【蘭越】後志管内蘭越町の地熱資源調査エリアの水蒸気噴出問題で、現場にいて硫化水素中毒で一時入院した女性が4日、北海道新聞の取材に応じた。女性は噴出直後に強い硫黄臭がし、頭痛と吐き気に襲われたと証言。調査主体の三井石油開発などが1日に見舞金を持って謝罪に来た際に「大ごとにしたくない」と言われたとし「隠蔽(いんぺい)と感じた」と憤りをあらわにした。 女性によると、6月29日に弁当の配達で訪れていた現場で水蒸気が噴出。距離は約10メートル先で、「バリバリという音がして煙が立ち上っていた。こんなに硫黄のにおいがしたことはなかった」。その時点で頭痛と吐き気がしたという。 すぐに車に乗り、ヘルメットと防護マスクの作業員が「すごい勢いで走ってきた」のを目にし、自身も夢中で逃げた。自宅で頭痛薬を飲んだが収まらず、病院を受診。治療を受け、翌日退院したが「一歩遅ければアウトだった」と医師に言われ、恐怖を覚えた
恐竜頭骨の化石発見 むかわ町沸く 新種の可能性 教育、観光に活用期待 (10/10 11:44、10/11 00:14 更新) 見つかった上顎骨の一部(右上の部分)。右下の写真はハドロサウルス科恐竜の頭骨。赤線は上顎骨の位置、白破線が今回確認された部分(小林准教授提供) 【むかわ】胆振管内むかわ町穂別地区にある白亜紀後期(7200万年前)の地層で「ハドロサウルス科恐竜」の化石発掘を進めている町立穂別博物館と北大総合博物館(札幌)は10日、9月の2次発掘で採取した岩石の中から頭骨の一部である上あごの骨(上顎(じょうがく)骨)の一部が見つかったと発表した。今後、新種発見につながる可能性もあり、「恐竜のまち」として、教育や観光での活用を図る同町は喜びに沸いている。 竹中喜之町長は町内で開かれた発表記者会見で、「頭骨の発見は新しい時代への軌跡を描く第一歩になる」と喜びを語った。 見つかったのは上顎
「姉の車で包丁捨てた」 南幌の2人刺殺、容疑の三女供述 (10/02 17:00) 【南幌】空知管内南幌町の自宅で1日、祖母と母親を刺殺したとして、殺人容疑で高校2年の三女(17)が逮捕された事件で、三女が「事件後、帰宅した姉の運転する車で公園に行き、包丁や着衣を捨てた」と供述していることが2日、捜査関係者への取材で分かった。凶器とみられる包丁と、血の付いた着衣は三女の供述通り、自宅から約4・5キロの公園で見つかった。栗山署は会社員の長女(23)の軽乗用車を押収し、長女から詳しい経緯を聴いている。 同署によると、三女は9月30日夜~1日未明、自宅で無職の祖母(71)と事務員の母親(47)を包丁で切り付けるなどして、殺害したとされる。長女は仕事を終えて帰宅し、祖母と母親が血を流して倒れているのを発見、1日午前2時半ごろに110番通報した。 捜査関係者によると、発見後、長女と三女は約15分かけ
北海道・札幌発のキャラ、アニメに 来月からUHBで放送 (06/24 02:35) 制作発表で、フランチェスカのイラストを囲んで撮影に応じる(右から)牧野由依さん、工藤沙貴さん、井沢佳の実さん 北海道文化放送(UHB)は23日、7月6日深夜から放送を始める北海道が舞台のアニメ番組「フランチェスカ」の制作発表を行った。札幌の企業が作った少女の姿をしたキャラクター、フランチェスカが主人公で、アニメでの声を演じる人気声優の牧野由依さん(28)=三重県出身=らが「北海道のおいしい食べ物がたくさん登場する作品。たくさんの人に楽しんでほしい」と番組をPRした。 フランチェスカは一昨年、札幌のIT会社「ハートビット」が北海道発のキャラクターとして制作。「元気いっぱい食いしん坊なゾンビの女の子」との設定で、ロリータファッションに身を包む。これまでに道内の食品会社と提携して菓子や米のパッケージに使われたほか
商業施設でまたガスボンベ爆発 札幌市北区・同様3件目 (03/19 05:30、03/19 08:00 更新) 18日午後4時半ごろ、札幌市北区屯田8の3、大型商業施設「イトーヨーカドー屯田店」3階の立体駐車場で、「駐車中の車が燃えている」などと男性客が119番通報した。乗用車の後部バンパーなどを焼き、消火活動に当たった男性警備員(31)と女性店員(18)が煙を吸って病院に運ばれ軽症。付近からカセットこんろ用のガスボンベ2本が見つかり、札幌北署は何者かがボンベに火を付けて爆発させたとみて捜査している。 同市北区では1月以降、札幌北署駐車場(北24西8)や、大型ディスカウントストア「MEGAドン・キホーテ新川店」(新川2の7)で、ガスボンベが爆発するなどの事件があり、同署は関連を調べる。 同署によるとガスボンベは乗用車の左後部に1本、近くに止まっていた車の後方に1本あり、いずれも破裂していた
札幌・白石の不明小3女児を保護 監禁容疑で26歳男逮捕 (02/03 00:15、02/03 00:42 更新) 札幌白石署は2日夜、1月27日から行方不明になっていた札幌市白石区の東札幌小3年幡谷(はたや)りなさん(9)を同市内で保護した。命に別条はない。同署はりなさんを自宅に監禁したとして、監禁の疑いで、同市白石区東札幌3の4、無職松井創容疑者(26)を現行犯逮捕した。 前の記事 次の記事
厳冬時の車中泊 寝袋型シートに落とし穴 「汗が結露し凍結」 日赤北海道看護大が災害演習 (01/21 21:55) 着る毛布や、寝袋型アルミシートなどを装備し、手巻き式ラジオを持って車中泊に臨む学生(中本翔撮影) 日本赤十字北海道看護大(北見市)のサークル「災害beatS(ビーツ)研究会」が18、19の両日に同大で実施した厳冬期の災害対策演習では、暴風雪で車内に閉じ込められ、暖房を利用できない深刻な事態を想定し、実験を行った。安全管理を徹底した上で、防寒着などで一夜を乗り切れるかを検証したが、難しさがあらためて浮き彫りになった。 実験は、昨年3月の暴風雪で車の排気口が埋もれ、一酸化炭素中毒による犠牲者が相次いだことを受けて実施。中毒事故を防ぐには排気口の確保や小まめな換気が必要となるが、これらが難しい場合、同会は「エンジンを切るのが最も安全」として、暖房なしの防寒対策を探った。 外気温は氷
核のごみ最終処分 「不適地」北海道内の2割以上、函館など22市町村は全域 (01/09 06:30) 「核のごみ」高レベル放射性廃棄物の最終処分地の選定に関し、道央や道南を中心に北海道の面積の2割以上は火山に近い「不適地」であることが、北海道新聞の独自集計で分かった。国は今春にも「適地」を全国で数十~100カ所程度示す方針だが、これら不適地は含まれない見通しだ。 処分場を建設する原子力発電環境整備機構(NUMO=ニューモ)は、約200万年前以降に活動した「第四紀火山」の中心から半径15キロ圏内を、「将来数万年にわたるマグマの活動範囲の広がりの可能性」を考えれば「地質的な条件を満たさない」として、候補地の対象外としている。 NUMOと産業技術総合研究所(茨城県つくば市)の資料を基に、道内に84(北方領土を除く)ある第四紀火山から半径15キロの円をコンピューター上で描き、画像ソフトを用いて道内
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く