コーポラティブ住宅「経堂の杜」(世田谷区) コーポラティブ住宅「エコヴィレッジ鶴川」(町田市) コーポラティブ住宅「埴の丘」(町田市) コーポラティブハウスとは、入居希望者が集まり組合を結成し、その組合が事業主となって、土地取得から設計者や建設業者の手配まで、建設行為の全てを行う集合住宅のことである[注釈 1]。コーポラティブ住宅、コープ住宅とも呼ばれる。 なお「コーポラティブハウス」は和製英語で、英語ではBuilding co-operativesと呼ばれる。 もともとは18世紀の社会主義者ロバート・オウエンが自ら経営するスコットランド、ニュー・ラナークの繊維工場の傍らに始めた協同組合に端を発する。産業革命のさなか、労働者が資本家に対抗して、生活物資の共同購入から住宅建設、幼稚園運営などを行った事例である。「コーポラティブで街をつくる」という発想で、アメリカでニュー・ハーモニー・コミュニ