うちの小3生が持っていた読書感想文のテンプレ。今日の昼間に採点していた一般教養の授業の答案(文学部の学生はほとんどいない)の中に、このテンプレで書いたような文章はかなり多かったような気がする。「読書感想文」の呪縛恐るべし。。 http://t.co/LKrOmYKOic
Lesson533 非常時に「わかりやすく」伝える 3月16日、夜、 べらぼうにわかりやすい文章が 目に飛び込んできた。 「ほぼ日・ダーリンコラム」で 糸井さんが紹介した 「英国大使館による福島原発影響評価」 の文章だ。 それまで、 何を読んでも、何を聞いても、 私は、「原発事故と自分」が整理できなかった。 情報は錯綜するわ、 「なんて無知なんだ」と自分を責めてしまうわ、 疑心暗鬼と混乱が、 ふくらんでいたところへ、 この文章は、一読して意味がすっと入ってきた。 「わかりやすい! なんてわかりやすい文章なんだ!」 文章教育を生業にしている私は、 「文章がべらぼうにわかりやすい」、 まずそのことに感動し、勇気づけられた。 「なぜこの文章はわかりやすいんだろう!?」 きょうは、非常時にあっても、 「わかりやすく伝える」ヒントを 英国大使館の文章から学んでみたい。 わかりやすい理由は1つではなく
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「提案書」や「要件定義書」は書くのが難しい。読む人がITの専門家ではないからだ。専門用語を使わず、高度な内容を的確に伝えるにはどうすればいいか。「提案書」「要件定義書」の書き方を通じて、「誰にでも伝わる」文章術を伝授する。 第5回「ドキュメントの質を確実に上げる6つの文章作法」に続き、顧客に伝わる文章を記述するためのポイントを紹介します。今回は、修辞句や用語など、「より具体的な表現方法」について説明します。なお、前回同様に、まず「分かりにくい例文」を取り上げてどこが分かりにくいのかを解説し、その後に分かりやすい文章へと修正していきます。 「修飾語を適切に使う」ことが、読みやすい文章を作るコツ 分かりやすい文章を書きたいなら、「修飾語」に着目しましょう。修飾語を使うときは、以下のような点に注意します。 長い修飾語は前に、短い修飾語は後に置く 文章を書く際は、句や文節を使った長い修飾語を前に、
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Webコミュニティとかを作っているロケットスタートという会社の代表取締役をやっています。いつもがんばっています。 活字からウェブへの...... 「考える人」という雑誌が、「活字からウェブへの......」という特集をやっていて、おもしろかったので買ってみました。 中に養老孟司さんという人へのインタビューが載ってておもしろかったので一部紹介です。(太字は筆者) 紙に印刷されて発表される文章と、ネットにのる文章は、どうしたって違ってくるはずなんです。ネットの場合は明らかに、反論を予測しながら書くことになりますから。読む人間がどう反応するかを極端なケースまで予想して書く。ウェブは書いたことにかなり悪口を言われますからね。しかも、新聞や雑誌を違って反応がダイレクトだから、書いたほうもついつい悪口を読まざるを得なくなる。そうすると、あれこれのケースを考えながら書くようになって、すっきりした文
作家であり、文学サークルでも著名な講師であるConstance Hale女史が、ライティングに関するワークショップを行いました。彼女は、プロのライターに文章の磨き方を教えるプロなのです。WIREDマガジンの編集者として長年培ってきた知識や、弁護士、CEO、広報など仕事で文章を書くことを必要とされる人たちと働いてきた経験を元に、ありきたりの文章をイキイキとしたものに蘇らせるテクニックを教えてくれました。 これは、文章を書くことを生業にしている人だけでなく、メールやブログや企画書など、あらゆる文章を書く人にとっても、かなり使えるテクニックだと思います。素人からプロフェッショナルまで必見です。 1. 使い古された言葉ではなく"自分の言葉で"書く 私たちは本当に豊かな言葉を持っているのです。それをぜひ使ってください! 同僚に宛てて書いていても、まったく見知らぬ人に向けて書いていても、いつでも一番ふ
ある短編小説の新人賞の下読みをした。 50本読んだのだけれど、総じて文章のリズムはうまい。けれど小説をちょっと誤解したまま書いた作品が少なくなかった。 小説は、書き手の妄想や欲望を自由に描ける個のメディアであり(共作の人もいるけれど)、自由であればあるほどすばらしいとは思うけれど、基本的な原則はやっぱりある。一見、椅子や机が飛び交うプロレスがアナーキーかつフリーダムに見えても、万国共通でヘッドロックは必ず左脇でかけるというルール(追記。メキシコは逆)があるように、ある程度の原則を踏まえていないと小説と呼ぶにはちょっと厳しい出来になってしまうのである。 最近のテレビドラマや映画の影響もあるのかもしれないが、キャラの心情がいやにストレートすぎたりする。たとえばある日本映画で土砂降りの雨のなかでキャラクターが佇んでいるというシーンがあった。つまり大量の雨を降らせることでキャラの悲しみを描いたつも
ちょっと斜め上の話になるかも知れないが。 子供にも広がるコピペ症候群~『考える』の空洞化(2) 子供にも広がるコピペ症候群…読書感想文を公開・学校提出用に丸写しを公然と認めるコピペ推奨サイトまで出現 学生のレポートや読書感想文にコピペが蔓延している、というお話。見た感じネット批判テンプレの延長に見えるが、まあそれについては今更だしどうでもいいや。 この手の話をする時、「評価する側」のスキルについて触れられているのを見たことがないんだけど、その辺どうなんだろうな。 当たり前だけれど、「書く」ことと同程度、あるいはそれ以上に、「書かれたものを評価する」ことは難しい。「文章について妥当な評価をする」スキルを身につけることは、「整然とした文章を書く」スキルを身につけることより、多分遥かに難しい。 知り合いの編集者さんから聞いた話なのだが。「ある作家さんが売れるかどうか」を評価することは、当たり前だ
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