注:本記事は2017年1月時点の情報に基づきます。本記事の最後に最新の情報を追記していますので、そちらもご確認ください。 旧バージョンの開発環境で作成したアプリのWindows10対応やマイグレーションを行う場合に、そのアプリで和暦を取り扱っている場合には、元号改正に伴う対応を考える必要があります。しかし元号改正に伴う対応は個々のアプリケーションごとに前提条件等が異なりますので一律に話を進めることができません。 また、アプリケーション側以外の部分での対応が必要なものもあります。たとえば、1文字で元号を表す文字(㍾、㍽、㍼、㍻)の対応が挙げられます。新しい元号が収録されるかどうかはUnicodeに関わる話ですし、それを実際に取り扱う場合にはフォントの対応やIME辞書への収録が必要となります。 このようにアプリケーション側だけでは対応できない部分については一旦置いておき、この記事ではターゲット