UNIX学生だった宮川さんと愉快な仲間たち 宮川さんのインターネットの出会いは、1990年代初頭にさかのぼる。自身が所属していた東工大の情報工学科の先輩たちは軒並みUNIX好きで、UNIXの日本語化に携わっていた人も多かった。中学生の頃から8ビットコンピューターでハードウェアとプログラミングに親しんできた宮川さんは、そこで水を得た魚のようにコンピューターの研究開発にいそしんだという。 「僕自身はソフトウェア工学の数理論理学をやっていて、プログラムの自動生成を研究していた。理論は先生に習い、バイトでソフトを書いて、サークルのロボット技術研究会でハードウェア。そんな中、サブテーマとして持っていたのが、UNIXとネットワークだったんです」 「僕の師匠筋に当たる篠田陽一先生(現北陸先端科学技術大学)と加藤朗先生(現KMD 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)は、IBM AIXのBSDバージョ
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