主翼の強度不足などで中断されていた国産の小型ジェット旅客機「MRJ」の飛行試験が、10日、愛知県の県営名古屋空港で2か月半ぶりに再開され、大勢の航空ファンが青空に飛び立つ姿を見守りました。 その後、必要な改修が済んだことから、10日、2か月半ぶりに飛行試験が再開され、愛知県の県営名古屋空港では、機体が滑走路まで静かに移動し、強い北寄りの風が吹くなか午前9時40分すぎ、ふわりと空に浮かび上がりました。 空港の展望デッキには50人余りの航空ファンが詰めかけ、青い空にカメラを向けて一斉にシャッターを切っていました。 20代の男性は「無事に飛んでうれしいです。素直にかっこいいと思いました」と話していました。また、ほぼ毎日空港に通っているという近くに住む男性は「これからどんどん飛んでほしいですね。期待しています」と話していました。 およそ1時間半にわたる10日の飛行では、改修部分の確認などが行われ、