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2009年11月21日のブックマーク (2件)

  • 『イングロリアス・バスターズ』を観たっ!(ネタバレ無し) - シン・くりごはんが嫌い

    初日のレイトでタランティーノ新作『イングロリアス・バスターズ』鑑賞。行くなんて一言も言ってなかったのに、映画好きの顔なじみが多数揃って、まさにお祭り状態だった。 『レザボア・ドッグス』と『パルプ・フィクション』以外の作品が微妙という人には、印象は悪かったかもしれないが、『ジャッキー・ブラウン』から『デス・プルーフ』、『キル・ビル』も同じように傑作だった人にとっては自信を持っておすすめ出来る至福の2時間半。セルジオ・レオーネの『ウエスタン』を彷彿とさせる冒頭から、『デス・プルーフ』にも似た唐突なラストまで一気に見せる痛快作である。 基的に映画を構成しているのはタランティーノ作品でおなじみの過剰なおしゃべり。一体何%がおしゃべりなんだよというほどに登場人物は喋り続ける。『デス・プルーフ』では、意味ねーという会話のシーンだったが(それがよかったんだけど)、『イングロリアス・バスターズ』では、腹

    『イングロリアス・バスターズ』を観たっ!(ネタバレ無し) - シン・くりごはんが嫌い
  • パルプノワール的傑作「イングロリアス・バスターズ」 - 深町秋生の序二段日記

    うわ、すごいもん見ちゃったなあ。 ……などと今年「ウォッチメン」を見たときと同様の感想を抱いてしまった。まあすごい。Q・タランティーノの新作「イングロリアス・バスターズ」である。 「アンヴィル」も「スペル」も「母なる証明」も山形ではやってくれなくてはなはだ絶望的な気分に陥ってるが、めでたく「イングロリアス〜」は上映してくれた。ありがたやと速攻で見て、「おもしろい! すげえ!」という感想と同時に「これは当たらない!」とも思ったのだった。一般的人気は獲得しえないんじゃないかと。 アメリカでは、QT映画でもっともヒットした作品なのだという。たしかにスリル満点で、私も気に入ったのだが……いやはやものすごくドライな仕上がり。地方の映画館で上映されるにはあまりにハードボイルド。演歌的なウェットさがなく、勧善懲悪度(ナチが相手なのに)が低い都会的な肌触りともいえる。まあそれがタランティーノ作品の魅力では

    パルプノワール的傑作「イングロリアス・バスターズ」 - 深町秋生の序二段日記