神奈川県のほぼ中央に位置する海老名市に、かつて「逆川(さかさがわ)」と呼ばれる川が存在した。現在は埋め立てられているものの、その川筋を跡としてたどることができる。 一見しただけではよくある水路の跡や暗渠のように見えるかもしれないが、実はこの逆川、奈良時代に築かれた古代の運河なのである。 1981年神奈川生まれ。テケテケな文化財ライター。古いモノを漁るべく、各地を奔走中。常になんとかなるさと思いながら生きてるが、実際なんとかなってしまっているのがタチ悪い。2011年には30歳の節目として歩き遍路をやりました。2012年には31歳の節目としてサンティアゴ巡礼をやりました。(動画インタビュー) 前の記事:海抜0mからの富士登山(デジタルリマスター) > 個人サイト 閑古鳥旅行社 Twitter 国分寺を建てるため開削された逆川 私が逆川を知ったきっかけは、海老名駅から東へ続く幹線道路、県道40号
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