“一発屋”髭男爵の山田ルイ53世さんはサインが嫌いです。「せっかくだから貰っとく?」“試食のウィンナー”レベルで求められるサイン。イベント終了後、地面に捨てられた自分のサインを、そっと屑籠に入れたことも。数万枚のサインを書いてきた“一発屋”の“フィールドワーク”から得られた研究成果とは? 【フォトギャラリー】一発屋芸人、今も地道に活躍中 HG・テツトモ・ダンディ… “サイン”をするのが嫌いである。 出来ることなら書きたくない。 そもそも、面倒くさいし、何より・・・書く“かい”がない。 一度、“地方営業”に訪れると、大体、二十枚から三十枚、多い時には五十枚ほど書く。 サインを書く機会は“営業”だけではないので、年間で、ざっと三千枚から四千枚、これまで書いた総数は、数万枚に上る。 何かを考察するための“フィールドワーク”、そのサンプル数としては十分であろう。 こんな風に書くと、