米東部ペンシルベニア州ミドルタウンにあるスリーマイル島原子力発電所(2019年3月26日撮影)。(c) ANDREW CABALLERO-REYNOLDS / AFP 【4月8日 AFP】米国内最悪の原子力事故として記憶されるスリーマイル島(Three Mile Island)原子力発電所事故から今年で40年がたった。 1979年3月28日、米東部ペンシルベニア州のスリーマイル島原子力発電所で部分的な炉心溶融(メルトダウン)が発生。当時40歳の営業マンだったジョン・ガーバー(John Garver)さんは今も、このときの臭いと口の中に感じた金属味を思い出す。「ようやく閉鎖されるときが来た」。80歳を目前にしたガーバーさんは語った。 引退後、現在は同州ミドルタウン(Middletown)のボートクラブでパート勤めをしているガーバーさんは、自分は最初からこの原発に反対だったと語った。「今も反対