米動画配信大手ネットフリックスが今月始めた広告付きの低価格プランでNHKの番組にも広告が表示されることに対し、NHKがネットフリックスに抗議するとともに、全てのプランで提供している番組の配信停止を求めていることが16日、関係者への取材で分かった。 民放各社からも「説明が不十分」 不満の声 関係者によると、同プランはNHKの想定と大きく異なっていたにもかかわらず、ネットフリックス側の説明がサービス開始の直前で不十分だったとNHKが判断したという。 NHKの「インターネット活用業務実施基準」は、公共放送のNHKが広告を行っていると誤認させる恐れがある場合は番組を提供しないなどと定めている。