新型コロナウイルスによる鉄道の利用客の減少を受けて、JR東日本は来年春のダイヤ改正で新幹線や在来線の平日の運行を合わせて200本余り削減するほか、一部の列車については混雑が予想される時期に「臨時列車」を運行することなどを明らかにしました。運行本数の削減幅についてはJR東日本発足以来、最大になるとしています。 JR東日本が17日発表した来年春のダイヤ改正では、平日・休日とも列車本数の削減が行われ、このうち平日の場合、首都圏や東北などの運行エリア全体で、新幹線で25本、特急で15本、快速や普通列車で199本と、合わせて239本削減されることになりました。 山手線など首都圏の16の路線については、朝の通勤時間帯の運行本数を1時間当たり、1本から4本減らすということです。 一方、削減とは別に、新幹線や特急の合わせて50本については、混雑が予想される時期に運行する「臨時列車」として形態を変えることに