知人に筋金入りのお嬢様がいる。 彼女はフェミニストで(といってもツイフェミ的なやつではなく、海外セレブみたいなノリの)、金持ち特有の社会貢献として、DVなどの被害者女性を保護する活動をしていた。と思っていたがいつのまにかやめていた。 なんでも、今の日本のフェミニズム界隈は権利運動というより被害者の会の様相を呈していて、彼女のように善良で裕福な恵まれた人間とは相性が悪いようだ。 被害者の会の皆さんは、女性=被害者という構図のもと連帯し、さらに自らが受けた傷=女性全員が受けるものだと一般化することで自分を守ろうとしている。増田向けの言い方をすれば、弱者女性は、女性全体=弱者とすることで自分の弱さを誤魔化そうとしている。そこに彼女のようなゴリゴリの強者女性(彼女は家が裕福である以上に自分でガツガツ稼げるタイプだ)が投入されるのは非常に都合が悪いのだ。 その上支援者側にも過去被害者だった女性が多く