ミランは24日、2011-12シーズンまでチームのFWを務めたフィリッポ・インザーギ(38)が、下部組織の監督に就任したことを発表した。契約は2014年までとなっている。 インザーギは2011-12シーズンを最後に、ミラン退団が決まっていた。その後、選手としてのオファーを検討していたものの、ミランから監督就任の要請も届いていた。インザーギは先週、「24日までに決める」と話していたが、最終的には引退を決断している。 元イタリア代表のインザーギは、アタランタに所属していた1996-97シーズンにセリエA得点王に輝いた。その後、ユヴェントスで4シーズンを過ごすと、2001年からはミランで活躍。抜群の嗅覚でゴールを量産した。情熱をむき出しにしたプレーは、多くのファンを魅了している。インザーギ監督の采配にも注目が集まりそうだ。