キズナアイだとか表現規制関連のあれこれを見ていて思ったこと。 私も何年か前は、フェミニストを名乗ってTwitterでさかんに議論していた。昼夜問わず、リアルの生活そっちのけで議論に没頭していたあの頃、私はTwitter依存症だったと思う。 当時の私が、女性、子ども、あるいはそれに似たものが搾取されている様子、またはそのように見える様子を目にする。すると私はほぼ脊髄反射で、Twitterでそれがいかに異常であるかを訴え始める。反対意見が来れば猛然と反論する。 なぜか。それらは私に、「いつかの私」が再び搾取されている感覚を、生々しい五感の感覚を伴って思い出させたからだ。たとえば、自分と全く無関係の二次元の誰かについてのニュースが、一分一秒じっと目にしているのも耐えられないほどに、私の心身を激しくかき乱し、圧倒するものになる。 「私は、この搾取の光景と、すべてを投げうって戦わねばならない。だって
ハロウィンに似た秋祭りが、日本でも長年行われてきた。その土着の祭りについて考えていくと、なぜ日本でこれほどまでにハロウィンが盛り上がるようになったのか、その理由の一端が見えてくる。 亥の子と呼ばれる行事がある。 「イノコ」と読む。 11月の亥の日に行われる。西日本のいくつかのエリアではいまでも行われている。 知ってる人はよく知っているが、馴染みのない人も多いだろう。 「亥の子」は何だかハロウィンに似ている。そこがちょっと興味深い。 亥の子について、「岡山の津山」出身の知り合いから聞いた。 津山の農村出身の彼は、子供のころ、毎年、亥の子に参加していた。地元ではいまでもやっている。 亥の子は、子供にとってとても楽しみな行事だったという。 ちなみに「祭り」とは言わない。「亥の子」と呼んでいる。「村の子供のイベント」という位置付けで、祭りというほどのものではないのだろう。 今年の11月の亥の日は、
先日、女性経営者が誕生日会をやるというので、呼ばれて行って来たら修羅でした。 200人ぐらいいたでしょうか。慌ただしくご来賓に挨拶をされている経営者ご本人のお姿を見ながら、私はひたすら瓶ビールを空にする作業を繰り返していました。さすがに来場者の過半は女性だったので凄いなと思ったのですが、話す人話す人みんな働いている人たちなんです。 野望や野心はもっとこう、内に秘めておいて欲しいんですよ いや、働く女性が輝くのは素晴らしいと思うんですよ。安倍晋三総理も女性に「お前ら輝けよ」って言ってますし、男女が平等に社会に参画する方針なのは別にいいんじゃないですか。男でも女でも頑張って生きていこうという人は応援したいですし、札束を見せびらかしながら月に行こうが、いい歳した女がアイスバケツチャレンジでビキニになろうが、本人が良ければそれでいいんだと思います。好きにしろよ。 しかしですね、そういう野望や野心は
10月14日放送のテレビ東京系「緊急SOS! 池の水ぜんぶ抜く大作戦」の最新回で取り上げられた長崎県大村市の大村公園の堀の水を抜く企画で、ボラなど約3千匹の魚が大量死した可能性が高いことがわかった。 「続いての緊急SOSは、美しい海を望む長崎県大村市から。この海に面した池の中に絶対出るはずのないものが大量発生し困っているという」(番組ナレーション) 海に近い大村公園の堀の水質は海水と湧き水が混じる「汽水」。そこに千匹以上のボラが大量発生し、池の水は汚れ、困った大村市の園田裕史市長が番組にSOSを出したのだという。 番組で6台の強力なポンプで4日間かけて1万トンの水を抜いたところ、ボラをはじめ大量の海の魚が発見される。お笑い芸人やタレント、園田市長、大勢のボランティアが大量の魚をたも網を使って次々と掬い、手掴みでプラスチックケースへ投げ込む。集められたボラはすぐ近くの別の池へ移された。 撮影
はてなブックマーク - 子どもの感性は、「性的なコンテンツ」一つで悪影響を受ける程脆弱なんだろうか | Books&Apps http://b.hatena.ne.jp/entry/s/blog.tinect.jp/?p=54225 ここのブコメ、なんでこんなアホばっかなの? 子供にAV見せろなんて極端な話してないじゃん。 キズナアイみたいな萌え絵レベルのコンテンツの話じゃん。 んで、なんで性的なコンテンツにだけみんな有害だー有害だーって過剰反応するの? 名探偵コナンとかだって、人の殺し方を毎週提供してるじゃん。そっちはなんで誰も規制しろって言わないの? バトル系漫画になんで暴力行為を呼ぶから規制しろって言わないの? あげくには「正しい性教育」? キスから始まる正常位しか認めないってか? そっちのがよっぽどクソみたいなディストピア社会に思えるんだけどな。 そんな無菌社会で18歳にな
ちょっと無理のある萌え絵批判が編集者の岩渕潤子氏からされている。その主張の問題点はネット界隈のオタクの皆さんが指摘していて概ね正論なのだが、岩渕氏の主張を上手く拾えていない気がする。萌え絵を見るとイタリアでのキャットコールを思い出すと言う話や、萌え絵の女性の身体特徴は整形手術を行なう風俗嬢と同じく客に媚びていると言う話*1に、思いやりの原理を過剰に働かせて、岩渕氏の萌え絵批判の論点を整理してみたい。 1. 萌え絵は公共空間に相応しくないは一貫する主張 萌え絵は公共空間に相応しくない。岩渕潤子氏の主張はこういう事だと思うし、一貫しているこれを主張したように思える。道を歩く女の子を冷やかすキャットコールと言うセクハラ行為が、公共空間に相応しくないと言うのは多数からの支持が得られるであろう。萌え絵の女性の身体特徴は整形手術を行なう風俗嬢と同じと言う説明も*2、性風俗の看板や客引きも公共空間に相応
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