティションテーブル(16バイト×4パーティション分)、末尾の2バイトは「ブートシグネチャ」と呼ばれるMBRの有効性を示す決まった値の

    MBRとは - IT用語辞典
  • OSI参照モデルとは 【 OSI reference model 】 〔 OSI基本階層モデル 〕 - 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典

    概要 OSI参照モデル(OSI reference model)とは、コンピュータネットワークで様々な種類のデータ通信を行うために機器やソフトウェア、通信規約(プロトコル)などが持つべき機能や仕様を複数の階層に分割・整理したモデルの一つ。 異機種間のデータ通信を実現するためのネットワーク構造の設計方針「OSI」(Open Systems Interconnection)に基づき、通信機能を7階層に分けて各層ごとに標準的な機能モジュールを定義している。 1984年にISO(国際標準化機構)と当時のCCITT(国際電信電話諮問委員会/現在のITU-T)が共同で策定した規格で、ISO側ではISO 7498として、CCITT側ではX.200として発行された。現代ではOSIを参照しないTCP/IPが事実上の標準として広く普及しているため、OSI参照モデルはほぼ有名無実化している。 第1層(L1:La

    OSI参照モデルとは 【 OSI reference model 】 〔 OSI基本階層モデル 〕 - 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典
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