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ブックマーク / gazfootball.com (12)

  • JFAの技術委員会が小学校以下であるこれだけの理由

    が早々に敗退してしまったがブラジルワールドカップはもちろんまだまだ続き、今晩からはいよいよベスト8の対戦が始まる。 結果的にはコスタリカを除けばアフリカ勢やダークホースなチームは全て敗退してしまったが、ベスト16の試合はどれも今大会の”自分たちのサッカー”日がノコノコ入って来ても一発で蹴りだされてしまいそうなぐらい、互いに戦う姿勢が充満した熱い試合だった。 今大会は時差や気候等の環境的なマイナス面があったとはいえ、明らかにアフリカ勢や北中米勢の力が向上しており、南アフリカ大会でいったんは躍進したと思われたアジア勢は、逆に彼らに抜かれてしまった感がある。このままでは次回ロシア大会でも結果が出せず、いよいよ出場国数の削減が現実化してしまうかもしれない。 そんな暗澹たる気分の中、チーム以上にお友達集団なJFAは喉元過ぎれば熱さを忘れるとばかりに新監督人事に余念が無く、「アギーレって言っちゃ

    JFAの技術委員会が小学校以下であるこれだけの理由
  • 「日本が子供の夢から覚める時」ブラジルW杯日本代表総括

    ビッククラブに在籍する攻撃選手を抱えて過去大会で最高の成績を目論んだ日本代表だったが、いざ蓋を開けてみればドイツ大会と変わらぬ勝ち点1、グループ最下位での敗退と、完全に日の期待を裏切る結果に終わってしまった。 そして昨晩にザッケローニ監督の退任が発表され、これでザックジャパンの4年間は終了する事になった。 W杯で失敗した原因にはいろいろな理由が考えられるのだが、最も大きなポイントはW杯に臨む上での大きな戦略面の失敗にあったのではないかと思っている。 所詮は「自分たちの自分たち」 今大会で良くも悪くもキーワードとなってしまったのが「自分たちのサッカー」。つまり、リアクションではなくて自分からリスクをかけて高い位置から攻撃を仕掛け、人とボールが早く動いてゴールに迫るスタイルなのだが、結果的にそのサッカーが出来た時間はコートジボワール戦の前半20分間と、コロンビア戦の前半45分のみで、その他の

    「日本が子供の夢から覚める時」ブラジルW杯日本代表総括
    law
    law 2014/06/26
    なるほどなあ。
  • 遠藤スーパーサブがもたらした成果と悩み

    10月のセルビア戦、オランダ戦の沈滞した試合から、わずか1ヶ月で見違える内容と結果をもたらした今回の欧州遠征。 その最も大きな要因は、来の日サッカーの美点である組織と献身性、戦術的にはコンパクトな守備陣形と前方からのプレスを選手全員が確認、共有できた事と、田や香川、岡崎、長谷部が一時の不調から脱した事にあったのはもちろんだが、それを裏から支えたのはザックの柔軟な選手起用だったように思う。 ザックがいきなり硬直的な「ベストメンバー」から、思い切ってターンオーバーを使って来た心変わりについては、原委員長の指示だとか、誰かの助言があったからだとか妙な邪推がされているが、以前のコラムでも書いたように、遠藤と田、香川を先発起用した場合の弊害に気づいたからではないかと思っている。 特にポイントになったのは、遠藤を2戦ともスーパーサブとして起用した事だろう。遠藤は、良い意味でも悪い意味でも「無理

    遠藤スーパーサブがもたらした成果と悩み
  • コンフェデ敗退で見えたW杯本番への課題

    今朝行われたばかりのイタリア戦は、前半のみ生観戦で、あとは通勤電車の中でスマホの結果を追っていた勝ち組です・・・(泣) ブラジルに3失点、イタリアに4失点という事で、世界相手に攻撃的な布陣を組めば明らかに守備に穴が開くという課題ははっきりしたわけですが、もう少し具体的なポイントを挙げてみると、次の3つに集約されるのではないかと思います。 ・センターフォワードの不在 あのイタリアでさえ、バロテッリの起用まではまともに点が取れないチームだったわけで、世界レベルで勝ち抜くためには強力なCFの存在は必須です。得点以外の役割だけでなく、マークを引きつけてスペースを作ったり、DFをナーバスにさせるなど、そこに良い選手がいる効果は多大です。 日の場合、前田や岡崎は頑張るけど力強さに欠け、ハーフナー・マイクは体を活かせず足元だけの選手に留まってますし、決め手となる選手の候補がおらず、未だにそれらしい域に

  • 親善試合フランス戦展望

    昨日は飲みの用事が入って、サッカーの試合を見られなかったので1日早いですがフランス戦の展望を軽く。 もう既にマスコミなどでは散々話題になっていますが、来であれば今までのベスト布陣をぶつけて力試しをする場であるはずだったのに、怪我人続出のために試合のポイントは主力選手の抜けた穴をどうやって埋めつつ戦うかという事になってしまいました。 特に、ポゼッションを保つためのキープポイントとして代表には不可欠だった田が、ふくらはぎの打撲でまだ練習に参加できていないのは非常に頭が痛いです。オランダリーグの試合では、まだハーフナー・マイクがポスト役としては不安定なプレイぶりしか見せられていないので、そこを敢えてハーフナーにキープ役をやらせるのか、守備を固めてカウンター狙いに切り替え、佐藤のような選手をトップに持って来るのかで大きく方向性が異なります。 そしてもう一つの大きな不安はボランチ。遠藤はザックジ

    law
    law 2012/10/12
    フランスブラジル相手に日本の力を見せつけて欲しいと思っていたのに、本田前田抜きで惨敗も恐れなければならない現状、ほんとにもどかしい。どこまでやれるか見てみたかったなあ。
  • 香川にとっての第一の試練

    昨日は胃腸に疲れが出てサッカーを見ることに集中できず、山岳ステージ3連戦の最後となった自転車レース、ヴェルタエスパーニャを見ておりました。 その合間に、香川の今節の試合を「ながら見」で見ていたのですが、香川の方はサウサンプトンのガッチリマークに相当苦しんでいた様子ですね。 ちょうど、ドルトムントからシャヒンが移籍してボランチからのパス供給が激減し、2年目でエースの香川に対して相手もマンマークを付けて来た時も同じように、香川は存在を消されて存在感が出せていませんでした。 その時に転機となったのが、パスを受けられないのなら自らがパスを出す役を担おうとした事。つまり、香川が頻繁に中盤へと下がってボールを受ける事で、香川へのマンマークが緩くなると同時に、彼が下がって開けたスペースを使えるようになるという、二重の効果がありました。 ただ、それをユナイテッドでやれるかと言うと、そう簡単ではないかと思い

  • 「まだまだ楽観は出来ないけれど」イタリア・セリエA第1節 ペスカーラ-インテル

    昨シーズン、ラニエリ監督の後任として暫定的に内部昇格したストラマッチョーニ監督が、そのまま留任して新シーズンを戦うことになったインテル。 今までスタメンの常連だったルシオ、パッツィーニを放出し、サムエルはベンチ、移籍が噂されるジュリオ・セーザルとマイコンはベンチ外と、一気に若返りを図っての開幕戦だったが、セリエB昇格組のペスカーラを相手に3-0と快勝、いつになく好発進を決めてしまった。 とは言え、どちらかと言うとペスカーラの守備のお粗末さに助けられた部分が多く、ペスカーラはホームでもインテルを警戒して7~8人で守備ブロックを敷いて対処しようとしていたのはいいけど、ゾーンを作るだけになってしまって肝心のマークがユルユル状態。 前半17分の先制点の場面では、ミリートのグラウンダーに逆サイドで反応したスナイデルに完全ドフリーで流し込まれ、2点目もオフサイドラインをやすやすとカッサーノに突破され、

  • 「勝者、審判」アジア最終予選 オーストラリア-日本

    いや~、サッカーというスポーツは選手がボールをゴールに入れることで勝敗が決まるスポーツだと思っていたんだけど、審判が得点や選手の増減を好き勝手に決めるものだとは思わなかったよ(笑)。 まあ、審判の問題を除けば試合内容は非常に拮抗した好ゲームではあった。 オーストラリアは、完全に予測通りロングボールをケーヒルに当ててセカンドボールを拾うスタイルのサッカーで攻めて来た。それに対して日もDFがコンパクトにしようという意欲はあったのだろうが、一度ケーヒルにDFラインを動き出しとスピードで突破されてしまった事により、日はラインを上げられずにバイタルやSBとの間のスペースを使われる羽目になってしまった。 日は最初の20分間続いたオーストラリアの猛攻を何とかしのいでポゼッションを回復したのだが、オーストラリアは自分達が出足で上回れないと分かると、さっと10人でコンパクトなゾーンを作り、狭いスペース

  • 「教祖モウリーニョ?」MONDAY FOOTBALL SPモウリーニョのすべて

    昨日はすぐに見たい試合のストックが無かったので、録画していたスカパーフジの「MONDAY FOOTBALL SPモウリーニョのすべて」を見ていた。 「私はヨーロッパチャンピオンである。私は"Special One"だ」 「私の監督としての資質は完璧だと言える」 「私ほど弱点の少ない監督はいない」 と、傲岸不遜という文字を絵に書いたような発言、審判や相手監督に対する絶え間ない挑発と中傷から、一見すると敵が多いように思えてしまう人物だが、インタビューに答える選手は基的に贔屓が多いという部分を差し引いても、ランパードやスタンコビッチ、マテラッツィといった気難し屋と知られる選手たちが、モウリーニョに対する尊敬と愛情を言葉で並び立てる事にやはり驚かされる。 まず、彼は友達や兄貴のように選手と接し、家族の事を常に気遣って休暇という褒美を与えつつ、事あるごとに「君は世界一の選手だ」と褒め讃えて自信をつ

  • 「モウリーニョが凄いのかオランダが弱いのか」欧州CLグループG レアル・マドリード-アヤックス(2-0)

    見た目、ファーガソンやリッピのように凄いカリスマがあるように見えないのに、数あるスター選手をあっという間にチームの歯車にしてしまうモウリーニョの力というものは、いったいあのちっこい体のどこにあるんだろうね? レアルが見せたサッカーは、まさにモウリーニョスタイルと言うべきもので、全員が統率してコンパクトに守り、攻撃に転じると選手がバランスを取りながらワイドに展開、そして必ず逆サイドが高い位置に上がってサイドチェンジからロナウドらが個人技で仕掛け、そして中にはエジルやディマリアといった2列目が忠実にPAまで入り込んでシュートにからむという、現代サッカーのセオリーの塊、お手のような内容だった。 エジルやケディラ、イグアインがよく走ってチームプレイに徹するのは当然だけれども、あのクリスティアーノ・ロナウドさえ普通のサイドの選手のように、守備をこなしてサイドに張って、エゴを見せずにチャンスメイクに

  • はい、日本は普通に格下でした(笑)

    たった今、日韓戦を見終わりました。 また気が向いたら明日何か書くかもしれませんが、録画を見る前にちょっとTwitterを覗き見していて、よほど日はひどい状態だったんだなと覚悟して見始めたせいか、岡田監督の下でのバラバラ戦術、そして11人対9.5人で戦っている割にはまあまあの内容と結果だったんじゃないですかね。0人と0.5人が誰かは言わなくても分かるでしょう(笑)。 それにしても、負けている時に攻撃に転じなければならないはずの交代要員が、森はいいとしても、その後が中村憲に駒野、そして矢野とは夢も希望も戦略も何もありませんな。 まあ、個人能力やサイドで1対1やスピードで仕掛けられる香川や石川を捨てて、似非ポゼッションちびっ子サッカー田というちぐはぐサッカーに殉じることにしたのだから、こういう結果は火を見るより明らかで、今頃暗雲とかショックを受けた、なんて何を寝ぼけたことを言ってるんでし

  • 「コンセプトに殉ず」キリンチャレンジカップ2010 どっか-セルビア

    トルシエのような規律も無い、オシムの運動量と連動も無い、ジーコにはたまに感じた連携や個人のきらめきも無い。 じゃあ、岡田ジャパンにいったい何があるのか? そう、それはコンセプトだ!! ちびっ子を前線に並ばせ、攻撃時はごちゃごちゃと集まった前線と中盤でチマチマと足元でパスを回し、やっとクロスを上げたと思ったら簡単に跳ね返され、相手ボール時には2列目がプレスをかけてみるものの、後ろが連動しないので簡単に交わされ、何故かSBが最初から無駄に上がっているのでスペースが作れずにサイドチェンジできず、楔の縦パスを入れるときにはカバーの人数が2~3人しかおらず、ボールを奪われたら後ろからズルズルとドリブルを追いかけるだけで奪い返すことすらかなわず、スカスカの中盤からノープレッシャーでスルーパスを出され、いとも簡単に失点を重ねる。 選手選考では、Jリーグで好調な選手には見向きもせず、ベストメンバーはどんな

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