じゅん@さん(40代半ばの男性)は企業で研究開発に携わり、茨城県で共働きの妻と二人で暮らす。運営するブログ「投信で手堅くlay-up!」の名称はゴルフ用語のレイアップショットにちなんだもので、大きな一発でグリーンを狙うのではなく、丁寧に一歩ずつ着実に刻みながらスコア獲得を目指す投資スタイルについて発信している。じゅん@さんに、どんな刻み方で手堅くコツコツと資産を積み上げきたのかその道のりを聞いた
※本ブログでは記事中にPRを含む場合があります 先週書いたブログ記事「知っておくべき日本の投資信託の黒歴史」には大きな反響がありました。 そこでは主に、日本の投資信託の生い立ち(誕生の経緯)について書きました。 すると、ブログやはてなブックマークに、 「日本はこんなところでも『上からの改革』だったのか」 「最初から投資家の方なんか向いてなかったわけか」 など、たくさんのコメントをいただきました。 しかし、日本の投資信託を「個人投資家目線」で語る上で、それだけでは不十分だと考えています。 日本の投資信託が誕生した後の、金融業界での「使われ方」も知っておいた方がいいと思い、この記事を書きます。 結論から申しあげると、残念ながら日本の投信は「個人投資家のお金を巻き上げる器として駆使されてきた」歴史があります。 いつくかの書籍から、その歴史をひも解いてみたいと思います。 「この3年が投資信託の勝負
山崎元さんと水瀬ケンイチさん共著で、投資信託関係者が今年もっとも注目する書籍:-)「ほったらかし投資術」が届きました。Amazon.comではまだ予約中で発売前のようなのですので、たぶん書評一番乗りです! さっそく中身をご紹介。 こんなに早く本を手に入れることができたのは、実は水瀬さんの執筆をちょっとだけお手伝いさせていただいたこと、それから書籍中にある「ブロガー列伝」の一人として登場しているからなんです。それで水瀬さんから出版社経由で一冊ご献本いただきました。感謝。 本書は「ほったらかし投資術」が主題、副題に「インデックス運用実践ガイド」とあり、明確にインデックス投資にフォーカスした本であります。しかも、著者が山崎元さんと水瀬ケンイチさんという、投信ブロガーのあいだで人気のあるふたりですから話題性も十分。僕もできあがるのを楽しみにしていました。 さて、その中身ですが、とてもよくできている
――信託報酬が安いほど長期の運用成績は上位の傾向。上位と下位では5年で数%の差。ニッセイAMのファンドが上位に。連動指数に対しては組入株式の配当金が主なプラス乖離要因。信託財産留保金も上乗せ要因に。 【詳細はこちら】 インデックスファンド騰落率ランキング(過去5年)、2010年6月末時点 首位は日経平均型・TOPIX型ともに野村アセットマネジメントのETFで信託報酬は最低水準。分配金込み基準価額の騰落率は指数に比べ5%超上回った。ただETFでは配当金をすべて分配に回し、再投資機能はない。 日経平均とTOPIXは国内株価指数の代表格。過去5年では双方とも下落したものの、日経平均がTOPIXに対し9.5%もの優位。日本株アクティブファンドも過半数がTOPIXに勝ったが、日経平均には多くが劣後。 株価指数は株式市場の平均的な値動きを示す指標のこと。日経平均株価とTOPIX(東証株価指数)は国内
松井証券の松井道夫社長と言えば、独自の経営でネット証券大手の中でも特異なポジションを確立した方です。ラジカルな発言は、切れ味鋭く、時にはハッとさせられます。 例えば、今年の年頭の挨拶では「足し算ではなく、引き算の経営」という話をしています。やらないことによって、会社の無駄を削ぎ落とす経営というのは、簡単なようで勇気のいるやり方です。 しかし、昨日読んだこちらの記事は、本当にそうかな?と思うような内容でした。 --- 「証券業の根幹は、突き詰めればコンプライアンス(法令順守)だ。例えば、当社は投資信託を扱っていない。投信を否定しているのではなく、販売方法が問題だ。対面なら良いが、ネットだけでは説明責任が果たせない。コンプライアンスの徹底による信用こそ、当社が他社と差別化できる最大のポイントだ。『筋の悪いものには手を出さない』姿勢を今後も貫く」 --- ネットで投資信託を販売するのは「筋が
最近登場した興味深いピクテのインデックスファンド ピクテ・インデックス・ファンド・シリーズ-ブラジル株 マネックス証券 特徴的なのはブラジルの株式を購入するには昨年10月20日から始めた金融取引税により投資元本(利益ではない!?)に2%かかるのでファンド購入時に合計2.6%(取引税2%+売買コスト0.6%)の信託財産留保額をのせてしまうというアイデア! こういうのは大賛成です。販売手数料として取られるより好印象です♪ このファンド説明会が先日あったのでブロガーさんがレポートしています ※自分は平日&都内の夜だったので不参加 ピクテ初のインデックスファンドはブラジルと中国。担当者「自分が欲しいものを作りました」 ファンドの海 「ピクテの新インデックスファンドシリーズに関する説明会」に参加してきました 吊られた男の投資ブログ ※ツイッター側の情報は自分がツイッターをしていないのでわかりません
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ETFのコストだが、特に信託報酬とよばれ投資家がETFを保有している期間中かかる管理手数料については、一般的な投資信託より安いといわれている。例えば、2009年末時点で日経平均株価に連動するインデックスファンド46本の信託報酬の平均は0.56%。これに対して日経平均株価に連動するETF5本の信託報酬の平均は0.23%である(リッパーのファンドデータ分析システム「Hindsigth」による)。 ETFの信託報酬が低く抑えられている理由としては次のことがあげられる。 (1)株価指数連動型ETFは、指数へ連動するように組み合わせた現物株式を証券会社や機関投資家に拠出してもらい、それと引き換えにETFの受益証券を発行する仕組みである。構成銘柄の変更などがなければ、原則として市場で株を売買することはないので、マーケット・インパクトを小さくする(つまり運用コストを低く抑える)ことができる。 (
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日頃当たり前だと思っていることでも、データに当たると当たり前でない場合がある。先日、少々心配になって、アクティブファンドの運用成績について調べてみた。 「日本経済新聞」(4月12日朝刊)の調べによると、2008年までの10年間で、「国内株式型・一般型」の投資信託(08年で431本)の半分以上のファンドが年間の運用利回りでTOPIX(東証株価指数)の利回り(配当込み)を上回った年は3回しかなかった。また、ファンドマネジャーは「運用成績は長い期間で見てくれ」としばしば言うが、5年間の通算パフォーマンスでインデックス型投信の利回りを上回ったアクティブ型投信の比率は3割前後しかないという(「日経」5月18日朝刊)。運用業界にとっては不都合なデータだが、これは古くからいわれていることで、意外感はない。筆者は安心した。 外国株の場合はどうか。バンガード社のホームページを見ると、米国の大型株式アクティブ
大阪市に本店を置く中堅のコスモ証券が、高齢の顧客らに十分な説明のないまま投資信託を頻繁に買い替えさせる「回転売買」で、多額の手数料を得ていた疑いのあることがわかった。顧客保護を定めた金融商品取引法に違反する可能性もあるとして、証券取引等監視委員会が金融庁に行政処分を勧告する方向で検討している。 関係者によると、コスモの複数の営業員が08年秋以降、投信を購入したことがある顧客に対し、短期間で別の投信に買い替えるよう勧めていた。頻繁な取引をすれば売却損がかさんだり、手数料の負担が大きくなったりするリスクがあるが、営業員は顧客に適切に説明しないまま、取引を進めていた模様だ。 証券会社は買い替えの度に一定の手数料をとるため、コスモは数億円規模の収入を得ていたとみられる。手数料を目当てに年金生活の高齢者に過剰な取引を迫っていた可能性もある。金融庁は監視委から処分勧告があった場合、業務改善命令など
こんにちは。 インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。 この11月に、 ジョインベスト証券が野村證券に統合されるそうです。 【野村證券との統合に関する重要なお知らせ】(PDFファイル) ジョインベスト証券は、 野村證券のダイレクトサービス (ネット取引サービス)の 「野村ジョイ」として再スタートを切るようですが、 投資信託で言いますと、 継承されないファンドが167本もあります。 (継承される投資信託の中でも、 一部手数料の変更があるようです・・) たとえば、拙著【積立て投資術】の中でもご紹介した、 ・PRU海外株式マーケット・パフォーマー ・海外債券マーケット・パフォーマー など、4つのPRUシリーズ また、 ・STAM国内債券 ・STAM TOPIX(国内株式) ・STAMグローバル株式 ・STAMグローバル債券 など、6つのSTAMシリーズは、 【いずれも、 「野村ジョ
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