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ブックマーク / kaityou-osusume.seesaa.net (24)

  • 【ニンジャスレイヤー26話】復讐の果てに辿り着いたのは1話と全く同じED。だけど…【最終回感想・考察】

    ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン #26「ネオサイタマ・イン・フレイム PART4 ダークダスク・ダーカードーン PART2」 さて、今回はフジキドが選べたかもしれない可能性、四つの異なるルートが示唆されていました。良い方からそれを並べてみると、 1.ラオモトを配下に世直し 2.マリアと一緒に人生を取り戻す 3.ナラクを受け入れ戦い続ける 4.ナラクに乗っ取られそのまま となり、3を選んだ編はワーストルートではありませんが、あまり良いルートを選べたとも言い難い感じです。 (1と2はどっちの方がより良い、悪いと比べられるものでもありませんけど・・・・) ●ラオモトの死とED考察 という訳でまず暫定ベストケースの1の可能性について考えていきます。 今回、ニンジャスレイヤー(フジキド+ナラク)に追い詰められたラオモトは、 「まて、ワシの負けだ。お前の望むものをやろう」 「何が欲しいかだ

    【ニンジャスレイヤー26話】復讐の果てに辿り着いたのは1話と全く同じED。だけど…【最終回感想・考察】
  • 【ニンジャスレイヤー25話】傑作選はナラクに封じ込められたフジキドが見る悪夢!【感想・考察】

    ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン #25「傑作選」 さて、いよいよラオモトとの戦いも大詰め! 最後の決着を付けるべく「ネオサイタマ・イン・フレイム PART4 ダークダスク・ダーカードーン PART2」が始まります! ・・・・と思ってたのですが、万策尽きてなくてもまさかの傑作選(全て初出し映像)でしたw 24話感想で書いたように、前回のラストで心の隙を突かれたフジキドは、それ以降ナラクに心と体を完全に乗っ取られています。 だから、フジキドの意識は今、ナラクに封じ込められていて、昏睡しているような状態になっているはずです(多分)。 よって、今回の傑作選は、 『ナラクに封じ込められたフジキドが眠った精神の奥で見ている回想、悪夢』 そんな意味合いがこめられているのだと思います。 おそらく最後のエピソードであろう「ダークダスク・ダーカードーン」で、いよいよナラクの完全体が出てきて一気に盛り

    【ニンジャスレイヤー25話】傑作選はナラクに封じ込められたフジキドが見る悪夢!【感想・考察】
  • 【ニンジャスレイヤー24話】ナンシー=サンの秘めたる思いが天守閣へと…【感想・考察】

    ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン #24「ネオサイタマ・イン・フレイム PART3 ダークダスク・ダーカードーン PART1」 まず、サブタイトルの長さが凄いことになってますが(笑)、意訳すると、 「暗い黄昏が暁をより暗くする」 といった感じでしょうか。 一般市民(フユコとトチノキ)の命などなんとも思っていない「ラオモト=黄昏」の闇が、より暗い「フジキド(に憑依したナラク)=暁」の闇を呼び覚ましてしまった、そんな意味なのだと思います。 ●分身のジツではなく・・・・ 何故なら、今回、ラオモトはヘルカイトと二人がかりでフジキドを追い詰めます。そして、瀕死となったフジキドにトドメの一撃を突き刺すと、その刺し口から噴き出す血飛沫に自身の勝利を確信しました。 ・・・・でも、それは幻で、そのことに気付いたラオモトは 「こ、これは、分身ジツか?」 なんてことを言いますが、そうではないと思います。

    【ニンジャスレイヤー24話】ナンシー=サンの秘めたる思いが天守閣へと…【感想・考察】
  • 【ニンジャスレイヤー23話】ナンシー=サンの尻に隠された秘密とは!?【感想・考察】

    ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン #23「ネオサイタマ・イン・フレイム PART3 アンド・ユー・ウィル・ノウ・ヒム・バイ・ザ・トレイル・オブ・ニンジャ」 さて、今回は1話のスキャッター、11話のダークニンジャと並び、天丼(同じ言動を繰り返し笑いを取ること)が冴える良いギャグ回でしたw ●天丼ギャグ まず、フジキドとデビルフィッシュからアルマジロまでの四連戦がナンシー=サンの述懐(実況?)で語られます。 実際戦っていないナンシー=サンが、さも緊迫した様子で語る時点でもうちょっと面白い訳ですが、更に各々の戦いに関する述懐の最後を毎回 「なんて苦しい戦いだったのかしら」 と、同じフレーズで締めて天丼にし、しかもそのシーンを毎回ナンシー=サンの尻のアップのサービスシーンにすることで、ギャグの破壊力を倍増させていましたw また、ヘルカイトとの戦いでは、フジキドが同じマキビシを二回踏んで「グ

    【ニンジャスレイヤー23話】ナンシー=サンの尻に隠された秘密とは!?【感想・考察】
  • 【ニンジャスレイヤー22話】ダークニンジャはニンジャの王!古事記にも…【感想・考察】

    ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン #22「ネオサイタマ・イン・フレイム PART2 ダークニンジャ・リターンズ」 さて、普通に考えると今回のサブタイトルは「ダークニンジャ再び」となり、実際ダークニンジャとの再戦が行われた訳ですが、サブタイに隠された当の意味は 『ダークニンジャの(王への)復帰』 なのだと思います。 ●ダークニンジャはニンジャの王 何故かというと、マスター・トータスとマスター・クレインがフジキドを下郎と呼ぶのと同時に、 「時間の無駄です。それどころか、あのような不浄の者を殺めれば、『御手が汚れましょう』」 などとダークニンジャを貴人のように扱って、三種の神器(天皇≒王の証)の話をダークニンジャにしていたからです。 ・・・・因みに、古事記にはマジで三種の神器について「叢雲ソード、八尺瓊ジュエル、八咫ミラー」と書かれているはずなのですが、当の三種の神器は「メンポ、ヌン

    【ニンジャスレイヤー22話】ダークニンジャはニンジャの王!古事記にも…【感想・考察】
    langu
    langu 2015/09/11
    “フジキドのフユコとトチノキの回想シーンが全部『緑=フジキドのハイライト=ニンジャソウルの色』”
  • 【ニンジャスレイヤー21話】クローンヤクザを大御所声優に配役した理由【感想・考察】

    ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン #21「ネオサイタマ・イン・フレイム PART1 ライク・ア・ブラッドアロー・ストレイト」 さて、いよいよフジキドがソウカイヤの社(?)に殴り込み、サブタイもなんだか凄い長さになって、最終回が見え始めてきた感じですw ・・・・なのですが、まずはクローンヤクザについてちょっと考えてみたいと思います。 ●クローンヤクザはロボット 今回、7話レビューで書いたように「復讐という殺戮を続ける迷い、自己嫌悪、心の疲労」の暗示であるマフラーを長く長く伸ばしながらも、ソウカイヤ社の玄関ホールに現れたフジキドに、ホールを埋め尽くすように陣取ったクローンヤクザ達が虐殺されました。 しかしこの時、クローンヤクザ達は全くフジキドを恐れません。っていうか、これまでもクローンヤクザ達はヤクザスラングか、8話レビューで書いた直訳文めいたロボットのような言葉しか話していません

    【ニンジャスレイヤー21話】クローンヤクザを大御所声優に配役した理由【感想・考察】
  • 【ニンジャスレイヤー20話】インガオホー!もしマリアを見捨てていたら…【感想・考察】

    ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン #20「ストレンジャー・ストレンジャー・ザン・フィクション PART2」 さて、19話レビューで、今回のサブタイは「事実は小説より奇なり」を元ネタにして、 『小説よりも奇妙な得体の知れぬ人』 みたいな感じで、アガタ・マリアから見たフジキドのことを指していると書きました。 でも、それだけではなく、サブタイには、 『小説よりも奇妙な縁、巡り巡る運命』 といった意味がこめられていました。 ●もしマリアを見捨てていたら・・・・ どうしてそう言えるのかというと、前回はPART1なのでまだ話が良くわからないと書きましたが、今回そこが補足され、どうしてナンシーの居場所がバレたのかが明かされました。 前回、フジキドがマリアを助けたせいで、トラッフルホッグにフジキドの隠れ家が見つかり、そこのパソコンからナンシーの情報を辿られてしまったようです。 そしてそのせいでウォ

    【ニンジャスレイヤー20話】インガオホー!もしマリアを見捨てていたら…【感想・考察】
  • 【ニンジャスレイヤー19話】マリアとフジキド、その温もりは小説よりも…【感想・考察】

    ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン #19「ストレンジャー・ストレンジャー・ザン・フィクション PART1」 さて・・・・今回はPART1ということで、次回、PART2を観ないと色々わからないんじゃないかな~(言い訳)って感じですw なので比較的に確実そうなところを挙げてみると・・・・ ●サブタイトルの意味 まず、サブタイトルですが、 「Truth is stranger than fiction」 (事実は小説より奇なり) が元ネタで、 『小説よりも奇妙な得体の知れぬ人』 って感じなのだと思います。 (「stranger than fiction」って洋画もあるらしいので、そちらが当の元ネタなのかもしれませんが・・・・) よって、今回のサブタイは、『アガタ・マリアから見た小説よりも奇妙な得体の知れぬ人=フジキド』を指しているのだと思います。 ●ストレンジャー・フジキド どうしてそ

    【ニンジャスレイヤー19話】マリアとフジキド、その温もりは小説よりも…【感想・考察】
  • 【ニンジャスレイヤー18話】復讐に走らないifの世界、ナラキはもう一人のフジキド【感想・考察】

    ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン #18「エヴァー・フェルト・チーティド」 さて、今回のサブタイトルですが、直訳すると 「今まで、騙された、感じている?」 みたいな単語の羅列というか、真っ当な文になってなくて、省略されている(隠されている)部分を補うと、 「Do you ever felt you have been cheated?」 (騙されていると感じたことはないですか?) って感じになると思います・・・・多分w よって、多くの部分が隠されている今回のサブタイは、当に記憶喪失なのか? 物語的にどんな意味を背負っているのか? などが全然見えない、(ラプチャーが言おうとした?)多くの情報が隠されているユカノのことを暗示しているのだと思います。 「ニンジャスレイヤーは追わなかった。この場で取った行動、出した結論はきっと正解ではないのだろう。 だが彼には、より良い答えがわからなかっ

    【ニンジャスレイヤー18話】復讐に走らないifの世界、ナラキはもう一人のフジキド【感想・考察】
  • 【ニンジャスレイヤー17話】一期一会!ヤモト=サンは最後まで生き残る!【感想・考察】

    ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン #17「トレジャー・エヴリー・ミーティング」 さて、今回のサブタイを訳すとチャドー用語から普及した「一期一会(その出会いは一生に一度のものと思って誠意を尽くす)」になるようです。 (厳密には「Treasure every meeting, for it will never recur」のようですがw) よってサブタイは、一応ヤモトにもかかっていますが、脳が腐っていてどんどん記憶を忘れていくジェノサイドにかかっているのだと思います。 ●13~14話のサブタイ なんでそう言えるのかというと・・・・今回たまたま「treasure every meeting」でググったら「一期一会」が出てきたので、 「swan song sung by a faded crow」 でググってみると・・・・何も出なくてホッとしかけたのですが、「swan song」でググる

    【ニンジャスレイヤー17話】一期一会!ヤモト=サンは最後まで生き残る!【感想・考察】
  • 【ニンジャスレイヤー16話】もし仮に万が一、ヤモトが死んでも爆発四散しない理由!【感想・考察】

    ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン #16「アット・ザ・トリーズナーズヴィル」 さて、今回まず注目するのはフリックショットが爆発四散しなかったことです。 11話レビューや12話レビューで書いたように、ニンジャスレイヤー(など)が「ドーモ」と挨拶する時、背後に入る爆発は溢れ出す殺気の演出です。よって、 『爆発四散は、ニンジャソウルから溢れ出る邪悪な意思が行き場を失い暴走・爆発している演出』です。 なので、フジキドに絞め殺された時、爆発四散ではなく霊魂(≒ニンジャソウル?)が抜けて行ったフリックショットは、ニンジャソウルからの邪悪な意思を完全に押さえ込んでいたと考えられます・・・・ヤモトとは違って『悪い意味で』^^; どうして『悪い意味』になるのかというと、ニンジャソウルからの殺人衝動などを押さえ込むくらいトチ狂って、無差別虐殺・テロ行為を大儀ある正当なものだと信じ込み疑いなく実行してい

    【ニンジャスレイヤー16話】もし仮に万が一、ヤモトが死んでも爆発四散しない理由!【感想・考察】
  • 【ニンジャスレイヤー15話】虐殺の宴!スシ=ラプチャーを見殺しにしたフジキド【感想・考察】

    ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン #15「スシ・ナイト・アット・ザ・バリケード」 さて、今回一番悩ましいのはサブタイトルにある「スシ」が全く登場しなかったことです。でも、 『スシ=ラプチャー、エクスプロシブ、モーターヤブ=ニンジャ』 で、サブタイ"バリケードでのスシの夜"を意訳すると 『バリケードに隔絶された世界で行われた虐殺の宴』 なのだと思います。どうしてそうなるのかというと・・・・ ●ラプチャーは見殺しにされた? 「ロクに力も見せられずに退場する気分はどうだ、エクスプロシブ=サン?」 まず、ニンジャスレイヤーはエクスプロシブにこう言っており、これはエクスプロシブがラプチャーを追い詰めた時に言っていた台詞です。 つまり、ニンジャスレイヤーはラプチャーがエクスプロシブと戦っていた時からずっと様子を窺っていました。よって、もし助ける気があったならもっと早く割り込めていたはずです。な

    【ニンジャスレイヤー15話】虐殺の宴!スシ=ラプチャーを見殺しにしたフジキド【感想・考察】
  • 【ニンジャスレイヤー14話】ヤモト=サン回は文学めいたワビサビ!【感想・考察】

    ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン #14「スワン・ソング・サング・バイ・ア・フェイデッド・クロウ PART2」 さて、今回はチャドーのようなワビサビ深い文学めいた回でした。忍殺語混じりで書くとなんかそんな気がしなくなるのがアレですが・・・・w ●カギがヤモトを助けた理由 そんな訳で、まず最初に見ていくのはカギがヤモトを助けた(カラテを教えた)理由です。そしてそれは、 『正義のニンジャ=ヤモトに殺されることで、罪人として裁かれ少しでも罪を償って死にたかったから』です。 単にヤモトを鍛えることが目的なら、殺される必要がありません。ヤモトに同情して力になりたかったのなら、殺して欲しいなんて逆にヤモトを苦しめるだけです。 なので『贖罪』としてヤモトに介錯されたかったと考えるのが一番しっくりくると思います。 ●ヤモトが泣いた理由 「いいか、慈善事業じゃない。俺が、俺の我がままにお前を付き合わ

    【ニンジャスレイヤー14話】ヤモト=サン回は文学めいたワビサビ!【感想・考察】
  • 【ニンジャスレイヤー13話】弱くても、ヤモト=サンがニンジャの女王だと言える理由【感想・考察】

    ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン #13「スワン・ソング・サング・バイ・ア・フェイデッド・クロウ」 さて、今回まず注目するのはサブタイトルの「ア」です。定冠詞の「ザ」ではなく不定冠詞の「ア」。つまりクロウは誰でも良くて、重要なのは「白鳥≒鳥の女王≒アーチニンジャ≒ヤモト」です。よって、サブタイは シルバーカラスが歌う白鳥の歌 ではなく、 『有象無象の衰えたカラスのなかの一羽が歌う白鳥の歌』 という意味になります。 また、1~3話レビューで書いたように、ハイライト(ヤモトならピンク色の部分)は、ニンジャソウルの邪悪な心に宿主の心が侵されている演出です。 そして、ヤモトは作中で唯一ハイライトを自分の意思で押さえ込める特別な存在・・・・でしたw 今回シルバーカラスもハイライトを押さえ込むので唯一ではなくなりましたが、それでもヤモトが特別な存在だということには変わりありません。 だから「

    【ニンジャスレイヤー13話】弱くても、ヤモト=サンがニンジャの女王だと言える理由【感想・考察】
  • 【ニンジャスレイヤー12話】禁忌を破ったらナンシーを緊縛!聖書にもそう書かれている【感想・考察】

    ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン #12「デイ・オブ・ザ・ロブスター/コンスピーラシィ・アポン・ザ・ブロークン・ブレード/デイ・オブ・ザ・ロブスター2」 さて、ニンジャスレイヤーは尺が十二分くらいしかないのに、なんと三部構成になっていて、サブタイトルが凄い長さになっていますw だから、今回はそれらの意味を中心に編を追っていきたいと思います。 ※以降、三分割されている各パートを、一部、二部、三部と呼称します。 ●ロブスター=禁忌 まず、8話レビューで書いたように、ナンシー回のサブタイは(多分)聖書を元にしたものになっています。 よって「ロブスター 聖書」でググって見ると・・・・ ・レビ記/11章 10節 ひれや鱗のないものは、海のものでも、川のものでも、水に群がるものでも、水の中の生き物はすべて汚らわしいものである。 ・レビ記/11章 11節 これらは汚らわしいものであり、その肉を

    【ニンジャスレイヤー12話】禁忌を破ったらナンシーを緊縛!聖書にもそう書かれている【感想・考察】
  • 【ニンジャスレイヤー11話】アンブッシュは、ユカノと青少年の何かが危ない!w【感想・考察】

    ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン #11「メナス・オブ・ダークニンジャ」 さて、今回のサブタイトルを直訳すると"ダークニンジャの脅威"ですが、意訳すると 『ナラクの脅威』 なのだと思います。どうしてそうなるのかと言うと・・・・ ●竹林の演出 OP明けて、ニンジャスレイヤーが竹林の中を歩いています。 真っ直ぐたわまぬ竹は、真っ直ぐな思い=信念の暗示です。よって、フジキドがゲンドーソーとユカノを助けたいと、真っ直ぐ思っていることが演出されていました。 また、緑色を見ると人は能的に癒されます。そして無機質なコンクリートではなく、生きている竹は生命の温もりの演出です。 だから、殺伐とした戦いの中で、恩人のゲンドーソーとユカノに会えるこの場所が、フジキドの癒しになっている演出でもありました。 あと、ここでニンジャスレイヤーのマフラーが一瞬紫に光るのは、盗聴器が仕掛けられている演出です。 ●

    【ニンジャスレイヤー11話】アンブッシュは、ユカノと青少年の何かが危ない!w【感想・考察】
  • 【ニンジャスレイヤー10話】ナンシー達が勝てた理由と、タヌキの本当の意味【感想・考察】

    ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン#10「ワン・ミニット・ビフォア・ザ・タヌキ PART2」 さて、今回まず考えるのは、ナンシーがどうして電脳戦で圧倒的に格上だったダイダロスを倒すことができたのか? です。 直接的にはニンジャスレイヤー(フジキド)が助けに来てくれたからですが、それはつまりナンシーが現実世界で行動していた(=ニンジャスレイヤーを説得していた)ということです。 更に言えば、ナンシーは現実世界の『不正を暴く』ことが目的で、電脳世界(言霊空間)はそのための手段にすぎません。つまり、 『ナンシーは現実世界で生きている』のです。 ナンシーが言霊空間について「カルトに興味はないわ」と即答したのもその演出です。 また、ダイダロスを倒した後、ナンシーまで伸びるLANケーブルが大きく強調して映されます。これも9話レビューで書いたように、「ミノタウロスの迷宮=電脳世界(言霊空間)」から戻

    【ニンジャスレイヤー10話】ナンシー達が勝てた理由と、タヌキの本当の意味【感想・考察】
  • 【ニンジャスレイヤー9話】ニンジャスレイヤーは神話!?【感想・考察】

    ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン#09「ワン・ミニット・ビフォア・ザ・タヌキ PART1」 さて、8話レビューで書いたように、ナンシー=サン回のサブタイトルは聖書に因んだものになっています。 例えば、今回の冒頭でニンジャスレイヤーがナンシーに不審を抱き、 「断る・・・・お主の言葉に随分と踊らされてしまったようだ・・・・あれもこれもタケウチ・ウィルスの特効薬には結びつかなかった。 お主はジャーナリストとして『好奇心』を満たすために、私を良いように使っていたのでは?」 こんなことを言います。 7話レビューで書いたように、7話のサブタイ「蛇の猛毒(破滅)」はナンシーのことを指していて、聖書的に「蛇の猛毒=好奇心」なので、このフジキドの台詞はそれを受けているのです。 よって、7話と8話はその解釈で合ってると思うのですが、流石に今回のサブタイに元ネタがあるとしても、マイナーすぎてわからないん

    【ニンジャスレイヤー9話】ニンジャスレイヤーは神話!?【感想・考察】
  • 【ニンジャスレイヤー8話】ナンシーは豊満!聖書にもそう書かれている【感想・考察】

    ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン #08「アポカリプス・インサイド・テインティッド・ソイル」 さて、今回のサブタイトルも聖書を連想させるものになっています(7話レビューで書いたように、7話のサブタイも聖書に因んでいました)。 よって、ナンシー=サン回のサブタイはこれ系に統一されるのかなと思ってみたり・・・・まあ、僕の中二知識では、そんな暗示に気づけるのもそろそろ限界って感じですけどw ●色つき土 さておき、サブタイを直訳すると、 『色つき土の中の黙示録』 といった感じになります。 まず、土は「エホバ神が土よりアダム(最初の人間)を創った」のを受けています。 よって「色つき土」は、そんな"土=人間"が変色(変質)したもの=ニンジャ(≒血塗られた者)の暗示です。 更に、1~3話レビューで書いたように、ニンジャ達とナンシーはハイライトを強調して描かれています。 (ニンジャスレイヤーは緑、

    【ニンジャスレイヤー8話】ナンシーは豊満!聖書にもそう書かれている【感想・考察】
  • 【ニンジャスレイヤー7話】ナンシーは好奇心に負けたエヴァ(聖書)!【感想・考察】

    ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン #07「ベイン・オブ・サーペント/ザゼン・アンド・ニンジャ」 さて、今回遂にナンシー・リーが登場しましたが、かなり際どい人生を送っていました。もし、ナンシーがヒロイン枠じゃなければ、ホゼのようにすぐサヨナラしていたでしょうw ●ハイライトの演出 まず、ナンシーはハイライトが青色で強調されています。そして1~3話レビューで書いたように「ハイライト=血」の暗示です。 よって、ナンシーは血生臭い事件を求めてその周辺を嗅ぎ回る、記者かマスコミ関係者だと思われます。 ●ホゼは不憫 そんな訳で、ナンシーは「モブも緑も描かれないコンクリートの街=生物の温もりを感じない死の街」を、バイクで独り進んでいきます。 「(前略)スパイごっこじゃ済まない。何度でも言うが君がヘマしたら」 「感謝してるのよ、当に」 そしてその道すがら、ナンシーは仲間のホゼとこんな会話を交わし

    【ニンジャスレイヤー7話】ナンシーは好奇心に負けたエヴァ(聖書)!【感想・考察】