ブックマーク / kozakashiku.hatenablog.com (3)

  • 「新自由主義批判」の何が問題とされてきたのか - 清く正しく小賢しく

    弊ブログではこれまで、「新自由主義(ネオリベラリズム)批判」を批判する記事をいくつか挙げてきた。そんなことをしていると、「新自由主義批判」は雑だと批判するお前の議論の方が雑じゃねーか、という批判ももらったりする。確かに「新自由主義批判」批判にも(筆者の議論含め)雑なものはあると思う。そして互いに「お前の議論は雑だ」と言い合う状況はよろしいものとは言えないだろう。 ということで、この記事では筆者から見た「新自由主義批判」批判の主な論点を挙げてみることにする。ここでの目標は、「新自由主義批判」を批判することではなく、より建設的な「新自由主義批判」批判が行われるようにするための論点整理である。そのため、論点全てについて「新自由主義批判」批判側の主張を擁護するような議論は行わないし、具体的な「新自由主義批判」の事例を逐一参照することもしない(ただし必要に応じて例示はしている)。なので『当にお前の

    「新自由主義批判」の何が問題とされてきたのか - 清く正しく小賢しく
    lcwin
    lcwin 2023/04/24
    「市場原理主義」と「新自由主義」、企業活動、税制、労働、行政、サービスなど個別に角度がつけられるし、例えば「マッチングアプリは新自由主義」なのかみたいな話はありうるとは思うが、分野毎の思想になるかな?
  • お知らせ - 清く正しく小賢しく

    econ101.jp 主に英米の社会科学者の論説を翻訳・紹介しているサイト経済学101で、ジョセフ・ヒース(カナダの哲学者)のWoke tactics are as important as woke beliefsという記事を翻訳させていただきました。*1 『反逆の神話〔新版〕「反体制」はカネになる』ハヤカワ・ノンフィクション文庫の序文でも触れられていた、「権威主義化・不寛容化した左派」について検討したエントリで、近年の一部の左派(ウォーク)の戦略を「反自由主義的リベラリズム illiberal liberalism」の一種として分析しています。日での様々な事例に直ちに適用できるかは微妙だと思いますが、示唆に富む内容となっているので、左派の方にぜひとも読んでいただきたいです(右派・反左派にばかりウケてしまいそうなのが厄介なのですが)。 断っておくと、ヒースは先鋭化した左派には批判的です

    お知らせ - 清く正しく小賢しく
    lcwin
    lcwin 2021/11/27
    「WOKE」と「WAKE AWAY」がカタカナ英語だと韻を踏むように読めるので、その辺の感覚というか、「目覚めた人」と「深淵を覗いた人」は鏡合わせ感的に語るのもまた面白そうではあり。日本の反左派も割と右派ではなくて。
  • 10分でわかる日本のメリトクラシー(≒学歴社会)研究史 - 清く正しく小賢しく

    誰もが教育学歴について語りたがるが、教育学歴の研究が参照されることは少ない。そして参照軸を失った教育語り、学歴語りは、まるっきり同じ論点について堂々巡りを繰り返す。あらゆる領域に当てはまることだが、教育においては特に、とっくの昔に解決した論点や、提唱されていた主張が、ゾンビのように(さも新しいものかのような顔をして)よみがえってしまうことが多い。 とはいえ、ここで時間も能力も有限な普通の人間に、「最低でも新書3冊読んでから喋れ」とか、「この論文くらい読んどけ」とかと言うのは、ほとんど「黙れ」と言っているのと同じだ(新書ぐらい誰でも楽に読めるだろと思ってるなら、認識を改めるべきだろう)。 ということで、この記事ではメリトクラシーに関する教育社会学の超有名な(記念碑的)研究を乱暴に要約し、ダイジェスト式に紹介していく。筆者は素人なので、研究の妥当性を判断する(できる)立場にないし、要約の仕

    10分でわかる日本のメリトクラシー(≒学歴社会)研究史 - 清く正しく小賢しく
    lcwin
    lcwin 2021/06/05
    往時のはてな非モテ論壇において「ハイパー・メリトクラシー」の概念が使われていたし、刈谷氏の論考への反応ははてなでもよくみた記憶。
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