This post is also available in: English (英語) 概要 本シリーズは、疑わしいネットワークアクティビティの調査やネットワークトラフィックのパケットキャプチャ(pcap)の確認を業務で行っておられるセキュリティ専門家を読者として想定しています。このため本稿での手順説明は読者の皆さんがWiresharkの使いかたをご存知であることを前提としています。また、本稿にて利用するWiresharkのバージョンは主に3.xとなります。 昨今、対象となる疑わしいネットワークアクティビティのトラフィックが暗号化されていることは珍しくありません。今はほとんどのWebサイトが Hypertext Transfer Protocol Secure(HTTPS)プロトコルを使用しており、そうした通常の Webサイトと同様にさまざまなマルウェアもまた HTTPS を利用していま
ここでは、表題にもあるとおり、nmapという、セキュリティ確保に非常に役立つツールについて説明します。 ただし、この文章、長いですよぉ(笑)。 このツールは、ネットワーク上のサーバーが、「どの様なサービスを提供している(可能性があるか)をリモート(ネットワーク越し)に調査するためのものです。 なぜ、提供しているサービスを調査することが、セキュリティ確保につながるのでしょう? どんなサービスが動いていたっていいじゃん、とか、俺はどんなサービスを使っているか知っているから、なんていう声が聞こえてきそうです。 しかし、多くの場合、使っているつもりのないソフトが動いていたりなんかして、サービスが知らぬ間に動いていたりします。 知らぬ間に動くんだから、ろくな設定がされておらず、余計にセキュリティ上危ない、ということになりますねぇ。 また、トロイの木馬のように、勝手にサービスとして動いてしまう悪意のツ
本投稿では自宅やオフィスといったネットワークに接続されている機器がインターネットに対してどのような通信をしているのかを監視するため、Raspberry Piを使ってインターネットと自宅・オフィスネットワークを行き来する通信をキャプチャできる環境を低価格で構築する方法について解説します。 はじめに:なぜ自宅やオフィスのネットワーク監視が必要か インターネットの普及とともにインターネットに接続して動作する機器は急速に増加しました。昔は一般的な家庭やオフィスでもインターネットに接続するものなどせいぜいPCが1、2台でしたが、今やテレビ、ゲーム機、ビデオレコーダー、スマートフォンなど様々なものが自宅やオフィスのネットワーク・WiFiに接続して何かしら通信をしており、その台数も同居人・オフィスのメンバーの人数に応じて多くなります。 IoTというトレンドワードもあり、照明器具やおもちゃなど新たにネット
インターネット崩壊について考えるためのページ インターネットの理想は90年代半ばに崩壊した。現在のインターネットは共同幻想である。 その幻想としてのインターネット(もはやインターノットと呼ぼう)も化けの皮が剥がれて崩壊する日は近い。 心配すべきはインターノットではなく、インターノットに依存した社会である。 T.Suzuki関係 毒入れ関連 DNSSEC はなぜダメなのか Forged Delegation Injection into Empty Non-Terminal with NSEC3 DNS 毒入れの真実(Oct 24, 2015 @DNS温泉補講) Blog: 開いたパンドラの箱: 長年放置されてきた DNS の恐るべき欠陥が明らかに 解説: キャッシュポイズニングの開いたパンドラの箱 -1- 解説: キャッシュポイズニングの開いたパンドラの箱 -2- 頂上は如何に攻略されたか
iptablesでサーバを守るときに知っておくと良いことを3つ紹介します 1. 接続回数を制限する(IPアドレスごと) hash_limitを使います これにより特定ホストからの大量アクセス、DoS攻撃を緩和することが可能です 例 2. 接続回数を制限する(サービスごと) limitを使って制限します これにより多数のホストからの攻撃、DDoS攻撃を緩和します limitを使った制限は全ホストが等しく制限を受けるため、ssh等に設定すべきではありません。 (攻撃を受けている間は自分たちも制限されるため) Webサーバが大量アクセスで落ちそうな場合は使えるんじゃないでしょうか? 例 3. 接続IPアドレスを限定する IPアドレスの国別割り当てをAPNIC等から取得してコマンドを作ります この手のルールは長くなるので、ユーザー定義チェインにしたほうが見やすくなります 例 あとはこんな感じのスク
通信内容をキャッチすることによって、POP3・IMAP・SMTP・FTP・HTTPのパスワードを表示することができるフリーソフトがこの「SniffPass」です。「このメールアドレスのパスワードなんだったっけ?」という場合や「FTPのパスワードがわからないので実際に使っているFTPソフトの設定を見たが***になって表示されない」という場合に便利です。 パケットキャプチャ用のドライバは「WinPcap」と「Microsoft Network Monitor」が使用可能となっており、「Microsoft Network Monitor」のドライバを使えば無線LANからもパスワードを抜き出すことが可能となります。 というわけで、ダウンロードと使い方は以下から。 ◆有線LANの場合 まずは下記サイトから「WinPcap」をダウンロードします。 WinPcap, the Packet Capture
Windows95/98/Me/2000/XP/Vista/7、要するにWindows95からWindows7までのすべてのバージョンのWindows上で動作するフリーソフトとなっており、各NICなどのファームウェアを書き換えることなく各NIC(アダプタ)別にMACアドレスを変更することが可能となっています。変更する際はボタン一発でランダムに設定することができ、同じLAN内で稼働している別PCのMACアドレスをARPを用いて取得して表示してそれをコピーしたり、変更後にデフォルトのMACアドレスに戻したりすることも可能です。 これまでもMACアドレスを変更する方法はいろいろとありましたが、この「AnalogX AnonyMAC」はフリーソフトとしては非常に機能が充実しており、なおかつ簡単に使える、というのがポイントです。 ダウンロードと実際の使い方は以下から。なお、すべて自己責任で行ってくだ
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