22日午後4時20分ごろ、神戸市北区道場町で、延伸工事中の新名神高速道路の橋桁(長さ約100メートル、幅約10メートル)が約15メートル下の国道176号に落下した。神戸市消防局などによると、作業員らが巻き込まれ、33歳と37歳の男性2人が死亡。19~68歳の男性8人が重軽傷を負った。 現場は中国自動車道と山陽自動車道が分岐する神戸ジャンクションの東側。兵庫県警有馬署によると、当時、作業員35人が、有馬川やその西側を走る国道176号を東西にまたぐ橋を架ける作業中だった。作業中に橋桁が傾いて西端が落下し、国道をふさいでいるという。けが人はヘリコプターなどで市内の病院に搬送されている。